CentOS 6.5をインストールしようと思ったのですが、
http://www.centos.org/download/サーバー機能だけの最小構成でいいので、netinstallでインストールしてみます。
CentOS 7.2はこちら
CentOS 7.2をMinimal ISOから最小構成でインストールするnetinstall.isoの取得
上記ページの下の方にある「Minimal Install Images」のリンクを辿ります。
http://wiki.centos.org/Manuals/ReleaseNotes/CentOSMinimalCD6.5今回64bitが欲しかったので、64-bitのリンクをクリック。
ダウンロードサイトの一覧が表示されます。
ネットワーク的に近いサイトを選択。
今回はtorrentで取得することにしました。
「CentOS-6.5-x86_64-netinstall.torrent」をクリック。
Ubuntuだとダウンローしたtorrentファイルをクリックすると
自動的にダウンロードツールが起動します。
「開く」でダウンロードを開始します。
これで「CentOS-6.5-x86_64-netinstall.iso」がダウンロード出来ました。
インストール
ダウンロードした「CentOS-6.5-x86_64-netinstall.iso」を使用してインストールを行います。
今回はUbuntu上のKVMにインストールしました。
起動した画面でエンターキーを押すと、インストールが始まります。
インストールメディアのテストを実行するかの確認です。
ダウンロードしたisoファイルが壊れていないかのチェックなのでSkipしました。
使用する言語は「Japanese」を選択。
インストール中は日本語にならないよという確認です。
OKで先に進みます。
使用するキーボードレイアウトは「jp106」を選択。
Installation Methodでは、「URL」を選択します。
使用するIPアドレスの選択です。
今回はIPv4の固定IPを使用するので、
「Enable IPv4 support」にチェック。
「Manual configuration」を選択します。
「Enable IPv6 support」のチェックは外しておきました。
IPアドレス、サブネットマスク。
GatewayのIPアドレス。
DNSサーバーのIPアドレスをそれぞれ入力します。
URL Setupの画面です。
ここはインストーラーを取得するURLを指定します。
具体的には、「netinstall.iso」を取得したURLを2階層上がり、
[os] - [x86_64]とリンクをたどった場所。
例えば「http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.5/os/x86_64/」となります。
ちょっと長いですが、頑張って間違いのないよう入力します。
入力したURLが正しければインストーラーのダウンロードが始まります。
インストーラーのダウンロードが終わると、GUIでのインストールが始まります。
右下の「次」をクリックしてインストールを進めます。
「どちらのタイプのストレージデバイスにインストールしますか」という質問が表示されます。
普通のHDDにインストールするので「基本ストレージデバイス」を選択して次へ。
HDDのフォーマット前に確認のメッセージが表示されます。
「はい。含んでいません。どのようなデータで会っても破棄してください」を選択しました。
ホスト名の設定画面です。適当なホスト名を入力します。
タイムゾーンの設定では「アジア/東京」が選択されていることを確認して次へ。
rootのパスワード設定画面です。
適当なパスワードを2回入力して次へ。
インストールタイプの選択です。
CentOSのみインストールするので、「全ての領域を使用する」を選択しました。
HDDフォーマットの確認です。
「変更をディスクに書き込む」を選択して、フォーマットします。
インストールタイプの選択です。
CUIだけの最小構成で良いので、「Minimal」を選択しました。
ここで次に進むとインストールが始まります。
インストール中
無事インストール完了です。
右下の「再起動」をクリックして、OSを再起動します。
再起動後、ログイン画面が表示されました。
SSH接続が遅い対応
CentOSインストール後、デフォルトでrootでのssh接続が許可されています。
ただ、別の端末から接続しようとするとパスワード入力まで時間がかかることがあります。
CentOS6.2で、SSH接続が遅いときの解決方法こちらを参考に、sshd_configを編集します。
# vi /etc/ssh/sshd_config
GSSAPIAuthentication noのコメントを外し、
GSSAPIAuthentication yesをコメント。
要するに「GSSAPIAuthentication no」に変更します。
# GSSAPI options
GSSAPIAuthentication no
#GSSAPIAuthentication yes
sshdを再起動。
# /etc/init.d/sshd restart
これでssh接続時、パスワードの問い合わせまでの時間が短くなると思います。
- 関連記事
-
テーマ:サーバ - ジャンル:コンピュータ
- 2014/03/12(水) 00:46:25|
- 備忘録
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
- | 編集