メメさん、おめでとう!長く待ち望んだ赤ちゃんの誕生は人生で最大の喜びでしょう。私も自分のことのように嬉しいです。
私のブログを初期のころからずっとフォローしてくれたメメさんに待望の赤ちゃんが生まれました。メメさんはおそらく私の過去記事
https://ameblo.jp/yujikiyokotaro003/entry-12263340070.html
をある程度参考にされたと思います。
私の妻は約3年半前にヘルペス脳炎という非常に稀な病気で他界してしまいました。一度は安定したのですが、子宮内膜炎も併発していたので大量のステロイドを使い続けてしまうしかなかったのです。その結果、免疫力が落ちて残っていたヘルペスが再発し一度しかない妻の命を奪ってしまいました。
ヘルペス脳炎は年間で100万人に1~2人しか罹らないそうです。妻が他界した後に、なぜこのような稀な病気になってしまったのか私は必死で調べました。するとヘルペスが脳に侵入するルートには三通りあり、血行(血液脳関門)、鼻腔の嗅神経、感染した神経節からのルートが考えられるそうです。それらすべてに共通しているのはウィルスの侵入を防いでいるのは細胞膜だということです。細胞膜は大部分が脂質で構成されていて、本来は良質の動物性脂肪が必要です。しかし妻は脂質を極端に避けた低脂質食だったのです。妻は私の目の前でひどく苦しみながら死んでいきました。私はどうすることもできず助けてあげることが出来ませんでした。
それからの私は、誰かの命を助けてあげたい気持ちがすごく強くなり、少しでも良い反応があるとホッとするようになりました。苦手だった英語や生化学も一生懸命勉強してブログも毎日のように更新してきました。でも今回のメメさんの新しい命の誕生でようやく肩の荷が降りた思いがします。天国の妻も「よくやったね」とほめてくれていることでしょう。
久し振りにグラスオニオン(ガラスのタマネギ)を透かしてみたらレディーマドンナは、ばあちゃんだけど元気だし、丘の上の愚か者はまだそこにいる。イチゴ畑も永遠に続きそうだ。あとはもう大丈夫だろう。
皆さんがいつまでも健康であることを願っています。 こたろう