DynalistとScrapboxとEvernoteの使い分け
下記記事3連発に色々影響を受けてます。
EvernoteからScrapboxへ乗り換えることにしました – 佐々木正悟のライフハック心理学
Scrapbox手帳 – 佐々木正悟のライフハック心理学
ScrapboxとDynalistとの棲み分けは? – 佐々木正悟のライフハック心理学
ちょうど自分も、これらのツールをどうやって使い分けようか悩んでるところで、自分の脳内を整理するためにもちょっとこの辺り現段階で考えてることをまとめてみたいと思います。
ほとんどのメモをScrapbox(にしようとしてる)
基本的に最近は、可能な限りあらゆるメモをScrapboxに残そうと努力してます。
ただ最近になって、セミナー管理もScrapboxにしてみています。
やってみると、これの方がずっと楽だという事実に行き着きました。
中略
しかも、ネタにはネタのタグ、持ち物リストには持ち物リストのタグ、メールの定型文にはそういうタグを付けておけば、あとから別のセミナーのためにも活用できる。
色々とScrapboxで新しいノートを作ってるんですが、ほとんど全てが「記録」ばっかりで、なんていうかもうちょっと「資料」みたいな用途では使えてなかったんですよね。
でも、これらの記事読んでると、Scrapboxは十分に便利どころか「今後も使える資料を作りやすい」って意味で現状考えうる最強ツールになるのではないか、って期待が出てきてます。
とにかく最近使ってて便利だと思うのが「タグ覚えられない問題」をScrapboxならば解決できそうなところ。( “[“をつけて単語をかくと、すごく賢いあいまい検索で候補を出してくれる)
とりあえず今度のお出かけ計画については、Scrapboxで旅程とか持ち物とか考えたりまとめたりしてみようとしています。
バレットジャーナル的日記をDynalist
じゃあそうするとDynalistってどうするんだろう、って悩んでるんですが、Dynalistは以下のようなところが大変に便利。
- スクロールで全部眺められる
- タグでの絞り込みが簡単(時系列に並ぶ)
- 検索での絞り込みも簡単( and, or検索や日付限定検索なども可能)
「リンクで移動しまくれる」Scrapboxに対して「ほぼスクロールだけで探せる」上に「タグでの絞り込みが強力」なのがDynalistの面白くて便利なところ。
とにかくDynalistは「並んでくれる」ってところが便利なので、相変わらず「バレットジャーナル的な日記」としては大いに活用しています。
睡眠時間と体調の変化、みたいなやつを「# OR # 」みたいな検索一発で一覧表示できるのはやはり超便利だし、過去の出来事1行日記をザックリ時系列に見渡せるのはやはり楽しい。
ただ、他との関連性を見つけたりする分にはやっぱりScrapboxの方が良いことが多くて、そういう意味で「Dynalistに1箇所の詳しいメモや日記は書かない」で「日常の繰り返しの出来事」をメモしているような感じになってます。
牧歌の里に行ってきた、って記録はDynalistの出来事としては1行の記録が残ってて、詳しいことはScrapboxに書いてある、という感じ。
だいたいこんな感じのことをDynalistに残してます。(Dynalistに同じものがあって、これらは単語登録で呼び出せる)
その他Dynalistの使い道
あと他にも、わざわざScrapboxでやろうとするとめんどくさそうでいい方法が浮かばなくて、そのままDynalistを使い続けてるのがこういう用途。
- 家族会議の議題&ログ(Scrapboxは取りこぼしが発生しそう&共有の快適さ)
- Podcastネタリスト&カンペ&ログ
- 脳内整理アウトライン(アウトラインプロセッシングLife最強)
めんどくさい奴はEvernote
最後に、ScrapboxとDynalistに保存しようとするとめんどくさい情報、ってやつを「保管庫」としてEvernoteに入れてます。
紙のスキャンとかは、全部ScrapboxやDynalistに保存しようとすると手数が多くて面倒だからEvernote。
調べごとやお勉強などをしている最中に参考資料として良さそうだな、ってWebクリップを集めておくのとかもEvernote。
また、年に1回あるかないかレベルなんですが、海外旅行などの「ネットが使えない状態が一定時間以上存在する」場合には、Evernoteのオフラインのノートってのも重要なのかな、って思います。
ただ、お勉強中の資料などは「集める段階で整理してScrapboxに入れたほうがいいんじゃないか?」って思ったり、オフラインで使いたいものがある場合、Evernote使うよりメモ帳の方が(保存されてる情報量が少ないので)サクッと取り出して使いやすいんじゃないかと思ったりとかして、全体的にEvernoteの活用度は下がってきています。
ローカル容量を減らすのとか同期時間を短くしようとするのはいいんだけど、最近はそのせいでとにかくノートの表示が遅い。
倉庫としてならまだいいんだけど、ちょっとこれは「メインのツール」としては使いづらいかなぁと思ってます。
まとめ
というわけで大雑把にまとめるとこんな感じ。
- Dynalist:バレットジャーナル的日記と家族会議、脳内整理
- Scrapbox:可能な限りのあらゆるメモ
- Evernote:紙と自動転送メール
2018年8月にScrapbox熱が復活してからは、かなりいろんなことがScrapboxで便利に済ませられるんじゃないかと思うようになってきてます。
とにかく最近は[タグ]を付けようとする時に出てくる候補が超賢くて素晴らしいと思うようになりました。
また「未完成でいい」という心がけのおかげで、とりあえず雑にタグつけといて、同じものを目にしたらちょっとだけ中身をアップデートする、ってのを意識するようになり、全体的な快適度がもう一段階上がりました。
「書いて」「ついでに関連してるやつ見て」「ついでに修正」みたいな流れを繰り返していくことで、全体的に「情報が死ににくい」のが素晴らしいところかな、とScrapboxベタ褒めして終わるのでした。