めがね留めとは、ワイヤー類を使い、淡水パール、天然石、半貴石など穴が小さくピンが入らないパーツを留める時に使います。パーツ同士を連結した時に、見た目がめがねに似ているところから「めがね留め」と言われているようです。
穴が小さいものだけでなく、写真右のようにしずく形のビーズにパーツを連結するときにもめがね留めが必要になります。
習得時間は30分あればできます。形を整えられるようになるまで少し時間がかかる場合もありますが、めがね留めができるとネックレスやペンダントなどを作る幅が大きく広がります。
基本 めがね留めの作り方
めがね留めを作るのに必要なものは、平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパー、ビーズや天然石、ワイヤーです。
① ワイヤーを5㎝から10㎝にカットして、天然石に通します。
② ワイヤーを石に沿わせて交差させます。
③ 平ヤットコで交差した所から2~3mm上をしっかり固定して2、3回ねじります。
細いワイヤーであれば、手で押さえてくるくるっと巻けてしまいますが、平ヤットコでしっかりと抑えることでゆるみのないめがね留めができます。
④ 片方のワイヤーを根元からニッパーで切ります。
長い方のワイヤーを残すと良いでしょう。
⑤ 丸ヤットコにワイヤーを沿わせるように巻き付けて輪を作ります。
丸ヤットコの位置を少しずらすことで、輪はきれいにできあがります。
⑥ しっかり輪を作ったら、残ったワイヤーを最初にねじったワイヤーの上に2~3回巻き付けます。
【ポイント!】 丸カンなどでパーツを連結させるときは、めがね留めを作ってしまっても問題ありませんが、チェーンや他のめがね留めをつなげる時は、巻き付ける前にパーツを先に通してから巻き付けをしましょう。
⑦ 余りのワイヤーをカットしたら、切り口の部分を平ヤットコではさんで、ワイヤーのでっぱりをなじませたり形を整えます。
めがね留めの完成です!
ワイヤーの種類
ワイヤーは、0.2mmの太さからあります。
強度は、太くなるほどに強くなりますが、その分力も必要になってくるので扱いも難しくなってきます。
私は、アーティスティックワイヤー(貴和製作所で購入)の0.3mmをよく使いますが、今回使用したワイヤーは100円ショップの作業パーツ売り場から見つけたものです。「強度があって錆びにくくて長持ち」の文字が気になって、購入してみましたが使いやすいです。
シルバーワイヤーは、素材が銀のため柔らかく曲げやすいため、メガネ留めなどを作るのに適しています。
ゴールドフィルドワイヤーは、真鍮(しんちゅう)線に14金を圧着させたK14GFワイヤーです。剥げにくいのが特徴です。
使うサイズのビーズの大きさによって太さを変えます。
色(金・銀)や太さを確認してから準備してください。
めがね留めを使ったアクセサリー
めがね留めを作れるようになると、このような作品もできます。
ハロウィーンの演出や、ネコちゃん好きにはたまらないピアスが作れます。
ネコの頭は、パーツクラブで購入しました。体の部分は、しずく形のカットガラス(黒)を使用。ネコのしっぽは、天然石のラブラドライトです。
ラブラドライトは虹色の光を放ち、意識を目覚めさせて直感力を高めてくれるようですね。「月と太陽の象徴」といわれています😊
製作時間 10分
併せて下の記事も参考にしてみてください。
keep-smiling-keep-shining.hatenablog.com
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