色々なdiffコマンドを使ってみた
ファイルの差異を確認する、おなじみのdiffコマンド。
大量のファイルの確認をしていた際に「少し見にくいなぁ…」と感じたので調べてみたところ、結構な種類(亜種)が存在するようだ。
1.diff
いわゆる、普通のdiff。
2つのファイルの差分を表示するのだが、色付けとかされるわけでもなく、ちょっと見にくい…
1 | diff ファイル1 ファイル2 |
2.diff3
ファイルを3つ比較するdiffコマンド。
まぁ数が増えただけでやること、やれることは変わりない。
1 | diff3 ファイル1 ファイル2 ファイル3 |
3.colordiff
前にこちらでも紹介したが、diffの出力結果を色付きで表示してくれるコマンド。
1 | colordiff ファイル1 ファイル2 |
以下のコマンドでインストールできる。
1 2 | yum install colordiff # RHEL系の場合 apt-get install colordiff # Debian/Ubuntu系の場合 |
4.diffc
Pythonで出来たdiff系ツールで、文字単位で色付けを行ってくれるコマンド。
1 | diffc ファイル1 ファイル2 |
以下のコマンドでインストールできる。
1 2 3 | curl -O http: //diffc .googlecode.com /svn/trunk/bin/python2/diffc cp . /diffc /usr/local/bin/ chmod +x /usr/local/bin/diffc |
5.sdiff
通常のdiffと違い、左右に並べて比較を行う事が出来る。
1 | sdiff ファイル1 ファイル2 |
6.vimdiff
vimをインストールすると付いてくるツール。
sdiffと同じように、GUI的に差分を確認することが出来るので視覚的にわかりやすい。
1 | vimdiff ファイル1 ファイル2 |
7.git diff
gitコマンドのdiff機能を使って比較することも出来る。
色付きで確認する場合はオプションが必要。
1 | git diff --color-words ファイル1 ファイル2 |
色々とあるもんだなぁ…
なんにせよ、自分が一番扱いやすいコマンドを使うのが一番だね。
新しいLinuxの教科書
- 著者三宅 英明,大角 祐介
- 価格¥ 2,916(2018/09/17 09:13時点)
- 出版日2015/06/06
- 商品ランキング10,276位
- 単行本440ページ
- ISBN-104797380942
- ISBN-139784797380941
- 出版社SBクリエイティブ
Pingback: Linuxのdiffコマンドで覚えておきたい使い方9個 | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜