今回は、長期熟成バーボン、オールドエズラ7年を飲みます。

より熟成させたバーボン

ezra_7_ールドエズラ7年は、ケンタッキー州でもっとも優れた小さな蒸留所と呼ばれる、エズラブルックス蒸溜所の原酒のうち、7年以上の熟成を行ったボトルになります。

レギュラーのブラックが4年熟成ですので、さらに熟成が進んだバーボンだと言えるでしょう。

また、レギュラーがアルコール度数45度に対して、オールドエズラ7年は50.5度と加水が抑えられているのも特徴です。

栗などの香りが広がるまろやかなバーボン

では、ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は濃厚な茶色、香りはヨード、メロンが主体です。

口に含むと、ナッツ、栗の香りが先に訪れ、後からバニラ、カスタードクリームへと続きます。しばらくすると、海藻の香りも得られます。

味わいはアルコールからの辛みが強めですが、その後は酸味が追いかけてきます。下に残る後味からはほろ苦さと甘さがあります。

ロックにすると、メロンの甘い香りが揮発し、栗、カスタードクリームと甘い香りがどんどんやってきます。
味わいは、酸味がほのかに訪れ、その後は甘さが感じ取れます。

最後にハイボールにすると、ナッツの後に、樽からのウッディな香りが追いかけてきます。最後には昆布のような香りが残り香になってきます。

味わいは多少の苦さはあるものの、後からはうま味のようなものが得られます。

ノンエイジのブラックラベルと比べると、アルコールからの辛みはストレートから伝わるものの、栗やカスタードクリームなどの香りが加わり、まろやかな印象に思えます。

750mL、アルコール度数50,5度、価格は2100円ほどです。

このほか、12年、15年もラインナップされていましたが、残念ながら販売が終了しています。

<個人的評価>

  • 香り A: ナッツ、栗、カスタードクリームが香る。加水でメロンが現れる。
  • 味わい A: 酸味が前に来て、甘みが後味として残る。
  • 総評 A: 長期熟成バーボンならではのまろやかな香りと味。

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オールド エズラ 7年 101プルーフ 750ml (22-5) (71072)
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