ツイッターで最近ゲーム音楽を作ってる(というかゲームもつくってる)方とちょっと絡んだりしたりしていて、cuLoが最初に音楽を意識したのはゲームBGMだったことを思い出したのです。
そこで今回はcuLoの青春(?)当時のゲームBGM三世代を(有名どころを避けて)紹介していきます。全部聞くのはめんどいと思うので一曲だけでも聴いてもらえたら嬉しい(どう思ったか感想書いてくれるともっと嬉しい)。
スクウェア黄金期の開発二部製(サガシリーズのほとんど)のBGMは大体この人、伊藤賢治のデビューは前年の1990年「SaGa2秘宝伝説」に譲りますが、翌年実質一人で作曲したのが本作「聖剣伝説」で、今回はその中から「果てしなき戦場」をチョイス。ゲームボーイ音源なので矩形波や三角波のいかにも「ゲーム」て感じの音源ですが、この旋律と雰囲気のかっこよさは伝わるかと思います。
やっぱしイトケン。今度はロマサガ2から七英雄バトルです。やってない人にはさっぱりな話ですが、七英雄という名の「敵(ボス)」のバトル曲。ストーリーでは世界を救った7人の英雄が、今度は世界を滅ぼしに来るという一見「?」となりそうな話ですが、物語を進めていく内に真相が…。ただしそこはサガシリーズ(※)。多くは語られません。七英雄が世界を滅ぼす理由を知るとこの悲壮感漂うバトル曲も納得です。
※サガシリーズのほとんどはドラクエやFFと違って非常に簡素なセリフ回しで済ませてあったりと悪く言えば雑に作られていますが、むしろそれがサガ。ストーリー上の目的はあってもクリアするのに「善」である必要もないのも特徴。
プレイステーションで発売されたワイルドアームズは「西部劇+ファンタジー」がコンセプトのRPG。西部劇っぽいBGMが特徴です。オープニングから「荒野の果てへ」をチョイス。アコギからはじまってまさかの口笛。当時完全に心奪われましたね。作者のなるけみちこ氏いわく「一握りの悲しみを込めた」とのこと。
思えばゲーム音楽って当時は「ダメ」と言われていて、音楽として評価できないだとか、世間的には「ゲーム脳」とか、「ゲームでリセットできるから現実でもリセットできると思って自〇するんだ!」とか言われたり(そんなわけあるかー!)。まぁ、それは置いといてcuLoが「ゲームBGM」つまり「インストゥルメンタル(歌詞のない歌)」に慣れていたから、今洋楽をすんなり受け入れられるのかなと思った次第です。英語わかんないけど洋楽好きなので。
サガシリーズなんかはアレンジなどが盛んに行われていてyoutubeで探せばわんさか出てくるほど評価されています。ゲームBGMもなかなか良いでしょ?
じゃぁ、今週はこの辺で。