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CentOS 6.5をnetinstall.isoを使用して最小構成でインストールする

CentOS 6.5をインストールしようと思ったのですが、
http://www.centos.org/download/
サーバー機能だけの最小構成でいいので、netinstallでインストールしてみます。


CentOS 7.2はこちら
CentOS 7.2をMinimal ISOから最小構成でインストールする


netinstall.isoの取得



上記ページの下の方にある「Minimal Install Images」のリンクを辿ります。
http://wiki.centos.org/Manuals/ReleaseNotes/CentOSMinimalCD6.5

今回64bitが欲しかったので、64-bitのリンクをクリック。

368_01.png


ダウンロードサイトの一覧が表示されます。
ネットワーク的に近いサイトを選択。

368_02.png


今回はtorrentで取得することにしました。
「CentOS-6.5-x86_64-netinstall.torrent」をクリック。

368_03.png


Ubuntuだとダウンローしたtorrentファイルをクリックすると
自動的にダウンロードツールが起動します。
「開く」でダウンロードを開始します。

368_04.png


これで「CentOS-6.5-x86_64-netinstall.iso」がダウンロード出来ました。





インストール



ダウンロードした「CentOS-6.5-x86_64-netinstall.iso」を使用してインストールを行います。
今回はUbuntu上のKVMにインストールしました。

起動した画面でエンターキーを押すと、インストールが始まります。

368_05.png


インストールメディアのテストを実行するかの確認です。
ダウンロードしたisoファイルが壊れていないかのチェックなのでSkipしました。

368_06.png


使用する言語は「Japanese」を選択。

368_07.png


インストール中は日本語にならないよという確認です。
OKで先に進みます。

368_08.png


使用するキーボードレイアウトは「jp106」を選択。

368_09.png


Installation Methodでは、「URL」を選択します。

368_10.png


使用するIPアドレスの選択です。
今回はIPv4の固定IPを使用するので、
「Enable IPv4 support」にチェック。
「Manual configuration」を選択します。

「Enable IPv6 support」のチェックは外しておきました。

368_11.png


IPアドレス、サブネットマスク。
GatewayのIPアドレス。
DNSサーバーのIPアドレスをそれぞれ入力します。

368_12.png


URL Setupの画面です。
ここはインストーラーを取得するURLを指定します。

368_13.png


具体的には、「netinstall.iso」を取得したURLを2階層上がり、
[os] - [x86_64]とリンクをたどった場所。

例えば「http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.5/os/x86_64/」となります。

368_14.png


ちょっと長いですが、頑張って間違いのないよう入力します。

368_15.png


入力したURLが正しければインストーラーのダウンロードが始まります。

368_16.png


インストーラーのダウンロードが終わると、GUIでのインストールが始まります。
右下の「次」をクリックしてインストールを進めます。

368_17.png


「どちらのタイプのストレージデバイスにインストールしますか」という質問が表示されます。
普通のHDDにインストールするので「基本ストレージデバイス」を選択して次へ。

368_18.png


HDDのフォーマット前に確認のメッセージが表示されます。
「はい。含んでいません。どのようなデータで会っても破棄してください」を選択しました。

368_19.png


ホスト名の設定画面です。適当なホスト名を入力します。

368_20.png


タイムゾーンの設定では「アジア/東京」が選択されていることを確認して次へ。

368_21.png


rootのパスワード設定画面です。
適当なパスワードを2回入力して次へ。

368_22.png


インストールタイプの選択です。
CentOSのみインストールするので、「全ての領域を使用する」を選択しました。

368_23.png


HDDフォーマットの確認です。
「変更をディスクに書き込む」を選択して、フォーマットします。

368_24.png


インストールタイプの選択です。
CUIだけの最小構成で良いので、「Minimal」を選択しました。
ここで次に進むとインストールが始まります。

368_25.png


インストール中

368_26.png


無事インストール完了です。
右下の「再起動」をクリックして、OSを再起動します。

368_27.png


再起動後、ログイン画面が表示されました。

368_28.png





SSH接続が遅い対応



CentOSインストール後、デフォルトでrootでのssh接続が許可されています。
ただ、別の端末から接続しようとするとパスワード入力まで時間がかかることがあります。

CentOS6.2で、SSH接続が遅いときの解決方法

こちらを参考に、sshd_configを編集します。


# vi /etc/ssh/sshd_config



GSSAPIAuthentication noのコメントを外し、
GSSAPIAuthentication yesをコメント。

要するに「GSSAPIAuthentication no」に変更します。


# GSSAPI options
GSSAPIAuthentication no
#GSSAPIAuthentication yes




sshdを再起動。


# /etc/init.d/sshd restart




これでssh接続時、パスワードの問い合わせまでの時間が短くなると思います。
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  1. 2014/03/12(水) 00:46:25|
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