腰痛とは!!??
腰が痛いことですね。私は小学5年生のころから腰痛に悩んでおり、整形外科にて腰椎分離症と診断されました。
分離症というのは、背骨の1部分が分離してしまう病気で、腰の屈曲と伸展や側屈運動を繰り返すことで骨の分離が進行する「疲労骨折説」というのが有力だそうです。
少年期にスポーツで腰を酷使し負担をかけることで発症する場合もあります。
もう腰痛とは、15年くらいのお付き合いです。
腰痛はとても辛いですよね。
重いものが持てない、仕事中に発症したらどうしよう、朝起きられなかったらどうしよう。
常に不安に駆られてしまいますよね。
私は以前、色んな治療をうけました。
薬や湿布、マッサージに鍼灸もうけました。
一定の効果は感じましたが、時間が経つとまた元に戻ってしまう。
それが怖くてこのままでは歩けなくなってしまうのではという恐怖で夜も眠れなくなってしまいました。
それが今ではたまに腰痛が出るくらいで深刻に悩むということはありません。
そこで今回は、「もう腰痛で悩まない!!腰痛で悩む人へ送る本当のお話」というテーマで腰痛についてフォーカスしてお話させていただきますね。
腰痛
腰痛には様々な疾患名があります。椎間板ヘルニア、腰椎分離・すべり症、ギックリ腰(急性腰痛症)、坐骨神経痛、腰部脊柱管狭窄症などなど
急性・慢性の症状と様々です。
腰痛やその他の疾患名にもいえることなのですが、特に傷病名は意識しなくてもよいのです。
なぜかというと、腰痛を起こす原因は骨や神経が問題ではないということです。
椎間板ヘルニアにしても今の医療では手術を行う機会は少なくなってきました。以前はヘルニアを治すなら手術を行ってきましたが、手術を行っての有効率というのはそれほど高くはないのです。
現にヘルニアと診断された。腰痛で悩む人に対する調査では、ヘルニアが原因となっての腰痛を起こしている人は数パーセントしかいないのです。
ヘルニア以外にも私のような分離症やギックリ腰、坐骨神経痛、腰部脊柱管狭窄症なども背骨が原因として痛みを発症しているということではありません。
腰痛の原因とは
精神的ストレスなどの心因的要因や飲食不摂生により腰部にある筋肉が張ってしまって痛みを生じているのです。
筋肉の張りが原因??と思う方もいらっしゃると思いますが、学校の理科室にある骨の人体模型を思い浮かべてください。
あの模型はまっすぐに左右均等に立っていますね!!
それは筋肉がないからです。
しかし、左右のどちらかに力を加えると骨が傾きますね!!
それが同じように人体にも起こっていおるのです。
左右どちらかの筋肉が張りことによって骨にも影響を及ぼし、痛みを生じる。
骨に影響がでているからといって骨にアプローチをしても根本的な解決にはなりません。
原因は筋肉にあるのです。
精神的ストレスについて
精神的(心因的)要因に関しては面白いデータもあります。
それは、腰痛に有効な薬は鎮痛剤と抗うつ剤が有効であるというデータがあります。
鎮痛剤が有効なのはわかりますが、抗うつ剤、、、
精神安定を図ることによって痛みを改善できるとは驚きですね。
だからといって抗うつ剤を常備薬とするのは危険が伴いますので絶対に行わないでください。
飲食不摂生について
ここでは東洋医学的なお話になりますが、胃腸へ負担をかけると腰を栄養している腎経が弱くなってしまうのです。
胃経の実により相剋関係の腎経の虚を起こし。
腰を後ろにそらす(伸展運動)時に痛みを感じてしまうのです。
胃腸に負担をかけるものとしては、小麦製品や砂糖、冷たいものやお酒も関わってきます。
面白いのは長期の休みや年末年始明けにひどい腰痛を訴える方も多いのは飲食が原因となっているのです。
ギックリ腰について
ギックリ腰について皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか!!??
重い荷物をもったら急に、、、なんてイメージをお持ちではないでしょうか!!??
ギックリ腰については科学的に作用機序はなく。
急性の腰痛症のことを総じて「ギックリ腰」といいます。
「ギクッてこなかったからギックリじゃない」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、急性に起こった腰痛はギックリ腰と同じです。
養生方法
ここでは腰痛で悩む方への簡単な養生方法をまとめてみました。
↓精神的ストレスに関しては先日まとめた記事を参考にしてみてください
飲食に関しても上記の通り砂糖と小麦製品と冷たい物の飲食は避けるようにしてください。
また、車を長時間運転するという方にはこのような商品もあります。
トラックの運転手をされていた方に勧められて私も使ってみたのですが、長時間の運転でも腰痛を発症することなく快適な運転をすることができた魔法のような商品です。
大きさも色んな種類があって男性用と女性用がありますので、ご自分にあったサイズを買われると良いです。
座り方に気をつけないとしっかりと座れないので、姿勢正しく座れます。
まとめ
腰痛はある種、「現代病」といっても過言ではないくらいに広く浸透していますね。
私の実体験に基づいてお話させていただいております。
大切なことは、どんな症状にも原因があって結果発症しますので、原因を取り除くことが最初の手段であり。
腰痛を治すには「魔法のことば」も「神の手」と称される名医も必要ではありません。
症状を楽にする方法は人それぞれ違うにせよ案外簡単かもしれませんね。
一人でも多くの腰痛に悩んでいる方のお役に立てるようにこれからも頑張ります。