21日に発売となるiPhone XSは、外観がほぼiPhone Xと変わりません。これについて、ニュースサイトMacお宝鑑定団Blogが、iPhone XのApple純正ケースがiPhone XSに使えるのかどうかを検証しています。
使わない方が無難かも
結論から言えば「無理にはめ込めば可能だが、素直にiPhone XS純正のケースを購入したほうがいい」といったところでしょうか。
iPhone XS/XS Maxの先行レビューが解禁となったのを受け、ニュースサイトMacお宝鑑定団Blogが早速詳細な実測レビューを行っています。同メディアによると、iPhone XSのデュアルカメラはiPhone Xに比べて長さが1.37mm、幅が0.01mm伸びているそうです。
- iPhone X:長さ24.13mm、幅11.26mm
- iPhone XS:長さ25.50mm、幅11.27mm
しかしApple純正iPhone Xレザーケースは、デュアルカメラ部分の開口部が長さ25.39mmとなっているため、長さ25.50mmのiPhone XSは「無理矢理はめて装着出来るレベル」とのことです。
逆に、iPhone XSのレザーケースへiPhone Xを装着した場合の画像を確認すると、ケースの開口部が大きすぎて隙間が出来ていることが分かります。
こうしたことから、ひとまずの結論としては「純正ケースは無理に装着すれば代用可能、サードパーティ製のケースはメーカーによって使える場合もあれば、使えない場合もある」と言えそうです。特別な事情がない限りは、iPhone XS向けのケースを購入した方が無難でしょう。
実際、Appleは「iPhone XSシリコーンケース」と「iPhone XSレザーケース」がiPhone Xでも互換できると示していません。
なおMacお宝鑑定団Blogは、スマートロック/ロック解除機能を搭載した手帳型ケース「iPhone Xレザーフォリオ」をiPhone XSに装着したところ、カバーを開閉検知するためのセンサー「Hall Effect sensor」が機能しなかったため、センサーの数や配置をAppleが変更した可能性についても指摘しています。
Source:Macお宝鑑定団Blog,Apple
(kihachi)