【格闘技】メイウェザー、報道陣を肩透かし 会見はビジネスの話ばかり2018年9月18日 紙面から
ボクシングの元世界5階級王者で、50戦全勝(27KO)の記録を残して昨年8月に2度目の引退を表明したフロイド・メイウェザーさん(41)=米国=が17日、東京都内で記者会見した。 15日に自身の画像共有サイト・インスタグラムで12月の現役復帰を発言していたうえ、報道各社にも「復帰戦会見」と題した案内が送られていたため約100人の報道陣が詰めかけたが、内容は日本で高級車販売やタレント事務所といった事業に乗り出すというビジネス面ばかり。ボクシングについては「パッキャオ戦には前向きだが、米国でショータイム(ケーブルTV局)などと話し合いたい。日本でやる可能性もあるが、これから詰めたい」と話すにとどめた。 メイウェザーさんは15日、元世界5階級王者で2015年に世紀の一戦を戦った世界6階級王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)と日本のコンサート会場で会った動画をインスタグラムに投稿。動画内で「12月に再戦だ!」と発言していた。だが、この日の記者会見では時期はおろか、対戦自体や現役復帰についても明言せずじまい。内容としては15日の発言から後退し、完全な肩透かしだった。
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