昨日までを学習カリキュラムの作成に費やし今日から学習をスタート。残された期間は23週間と少ないが、この期間を最大限活用し東大理Ⅲに挑む。
時期が時期なのでスタートから飛ばしたくなるものだが、最初は気負わずできる範囲の勉強から始めていく。スタートで飛ばすと2〜3ヵ月後にムリが祟って力を発揮できなくなる。主戦場はどう考えても2月。この時期に最大限の力を発揮するための準備期間が今だ。まずは足腰を鍛え全力ダッシュに備える。力配分を考えずに突っ走って勝ち取れるほど東大合格は甘くない。
最初に取り組むのは英語と数学。メイン教材は青チャート・基礎英文問題精講の2冊。副教材として合格英単語600・速読英単語入門編・速読英単語必修編を使用する。あまりにも少ない上レベルも理Ⅲを狙うには心許ない。理Ⅲはもとより東大理I・地方国公立大医学部を目指す受験生でもこの時期なら「理系数学良問のプラチカ」「英語長文問題精講」レベルの教材を使用している。東大受験専門塾なんかでもハイレベルな学習をしていることだろう。
しかし、そうした連中は所詮外野に過ぎん。
他の受験生がハイレベルな勉強をしているからといってその尻馬にまたがる必要などない。今の自分がやるべき勉強と他の受験生の勉強は根本的に違う。自分の先を行く受験生に羨望の眼差しを向け劣等感を感じるヒマがあったら今やるべき課題を進めることに神経を注ぐべきだ。ウサギとカメではないが、いくら春夏好調で先頭を突っ走っていても、11月〜12月にペースを乱して蹴つまずいたらそのまま不合格街道まっしぐらだ。
ヘタに実力以上の勉強をやろうとせず、まずは勉強に慣れる。慣れてくれば学習時間も増えメキメキと力がつく。12月頃にはかなりの力を発揮できるようになる。そこに目をつけ今やるべきことに集中する。目先の結果ではなく、2月25日を常に意識する。これこそ勝利の鉄則だ。