アーモンドアイ
こんにちは、三嶋です! アーモンドアイが天栄から美浦に戻ってきました! 厩舎から身を乗り出してアーモンドアイの帰りを待つ国枝師の姿が印象的でした! 嬉しそうにアーモンドアイをみつめていましたよ。 秋の活躍に期待ですね!
【三嶋 毬里衣】
8日のソウル競馬
牛山です。ソウル競馬場です。
コリアカップを翌日に控えた8日は、日本のJRAを含む5カ国の競馬統括機関との交換競走が行われました。
日本から韓国に渡った種牡馬の産駒も大活躍。5Rはスパイキュール産駒のチャンソンラッキーが2着に8馬身差で初勝利を挙げました。
5Rを圧勝したスパイキュール産駒のチャンソンラッキー
6RはアイルランドのHRIとの交換競走。両親とも日本から渡った韓国産馬のペネトロが、内めから馬群をさばいて抜け出しました。実質格上挑戦の特別初出走ながら、ここ2戦2着のうっ憤を晴らす快勝。スパイキュール産駒が5Rに続いて2連勝でした。オーナーは日本人の門野重雄氏。鞍上はチェ・ボミョン騎手。
6RのHRIトロフィーは父スパイキュール、母ピサノシャネルのペネトロが勝利
7RはマカオのMJCとの交換競走。ここにも両親が日本産の韓国産馬トゥクピョルスターが出走していましたが8着。1番人気に応えて圧勝したのは、ニュージーランドから韓国に遠征中の田中正一騎手が手綱を取ったミラクルハンセンでした。
7RのMJCトロフィーは田中正一騎手が騎乗したミラクルハンセンが圧勝
ミラクルハンセンを管理するキム・ハクス調教師は、第2回天皇賞(春)を調教師兼騎手としてハセパークで制した金者斤奉元調教師の孫。
MJCトロフィーを制した田中正一騎手(右から2人目)とキム・ハクス調教師(左端)
8Rは香港のHKJCとの交換競走。テスタマッタ産駒の韓国ダービー2着馬マスクが1番人気に推されましたが3着。7Rを勝って勢いに乗る田中正一騎手のウルトラロケットが快勝しました。
8RのHKJCトロフィーは田中正一騎手が騎乗した8頭立て6番人気のウルトラロケットが快勝
1番人気に推されたテスタマッタ産駒のマスクは逃げ切りならず3着
9Rは日本のJRAとの交換競走。3連勝を狙った田中正一騎手は8着。1番人気のロードウィナーが制しました。鞍上は今年のソウル騎手リーディングで現在1位に立っているアントニオ・デイヴィエルソン騎手。
9RのJRAトロフィーは1番人気の米国産馬ロードウィナーが3馬身差で勝利
JRAトロフィーの表彰式に並ぶアントニオ・デイヴィエルソン騎手(左から2人目)
10Rはシンガポールターフクラブトロフィー。メンバー唯一の2歳馬ムナクジョイが、圧倒的な1番人気に応えて9馬身差で圧勝しました。これで4戦3勝。鞍上はシンガポールでリーディングを獲得するなど活躍し、現在はソウルで騎乗中のマノエル・ヌネス騎手。
10Rのシンガポールターフクラブトロフィーは1番人気の米国産2歳馬ムナクジョイが圧勝
ムナクジョイの口を取るマノエル・ヌネス騎手
まだあります。この日の最終12Rは、フェデラリストの韓国での初年度産駒、2歳のミョンプンチュクチェが、直線で抜け出して快勝しました。8月12日のデビュー戦に続いて2連勝。今後が楽しみです。
12Rを快勝したフェデラリスト産駒のミョンプンチュクチェ
というわけで、コリアカップ前日は〝日本旋風〟が吹き荒れました。コリアスプリントのモーニン、コリアカップのロンドンタウンの追い風となるか?
【牛山 基康】
韓国国際競走
牛山です。南関をちょっと離れて韓国に来ています。
国際招待のコリアスプリント&コリアカップの枠順抽選が6日、ソウル競馬場のパドックで行われました。
今年は司会の2人が馬名の書かれたボールを引き、その馬の関係者が後ろに並べられた番号札の付いた騎馬人物土器を選ぶという方法。
13頭立てのコリアスプリントは、ゲートに難がある香港のファイトヒーローが発走委員から外枠指定を受け、13番を除いて抽選が行われました。
抽選対象12頭の9番目だったモーニンは、藤井騎手が土器を選んで9番をゲット。
9番を引いたモーニンの藤井騎手
15頭立てのコリアカップは、韓国のクリーンアップジョイが外枠指定を受けているため、15番を除いての抽選でした。
抽選対象14頭の12番目になったロンドンタウンは、残る1、5、14番から宇田助手が14番を獲得。
14番を引いたロンドンタウンの宇田助手
モーニンは6日、ロンドンタウンは5日に追い切られました。
6日に藤井騎手騎乗で追い切られたモーニン
5日に宇田助手騎乗で追い切られたロンドンタウン
日本での馬券発売はありませんが、今年も日本勢の活躍が期待されます。
【牛山 基康】