タワーレコード仙台パルコ店 | not title

タワーレコード仙台パルコ店

テーマ:ライブレポ

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インストアイベント

9月13日(木)
タワーレコード仙台パルコ店

司会:川本さん


川本さんの呼び込みでメンバー登場

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川本「こんにちは!あ、こんばんはか?」

怜「こんばんはだね」

圭「マイクちっちゃい」

圭が川本さんのとこ行って機材チェック

怜「あーあー、あ!入りました!」

川本「マスターが下がってたみたいです。失礼しました。」

怜「はい!こんばんは!仙台去年ぶりに来たんですけど今日は短い時間ですが楽しみましょう。よろしくお願いします。」

圭「こんばんは。ギターの圭です。今日は昼間から仙台来たんですけど明日ライブということで楽しみにしてて下さい。よろしくお願いします。」

怜「後ろ見えますかー?」

みんな頷く

怜「じゃぁ座んなくて平気かな?」

川本「大丈夫ですね!ではさっそくですが今回のAN ETERNITY、FLOWER OF ROMANCE、仙台の人にだけどこにも言ってないこと何かありませんか?裏話、レコーディング秘話、エピソード、なんでも結構です。」

怜「言ってないこと………ある?圭ちゃん?」

圭「ちょっと考えていい?」

怜「同じく考えてみる」

川本「無茶振りでしたね」

怜「結構言ってるもんねー」

川本「なるほど。では少しずつ紐解いていきましょうか」

怜「はい、どうぞ」

川本「この楽曲、できたのはいつ頃なんですか?これは圭さん?」

圭「4〜5月かな?」

川本「正月?」

圭「4〜5月!!」

川本「あ、4〜5月!失礼しました」

怜「いいね!川本ちゃん今日飛ばしてるね」

圭「ちょっと重たい話なんであんまり言わないようにしてたんだけど、今回そんなインタビューしてないもんね」

怜「そうだね」

圭「AN ETERNITYはツイッターにも書いたんだけど、近い先輩ミュージシャンが亡くなって、その方のお葬式に行って、そん時に自分の中で流れてた気がしますね。ずっと鳴ってたというか…棺が運ばれてる瞬間とか。それを家帰って形にしたって感じですかね。」

川本「じゃぁAN ETERNITYの楽曲を受け取った時の怜さん」

怜「曲の持つメッセージとか凄く大事だと思うんですよ。そこを素直に圭は俺に対して伝えてくれたし、それに対してどーゆう空気が合って、どーゆう言葉の温度がいいんだろうってまず自分なりに書いて、それをまた圭に渡して、今回に関しては英語の部分何パターンも悩んだもんね。そこは何度も話し合って結構密になる時間が多くて。2曲ともそれは言えるんだけど、そーゆう思い出はたくさんありますね。」

川本「圭さんちなみにFLOWER OF ROMANCEの方は…」

圭「FLOWERはここ何年かの自分が作ってない感じの曲だなと思って。昔の自分っぽい曲というか。ネガティヴじゃないけど、昔って結構マイナスパワーみたいなもんを力に頑張ってたところがあったから。去年の今頃というか、後半の方、今思うと俺落ち込んでて、思うように結果がでなかったりとか、数字的なものも自分に乗っかってきて。そーゆう落ち込んだ気持ちが発端だったんじゃないんですかね。そーゆう気持ちをここ何年か曲にしてなかったんで。ポジティブなメッセージしか。たまにはそーゆうのを形にするのも次のアルバムには大事なのかなって思って形にしましたね。」

川本「怜さんは?」

怜「そうだね…なんだろ」

圭「凄い悲しい曲だねって最初言ってたよね」

怜「うん!初め強い雨に打たれてるような感情の嵐というか、そーゆうのを凄い感じて、書くとき俺は綺麗に書いた方がいいのかなって思った時に圭が綺麗じゃなくていいよって言ってくれたことで凄い素直になれてそこから凄いバーって書けた曲で、その後圭と話あって、ここはこーゆう言葉の方がいいんじゃない?って言い合えることに幸せを感じたり、だからこの曲ができた時俺圭にありがとうって言ったね。凄い自分に必要だった。それはすごい思ってます。」

川本「このツアーで2曲ともいい感じになってますからね。明日初めて見るって方もいらっしゃると思うんで楽しみにしててください!そのツアーなんですが、IN THE ATMOSPHEREというツアータイトルに込められた思いとアートワークについて教えて下さい!と」

圭「大気圏とか、そーゆう意味なんですけど、ツイッターとかで言ったかな?空間に溺れるとか、そーゆうイメージがあったのでそーゆうアートワークにしました」

圭「次のツアー発表されてるけどタイトルとかまだ発表されてないのはもう少しお楽しみってことで。また次のツアーはコンセプトとか違うので」

川本「せっかくアートワークの話になったんでCDジャケットの話も。今キャンペーン回っててさっきもラジオのパーソナルティーの方からかっこいいとベタ褒めされてましたが、こちらについても改めてみなさんにイメージをお伝え頂けたらなと」

圭「2人体制になってからPLANETARY出して、色々映像作品出したりしてるんですけど、改めて2015年の再スタートからそーゆう目に見えるものは音と同じぐらい大事だと思ってるし、そう言ってて、こっから先、やりたくないことは絶対しない!って」

怜「言ってた」

圭「少しでも納得いかないことはやらない、納得いかないものは出さない、時間かかってもそれだけは絶対決めるって。前まで状況もあるし、色々譲って後悔したこともあったから。人生みんなも色々あると思うけど、それをしないと決めてるから、それにのっとってやってるって感じですね。」

川本「怜さんは?」

怜「やっぱりその意思っていうのは1番最初に二人体制になってから決めて、僕もその気持ちにのって、まっすぐ、だから言葉を研ぎ澄ます時はギリギリまで選ぶし、歌い方もそうだし。そこは僕もそこにのっとってやってますね」

圭「最近よく話すけど、例えばインタビューで僕しか受けてない時もあると思うんですけど、今日はライブの事情で、彼が喉を温存したいってことでラジオのキャンペーンは一人でやらせてもらったんだけど」

怜「そうなんですよ」

圭「俺たちちゃんと役割があって、何かこーゆうの作ろうと、こーゆうのやりたいんだけどって作るのが俺の役割で、それを怜に話して怜はそれを想像して共有する、人が提案したものに対してそこに浸って自分を表現するのが得意な人もいれば、自分から生み出すのが得意な人がいて、それは一人ひとりの個性だから。俺たちはそれがすごくハッキリしてる。だから俺でしか話せないこともあるし、なんでこの曲作ったんですかって怜に聞いても怜はそれは圭に聞いてって話だと思うんだよね。」

怜「そうだね」

圭「昔はボーカルがそれを代弁しなきゃいけない、ステージ上でもこのバンドはこうなんだ!ってボーカルが説明しなきゃいけない、説明してよ!って時期もあったんだけど、そーすると100%の言葉じゃないじゃん。だからそーゆうのは俺が説明しよう。怜は怜で怜が思ったことをMCで言うようにしよう、怜が思ったことしか言わないようにしようって。そーゆうのをハッキリしようってこのツアーから決めてるから」

怜「そうだね」

圭「だからインタビューの役割もどうして作ったとかは俺が話して、怜は怜で怜にしか話せないことあるし、だからそれをハッキリさせてるってことを理解してくれてると思うけど、理解してくれたら安心できるんじゃないかと思いますね」

怜「そうですね」

川本「ツアーも後半ですが、今回のツアーで1番気をつけてることは何ですか?」

怜「今ちょっと圭の方からも話が出たんだけど、こんなロングツアーってあんまりやったことがなかったから、ここで喉を温存しておこうぜってこともできないし、今回アウトストアとかインストアとかみんなとずっと話したり意思を共有してライブ終わった後も気持ち聞けて、俺も遠慮せずに喋りたいから、そのためにどうしたら、どうしたらこの楽器を(喉を触りながら)気持ちよく使えるんだろうってずっと考えてて、さっき役割の話も出たけど俺本当嬉しかったんだよね。怜は喉を温存しようよって言ってくれたのは圭だったし。そこに対して俺は100%行った方がいいって気持ちもあったし、みんなに会った時に全力で出来るしって気持ちもあって。それが今回チームもそうだし、すごい育ってるんですよね。そーゆう意味で言いたいことがどんどん離れてっちゃったけど、自分の大切にしてるものを理解してくれる仲間がいるってことを感じてます。」

川本「圭さんは?」

圭「怜も言ってた通りロングツアーだから、毎回来てくれてる子もいるし、半分ぐらい来てくれてる子もいるし、1本しか見れない子もいて、毎回状況が違うじゃないですか。だからいい意味で、本当いい意味で無心になってその時にしかできないことをやろうと思ってやってるかな。同じライブをしたくないし、できないから、本当自分が空になって、その場でしかできない演奏とか、できない気持ちを…だから毎回来てる子も何か違うものを感じるから毎回来てくれるわけじゃない。必ずその日の自分にしか表現できないことをやろうと思ってることですかね。気をつけてる」

川本「ステージから見てるバロッカーの様子って変わりましたか?と。メンバーさんから見てファンの方が」

怜「そうだね。でもいつもいい顔してるよ。これお世辞とかじゃなくて。気持ちを込めれば込めるほど伝わるといいか…本当にいいんですよ。なんか言うの照れちゃうぐらい!本当にいいんだよ」

川本「でもね、お客さんがいい顔してるのはメンバーがいい顔してるからですよ」

怜「それはみんながいるからいい顔するんだよ!」

川本「じゃぁそれは相乗効果ですね」

怜「最高ってことだろ!!(笑)本当今いいですよ」

川本「圭さんは?」

圭「本当顔見たり目見てればわかるんで、それはファンのみんなに限らず仕事してても人と会ったとき俺人一倍そーゆうの気にするんで。相手がどう感じてるかを」

怜「よくわかる」

圭「だから何か一人でもうまくいってない人が居れば、例えば音響が悪いんじゃないか、客席の環境が悪いんじゃないか、ってみんなが思ってるよりも思ってるから俺がどうにかしなきゃって思う時もあるし、そんなこと考えなくてもいいぐらいうまくいく日もあるし、最終的にはやっぱ今日来てよかったなってなればいいから、それをしたいなと思ってますね」

川本「そう、圭さんには色々バレるんですよ。嘘ついても」

怜「嘘ついてるの?(笑)」

川本「嘘ついてるというか、調子が悪いとバレちゃいますね」

圭「すごい人のそーゆうところを気にするタイプだから。子供の頃から。」

怜「よくわかるよね」

川本「私は緊張するとお腹が痛くなったり夜眠れなくなるんですが、緊張しないようにしていることはありますか?」

怜「正直に言うと、カメラ越しだと緊張しますね、僕(笑)みんながいると安心するんだよね。受け取ってくれるみんながいると。歌う瞬間も緊張しないし、ステージ上がっちゃうと大丈夫だし、ダメな時は心臓たまに落とすけど、そん時はまず周りを確認するかな。今何を思ってここにいるんだろうとか、こいつらが居るから大丈夫だよ!って。それ以外に緊張するっていいことでもあるじゃん。真剣に思ってるから。そしたら緊張する不安なものはちゃんとやっておく!あとは当日考えてもしょうがないから」

川本「確かに怜さんすーごい細かいんですよ」

怜「細かいねー」

川本「前日までの確認が。ちゃんとこれやった?って」

怜「そうだね。みんなに聞く!川本ちゃんこれありますか?圭のこれはありますか?って。まぁ好きなんでしょうね。確認が。みんなが気持ちよくできる準備。」

川本「圭さんは?」

圭「ライブ的な何かをやる、やりとげるときの緊張はさっき言ったみたいに自分が不安に思うことを潰したり練習したりして、そこで自分に自信を持つまでやるっていうのが重要で、後は緊張って色々あると思うけど対人関係とかも多いと思うんですよ。どーしても緊張しちゃう相手とか。上司とか自分の尊敬してる人とか。やっぱり俺たちも仕事してるとどっかの社長に会うとか偉い人と話す機会があるんだよ。そーゆうとき俺が思ってるのは、偉い人ってなんだろう?って。同じ人間だし、その人の本質を見ようと思う。自分のことを蔑まないし、相手のこともいい意味で同じ人だと思うから、どんなに偉いとか目上の人でもそうだし、逆に子供もそう。子供とか年下の人も同じような目で見ると自分のまま話せるというか、自分のまま意見できる。それが受け入れられなかったら受け入れられなかったで、それは相手の問題であって自分の問題じゃないから。自分のままでいたらそれでいいじゃんっていつも思ってます」

怜「そう考えると俺初対面で1対1は緊張する。」

圭「性格もあるよね(笑)」

怜「そう、だからそん時は圭がそうやって言ってくれる」

圭「バンドで誰かに初めて会うときは俺がズケズケ言う(笑)それも役割だからね」

怜「そこに救われるね、俺は」

川本「ツアーも残すところ東北3県とツアーファイナルだけとなりましたが、今ツアー走りきった自分へのご褒美など何か考えてますか?と。ちょっとこないだの札幌が延期になってしまいましたが、とりあえず東北3県とファイナルの4本、+札幌」

怜「あと5本…のご褒美?何かくれるんですか?」

川本「いやいや!自分へのご褒美!」

怜「川本ちゃんから何かサプライズでご褒美あるんですか?」

川本「いやいや!何もない!」

怜「ご褒美かー…結構各地で色々もらってるからなー」

川本「一日中寝てるとか、何か美味しいもの食べるとか」

怜「だって僕よく寝ますし。喉に一番いいんでね。」

怜「そうだなーご褒美かー。ツアー行く度に思うんですよね。会うみんながツアーをよくしようって俺が絶対持ってきてないだろう!ってものをくれたりして、あぁ、みんなに生かされてるなーって思ってるんで、結構ご褒美もらいつつツアーしてます。(圭に)ご褒美だってよ」

圭「なんだろうねー」

怜「難しいでしょ!」

圭「難しいねー。なんだろうねー」

怜「だってツアー終わったら2週間休んでって言われたら難しいでしょ?」

圭「まぁね。でも昨日とかライブやってるから次こーゆう曲作りたいなって感じたりするからそれが一番じゃないですか?それはツアーやってないと思わないことだし。少しずつ変わってくるというか、自分の気持ちが」

圭「うーん、でも本当ライトなことはないね(笑)今そんなハードに食事制限もしてないから。してたらいっぱい美味しいもの食べたいって思うけど」

川本「録音した自分の声を初めて聞いた時の感想を教えてください。違和感などありましたか?」

怜「これ結構自分の録音した声違うって人多いよね。俺結構一致してた。あんまり自分のなってる声に違和感ない。だから今声高いなーとかもわかるし」

圭「最初からわかってたの?」

怜「違和感なかった」

圭「本当??珍しいね」

圭「マイク通した声だって違和感感じる人多いよね、きっと」

怜「やっぱ思う?思う人手あげて」

結構手があがる

怜「やっぱみんなそうなんだ!」

怜「それだけは本当違和感なかったね」

圭「だから歌えてるんだね」

怜「かもしれない。川本ちゃんはどう?」

川本「違和感だらけです!」

圭「自分で気付いてるかわかんないけど凄い高いからね」

怜「なんか上にいるよね。高域の位置に」

川本「これでも最近声変わりしたんで(笑)」

怜「昔はもうちょっと高かったもんね」

川本「まぁまぁ僕の話はいいとして圭さんは違和感あります?」

圭「俺めっちゃ違和感あるよ」

怜「あ、そう?」

圭「歌ってた時とか自分が歌下手なのわかるから、歌った後にどこが間違ってるとかわかってるから聞く前に直しちゃう。直してから聞く」

怜「この音が違う!って?」

圭「そう、もうわかってるから」

圭「だからもうちょい若かったときは酔っ払ってカラオケとか行ってたけど、もう行けないもん!気になり過ぎちゃって」

怜「メロディがね」

圭「それもそうだしピッチとかも気になりすぎる。損してるよね」

怜「でもやっぱり楽曲作ってるから」

圭「職業病だよね」

怜「怜ここ半音低いよ。とかすぐわかるもんね」

川本「二人ともいつも凄いおしゃれですが今度の秋冬に注目してるファッションはありますか??」

怜「ツアー中にどこだっけあれ、イオンでイベントやったとき…あれどこだったけ?インストア後に僕一人で探検したんですよ。イオンっていっぱいお店入ってるでしょ?そこで服見てたら茶色い服いいなーって。最近黒白多いから。ちょっとこの店で買っていきたいなーって思いつつブランドの名前も確認せず帰っちゃったから」

怜「でも今日俺ちょっとハリーポッターっぽくない?(白ワイシャツに黒のノーカラーロングシャツ)」

怜「今日寒いなって思ったから、いつもTシャツ着るんだけど、ワイシャツにしたら、ワイシャツにメガネでこれだと(ロングシャツをバサバサさせて)魔法使えないんだけどね。そう思われてるんだろうなって。でも本当いつもその時のテンションで決めてるからあんまりこだわりないですね。さっきも言ったけど秋だからってわけじゃなく全身違う色もいいかなって。ちょっと前グリーンの服とかセットアップで、着てないけど買ってみたりもしてるし。圭ちゃんは?」

圭「私服と衣装では違うけど、衣装は怜も言ってたけど違う色もいいなって最近思ってるから。最近ずっと黒白でやってるからなんかのタイミングで違う色やるのもいいかなって。緑もいいし、ブルーっぽいのもいいし、ボルドーっぽいのも面白いかもしれないね。」

怜「合うと思うよ」

圭「普段の服は好きなブランドとか、作ってる人が好きで、個人的には流行云々というより、その時々違うけど自分に合ってて、質がいいものを選ぶようにしてる。だから本当同じような服いっぱい持ってる(笑)」

川本「YOUが大好きです。いつ音源が発売になりますか?」

怜「だってさー!YOU好きって言ってくれる人たくさんいるね」

圭「こっちの話なんだけど、こんなご時世じゃないですか。こうやってみんながCD買ってくれてるからこうしてやれてるし、出せてるんですけど……これ話してもいいでしょ?(端にいた掛ちゃんに)」

掛ちゃん苦笑い

圭「今の時代シングルCD出しても利益になんないんですよ。出した方が赤字になっちゃうみたいで。殆どのアーティストがそう。何十万枚売れてるような人じゃない限り。10年前とか、5年前、3年前とも違うね」

怜「違う違う」

圭「みんなみたいにパッケージ買ってくれる人ばっかりだったらいいんだけど、結構リスクもあるんだよね。シングルCD出すことが宣伝費にも含まれたりして」

圭「だからリリースの仕方に関してはいつも会社と交渉してる。だからアルバムが遅くなってる理由もいろんな制作な話もあるし、ぶっちゃけた話、資金を捻出してるというか。やっぱりいい音で、いいスタッフと、いい形でレコーディングして出すにはたくさんの優秀な人達を雇わないといけないから。今回のエンジニアさん達も凄い一流の人たちだったんだけど。その人に録ってもらうには凄いお金が必要だから、そのために何かをやって、現実的な話だけど、ツアーをやって利益を出すとか。当然社会ってそうじゃん。そうゆうのをやりつつやってるから、本当はいつでもポンポン出せればいいんだけど、いいタイミングっていうのはそれも含まれてたりするね。」

怜「そうねー」

圭「だって凄いいい曲できたと思ったら最高の音で最高の環境で録音して残したいと思うじゃん。妥協してあんまりよくないスタジオで、あんまりよくないエンジニアさんと録って、なんだこれって出すとやっぱり曲も可愛そうだから。っていうのも含まれてるかな。でもこうやって買ってくれてる人がいるんでやれてるし、出せる可能性がまだいっぱいあるから感謝ですって話」

圭「ビデオとかもね、作るとかかっちゃうけど、どーせだったらビデオも作りたいじゃん」

怜「作りたい、みんなに届けたいが第一にあるからこそなんだよね」

怜「YOUもいいよね。俺も大好きだから」

圭「YOUは俺たちは音源持ってるから。本ちゃんとは言えないやつだけど。だから楽しみにしてて」

川本「では最後の質問とさせて頂きます。BAROQUEとして、今の夢はどんな夢ですか?また怜さん、圭さん、個人個人の夢はどんな夢ですか?」

怜「BAROQUEは前から言ってるけど夢そのものの自分だと思ってるんで。自分の夢ね、なんだろね、いいや、今はまだ言わない!笑」

川本「圭さんは?」

圭「うーん、なんだろ、さっき資金繰りとか現実的な話しましたけど、基本的には自分がやりたいなって曲をやって、それを歌ってくれる人がいて、聞いてくれる人がいて、そーゆう意味では夢は叶ってると思うし、自分の人生に足りないものがあるとは思ってないんだけど、発端が自分のそーゆう小さい夢だったとしてもたくさんの人と共有する夢になるじゃないですか。今BAROQUE来てくれてるみんなの夢でもあるし、BAROQUEをたくさんの人に聞いてほしいって夢は俺らだけが思ってることじゃないし、怜にしてもスタッフにしてもファンのみんなにもあると思うから、簡単に言ったらそれを叶えられる自分自身、自分達になるっていうのが一番の夢なのかもしれないね。」

圭「ただ今までそれで自分自身にプレッシャーを与えすぎてたのもあるから、あんまりそれもやりすぎるのはよくないんで、適度に楽しくやれたらいいなって思ってるんですけど。楽しい場所には人が集まるんで、自然とそうなればいいんじゃないんですかね。」

川本「最後に皆様にメッセージをお願いします!明日の意気込みなんかも含めてね。」

怜「すごいいい時間でした。やっぱライブの前日に、もちろん明日来れない子もいるかもしれないけど、新しい曲もって会いにきて、直接会える時間が今僕にとって大事です。この気持ちがあるから明日は最高になるんじゃないかなって思ってるよね。せっかく来たからには前回よりいいライブにしたい!みんなは構えずにそのまま来てくれてらいいよ。俺は構わずノックしないで(扉をあける仕草)ダァーって入っていくから。そんな気持ちで各地回ってて、仙台も変わらずそういう気持ちで、新曲のFLOWERもAN ETERNITYも凄い育ってきてるから仙台でもかましてやろうと思ってるからよろしくね!今日はありがとうございました!」

圭「今回ツアー17本、1本ちょっと中止、延期になっちゃいましたけど、こんどけツアーあるのも近年初めてで、やってみて思ったのはライブやらないと成長しないって。ライブやればやるほど成長すると思ったんで。バンドもファンの人達もみんな。やっぱすごくそれは大切だったんだなって思いましたね。」

圭「明日に関しては全然心配してないんですけど一周空いちゃって、北海道できなかったから、ちょっとうずうずしてるところがあるんで」

怜「それ最高じゃんか!」

圭「そう、だからみんなも最近大騒ぎしていいよって言ってるんだけど大騒ぎしてもらえれば(笑)多分BAROQUEって色んな時期があるから、昔オサレ系っていうの?(笑)」

怜「言われてましたね」

圭「俺たちの真似されたり、色々あって、その時はその時で独自のノリ方作ったと思うんだけど、俺たちも若かったし、常に挑戦したいから、自分達がやれたことにあんまり興味なくなっちゃうじゃん。これ出来たらまた違うことやりたい、みんながやってることと違うことやりたいっていうのがずっとあって、今は今で俺たちみたいなバンドいないと思うんだよね。音楽性もそうだし、やり方とかも。だからすごい時間かかってるし、どーゆうノリ方を作ろうとか、そーゆうのは俺たちだけじゃできないから。ファンのみんなも含めてバンドじゃん。それを今一緒に作ってるんだなって実感もある。だからGIRLとかPLANETARYとか最後の方にやってる曲も普通のバンドからしたらすごくテンポも遅いしそんな暴れるような曲じゃないけど、でも俺たちにしか出せない高揚感があるわけで、そーゆうのは最初にやった時より全然できてきてると思うんだよね。この2〜3年ですごく変わったと思うからすごくそれは誇らしいなと思うし、誰かの真似とかじゃなく、オリジナルティがある形でライブが作れてると思うからそれは嬉しいですよ。あとはさっきも言ったけどそれをもっと広げたいって気持ちもあるし、今がダメとかじゃないけど、これからもっと面白くなっていくんじゃない?」

圭「あと12月に仙台にはもっかい来るんで。12/14に。3ヶ月後。その3ヶ月の間になにかがあるかもしれないし、また場所は違うけどみんなにたくさん来て欲しいなと思ってます。」

圭「言っちゃいけないって言われたんですけど、次のツアーのタイトル『Falling for you』っていうんですよ(笑)」

圭「秘密にして下さいね、事務所の人に怒られちゃう(笑)」

端っこで掛ちゃんがめっちゃ笑ってた

怜「ここで始めて言ったもんね」

圭「もうちょっとしたら、あと何日かしたら発表するんで、今日仙台来てくれた人にここだけの話『Falling for you』そっから想像してもらえたら。色々。まぁそんな感じで明日はもちろん12月も楽しみにして下さい。よろしくお願いします。」








終わり