最近はZaifを中心に使ってます。
Zaifってどうなの?
仮想通貨を購入するときに必要になる「仮想通貨取引所」。
日本だとbitFlyerとcoincheckが強いですね。特にbitFlyerのFXは世界的に見ても圧倒的な取引量を誇っています。
国内の取引所のなかでも、個人的におすすめなのが「Zaif」。その理由を解説しましょう。
Zaifはもっとも割安。
というのも!
coincheckとbitFlyerは、アルトコインの取引手数料がかなり高いんです……。
例として、実際にイーサリアムの価格を見てみましょう。
「Zaif」では38,300円ほどで約定しています。
同時刻、coincheckでは39,840円でした。
同じく、bitFlyerは43,671円。
他の通貨も比較に入れてみました。いずれのケースもZaifが最安ですね!
(*BTCは「取引所」の価格。板取引形式のため、価格差はほとんどありません。)
という感じで、かなりの価格差があるわけです!
ぶっちゃけ、アルトコインをbitFlyer / coincheckで買うのは損です……。
なぜこんな値段に差があるかというと、bitFlyerとcoincheckのアルトコイン取引は「販売所形式」なんです。
直接売りたい人と買いたい人がマッチングするのではなく、取引所が直接ユーザーに販売しているかたちとなります。
一方のZaifは、Zaifが取引所をユーザーに提供しています。中抜きが発生していないので、そのぶん割安なわけですね。
余談ですが、これは日本の取引所を利用するデメリットです。
海外の取引所はZaifのような「板取引」が当たり前なので、ちょっと異常な状態ですね……。
このままだと海外の取引所にシェアを奪われてしまうので、勝手に心配しています。Binanceとか日本語対応もしてますしね〜。手数料も安いのでおすすめですよ!(解説記事)
積立投資もできる。
もひとつ、Zaifは「積立投資」にも強みがあります。
bitFlyerにも同様の機能はありますが、あちらは手数料が不透明(恐らく割高)なので利用していません。Zaifは手数料がシンプルかつ安価なので、安心して使うことができます。オンラインのみで申し込み可能というのもうれしいですね。
積立投資は、ボラティリティ(変動率)が高い仮想通貨を購入するにはうってつけの手法。ぼくも毎月30万くらい投資してます。
以下、Zaifの説明から。
「ビットコインに興味はあるし、買ってみたいけど、取引所でのやりとりはめんどう、売買のタイミングもわからない」
「暗号通貨に将来性を感じるので、金やプラチナのように積立したい」などの希望を叶えるのがZaifコイン積立です。
Zaifコイン積立ではお客様の銀行口座から毎月固定額を自動引き落としさせて頂き、ご希望の金額を積み立てすることができます。
毎月27日に引き落とさせて頂き、翌月10日~翌々月9日まで、1日毎にご指定の暗号通貨を買付け、積み立てを行っていきます。
もちろん買付けは自動的に行われるため、買い付けのタイミングをはかったり取引所の注文を管理したりという手間はいっさいかかりません。
予算が決まっているなら、放置プレーでじわじわ仮想通貨の枚数が増えていきます。
パフォーマンスは良好で、年初に積み立てた分はおそろしいことになってます……。10,000円が50,000円に……!
積立は毎月1,000円からと、少額の設定も可能です。1日30円ちょっとなので超気軽。ぜひお試しあれ。先日イーサリアムも加わったので、長期投資派にはますますいい感じになりましたね〜。
トークン売買市場がこれから熱い。
もうひとつ。Zaifが他の取引所と違うのは「トークン」の扱いがあるんです。現在8種類のトークンが売買可能です。
トークンとは何か……という説明は難しいのですが、Zaifの場合は「企業が発行する、売買可能なポイントみたいなもの」と思っておくのがいいでしょうかね……。
説明上「ポイント」と書いてしまいましたが、必ずしも使い道があるわけでもないので、そこら辺は注意が必要です。
トークンを買う上では、そのトークンが何に使えるのか/使えないのかにも注目しましょう。
関連記事:【仮想通貨】「トークン」とは何か?事例で解説するよ。
これは個人的な予想ですが、トークン売買市場は、株式市場を補完する存在になっていく気がするんですよね。
上場していない企業にとって、トークンは上場と似たような資金調達手段になります。まさしくZaifはトークンを売却することで、多額の資金を調達していると思われます。
投資家目線では、未上場企業の株(トークン)を売買できる市場となります。Zaifを運営するテックビューロは未上場ですが、トークンを買うことは、彼らの株を買うことと似たような意味を持つ……とイケハヤは考えてます。
世界中には未上場の組織が無数にあります。非営利組織のように、社会的インパクトや知名度があっても「上場」できない組織体も存在します。
Zaifのトークン売買市場は、そうした組織にとって重要な資金調達先になっていくのではないかと考えています。イケハヤ予想。
COMSAとの連携。
Zaifを手がけるテックビューロは、日本最大、いや、恐らく世界最大となるICOプラットフォームの「COMSA」を手がけています。
ゴミが多いICO界隈ですが、COMSAには優良な案件が続々集まってくる……と期待しています。直近だと「Timebank」がICOを検討しているという発表がありましたね。
COMSAで販売されるトークンは、当然ながら、Zaifにスムーズに上場すると思われます。そこら辺はホワイトペーパーにも記述がありますね。
当座の予想としては、
- COMSAに優良な案件が集まる。
- Zaif上に優良なトークンがリストアップされる。
- 新興トークンを売買するために、Zaifに登録するユーザーが増える。
という流れが起こるんじゃないかな〜と考えてます。その流れでイケハヤが100万枚持ってるZaifトークンも値上がりするといいのですがw
取引所がICOプラットフォームを手がけるのは、非常に合理的な戦略です。coincheck, bitFlyerは追随する感じは今のところないので、このままZaifがおいしいうポジションを取りに行くのでしょう。
NEM/mijinへの期待。
テックビューロはNEMの企業版ともいえる「mijin」の開発にも関わっています。
NEMがオープンソースプロジェクトであり、パブリックブロックチェーンのプラットフォームです。
それに対してMijinは、2015年の秋頃からテックビューロ専属となった3人のNEMコアデベロッパーたちによって開発されている、プライベートブロックチェーンを構築するための製品です。
mijinは着々と導入が始まっており、今後続々とユースケースが増えていくと思われます。
mijinの普及がどのようにZaifに影響を与えるかは不透明ですが、「COMSA HUB」は絡んできそうな話ですね。面白いことができるんじゃないかな……。
COMSA HUBはパブリックブロックチェーン上の企業アカウントが持つアセットと、企業内mijinプライベートブロックチェーンの勘定とで、双方の残高の整合性を取ります。mijinのオプション機能として利用可能です。
課題もあるよ。
とまぁ、いいことばかり書いてきましたが、Zaifには大きな課題があります……。
サーバーが不安定なんですよ……w
最近、Zaif取引所のサーバーが脆弱ですが、Zaifはウズベク語で脆弱らしいです。 pic.twitter.com/z3Fr31bMU0
— Sanshirō (@hrbdbcisjjssk) 2017年10月15日
短期トレードをやりたい方には、Zaifはおすすめできません。FXとかやりたいならbitFlyerを使いましょう。
ぼくは長期ホールド&一切売却しない派なので、サーバーが落ちても特にダメージはありません。
とはいえ、この問題はさすがに運営陣もなんとかしようと努力しているはずなので、2018年には解決している……はず……。
メインの取引所として。
いろいろと書きましたが、現時点ではとにかく手数料が安いので、それだけで「一択」状態です。
coincheckとbitFlyerでアルトコイン買うのはもったいない。Zaifのような「板取引」が当たり前になればいいんですけどねぇ……。
実際、イケハヤはZaifをメインの取引所として使っております。coincheck、bitFlyerにも良さはあるので、うまく使い分けていくといいでしょう。
関連記事:おすすめの仮想通貨取引所はどこ?Zaif、coincheck、bitFlyerを比較。
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