こんにちは、yoshieです。
ライティング講座第5回目は「要点をまとめる練習をしよう」です。
前回の記事「文章はシンプルイズベスト」で、1つの文章につき1テーマに絞ることの重要性について書きましたが、今回はテーマを絞った文をさらに簡潔にわかりやすくするための方法について解説していきます。
気が赴くままに書いていたらなんだか長文になってしまうという方にはぴったりです。
それではごゆっくりどうぞ〜(о´∀`о)
話の要点がまとまっている人は好かれる
話がやたら長い人っていますよね。
良い話をしているのはわかるけど冗長でさっぱり頭に入ってこなかったり、早く話が終わらないかなぁとついついぼんやりしてしまったり。
一方でセミナーや講演会での人気講師と呼ばれる人たちの話は、すんなりと理解できて、時間が経つのもあっという間。
両者の違いは何かというと「話の要点がまとまっているかいないか」です。
話の要点がまとまっている人は伝える技術に長けているため、仕事のプレゼンテーションや日常の会話でも好感度が高く重宝されます。
文章でも要点がきれいにまとまっている文は読みやすく頭にスッと入ってきますが、ダラダラと長い文章は目が滑るだけです。
せっかく気合いを入れて文章を書くなら、簡潔で要点がまとまったものにしてどんどん好感度を上げていきましょう。
本や映画の要点をまとめる練習をしよう
手っ取り早く要点をまとめる練習をするなら、自分が読んだ本や観た映画の内容の要点は何かを考えることが良いです。
例としてグリム童話の「三匹の子豚」の要点をまとめてみます。
- 性格が違う豚の三兄弟が、それぞれ家を建てた。
- 狼に目をつけられた三兄弟は各々の家に逃げ込むが、長男と次男の家は適当な作りだったため狼に破壊されて食べられてしまう。
- 三男の家はしっかりとした作りだったので狼の難を逃れた。何事も勤勉な者が最後に勝利をつかむのである。
このように長い物語でも3行ほどにまとめることができます。
自分がお気に入りの作品ならすぐにストーリーが浮かぶはずです。それを3行ほどの箇条書きにまとめるととても良い練習になります。
本や映画の要点は何かを考えるクセをつければ、これまでただ見るだけだった作品が受動的なものから能動的なものに変わり、新たな視点を得ることが出来るのでおすすめです。
自分の書きたいものの要点をまとめてから肉付けをしよう
本や映画で要点をまとめる練習をしたら、次は自分の文章で練習してみましょう。
- テーマを1つ決める
- 要点を箇条書きで書き出す
- 要点から肉付けをしていき、1つの文章にする
この3ステップで文章を作れば、要点がビシッと入った簡潔な文章が出来上がります。
すでに長文を書いてしまっている場合はこの逆で、長文から要点を箇条書きで書き出し、要点にまつわる部分以外は蛇足になるのでばっさりと切り捨ててしまえば、余分なものがないスッキリとした文章に変わります。
要点をまとめる技術は練習次第でぐんぐん向上する
要点をまとめる練習は回数を重ねるだけ上手く出来るようになります。
自分が伝えたいことは何かをしっかりと見極めて、本当に大事な箇所はどこかを正確に判断できるようになればあとはそれを肉付けするだけです。
この要点をまとめる技術は文章を書くあらゆる機会でとても役立つので何度も挑戦してしっかりと身につけていきましょう。
それでは今日はこのへんで(*´∀`*)