航空自衛隊小松基地の「’18航空祭inKOMATSU」は17日、同基地で行われ、アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」やF15戦闘機による華麗な飛行ショーが繰り広げられた。昨年は台風で中止を余儀なくされたが、今年は天候に恵まれ、来場者約12万3千人(主催者発表)が2年ぶりの「空の祭典」を満喫した。
飛行ショーは、空自松島基地(宮城)に所属するブルーインパルスの登場で盛り上がり、専用機6機がスモークでハートや花などの形を描いたり、時速約800キロで近距離を交差したりして来場者を魅了した。
第303、306飛行隊はF15による編隊飛行を行い、「アグレッサー(仮想敵機)部隊」と呼ばれる飛行教導群が急上昇や急旋回で会場を沸かせた。駐機場には、戦闘機をはじめ、救難捜索機や輸送機、練習機などが並び、家族連れらが記念写真を撮った。
売店エリアもにぎわい、小松基地が考案した鶏の唐揚げ「空上(からあ)げ」などが人気を集めた。