今『薄暮』を作りつつ、次の企画を考えるという、ちょっと前代未聞のことをやり始めている。
しかも三本、全部オリジナルだ。
和田さんは「やりましょう!」「書いてください!」としか言わない。
同時に全部できるか!とこないだキレたら萎縮しちゃったようだが。
本当心底『薄暮』に集中したいところだが、お察しの通り、そうできない状況にある。
スタジオの今後の運営のためには、企画が必要だ。
もちろん『薄暮』の作業は滞らせない。しかし、精神の負担が大きい。
じゃあせめて、なんか萌え萌え言ってる気楽なのをやればええやん、と思ってはみるものの、今企画中なのは、とんでもなく重いものばかりだ。
重いだけじゃない、膨大な取材が要る。
その内ひとつは、見事に「時節」とバッスィーとぶち当たり、悩んでいる。
これを今書き始めていいものか・・・。
今までは同時並行する時も、原作付きが主だったので、かつ脚本家に任せている部分もあった。
もちろんプライドだけ肥大化した文盲と化した今の脚本家どもに任せる気は毛頭ない。
オリジナルを同時並行、手塚先生や藤子先生は良くできたなぁ、とその超人さに感心する。
まぁ藤子先生は厳密には分担していたのだが・・・。
いろいろ考えた末、件の空中分解しかけのアイドルアニメのことは、一旦忘れる。
あんなものに振り回されているのがバカバカしくなったからだ。
手元に戻ったら、また考える。