放射能安全神話?

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原発事故があってかれこれ7年。

当事者と、当事者外とに分かれ、その隔たりは、地球の南極と北極との距離ほどに大きくなってしまった。

私は後者にあたる。

原発事故の場所からは遠く離れた所に居住し、事故や放射能とはほぼ無縁の生活を送っている。

たまに、テレビの報道で放射能の「ホットスポット」「福島の小児甲状腺がんの増加」「帰宅困難地域」「事故原発内作業員の被爆」を見る。

地元のスーパーでは、たまに福島の食品を目にする。

繁華街では、「復興応援セール」を見かけることもある。

恐らく、他の日本国民がほぼこういう状態であろう。

なんの不思議もない。

しかし当事者は違うのである。

「放射能は安全だ」
「汚染なんて無い」
「原発事故はデマだ」
「原爆投下もデマだ」
「はだしのゲンもデマだ」

この7年間で得た答えらしい。
彼等によると、あれ以来放射能の勉強をしたと。そしてその考えは正しいらしい。

ただ、そんな放送はテレビでは私は目にしたことが無いし、厚労省も断言していない。

はっきり言おう。
彼等の「放射能安全神話」は、ウソだ。

色んな説を唱える学者は、いつの時代も居るだろう。

しかし、神話を真実として揺るがないし、違うのではと指摘しようものならば歯を剥き出して怒ってくる。

そしてこう言うのである。
「被災地に全て押しつけるな」と。

いつ私が押し付けたのだ?
それに、福島を利用しているのは東京(もう原発事故のことなどほぼ忘れている)であり、虐げているのは東電だろう。

前ブログでも記したが、彼等のような神話同盟は、
「自分達が信じたいことだけが正しいと思い込み、他者を排除するタイプ」
なのだろう。

非常に厄介である。

自分達では気づいてないのだろうが、完全に「神話同盟とその他の国民」という二極化に分かれてしまっていて、ガラパゴス化しているのだ。

国民の皆さん、もうお気づきだろうが、「部●解放同盟」と同じような存在になろうとしている彼等はだいぶズレていて、耳を貸さないのが賢明ですよね?

知らぬ間に、このような存在が出来てしまっていた。

まるで「帰宅困難区域」の野生動物のように、新しい存在である。

そして、皆この存在に対して実は無関心であり、問題があったとしても正当に対処する方法がわからない。そして放置、神話同盟のガラパゴス化が進むのである。

この存在は何であろう?

私は不思議に思う。

そして、恐らく何かに利用される存在なのだろうなと考える。

予想ではあるが、世界中の核廃棄物処理が日本で始まった際(もう決定した)、この団体が前面に立って安全性を宣伝するのだろう。

(恐らく、もう随分前から、もしかすると先の大戦前からこのことが決まっていたのかもしれない)

いかにして阻止できるか?
反対派を支持することで答えが見つかるのか。

私の予想は一旦ここまで、である。

また新しい情報があった際は、書くことにしようと思う。