最強力粉スーパーキングを使って田舎パンを焼きました。
シンペル型を使って発酵したパンですが、やはり国産小麦のパンに比べるとかなりボリュームが出ますね。いつもの粉で作るより2回りくらい大きくて見栄えもします。
天板1枚に1つずつ生地をのせて、オーブンの中を2段にして焼いたのですが、いつもより釜伸び(オーブンの中での膨らみ)が良すぎて、少し焦げてしまいました。
夏の暑い時期は、小麦粉を冷蔵庫で冷やしておいたり、仕込み水も氷を入れて冷たくしたりして、生地温を高くしすぎないようにして生地作りをします。
イースト菌は微生物ですから、活動するのに最適な環境を作ってあげることで、パンのうま味を出してくれるのです。
こね上げた時の生地温度が高すぎると、早くふくらむのですが、雑菌が繁殖したりして味が落ちてしまいます。かといって、低すぎるとイースト菌が活動できなくて発酵しない。
ですので、イーストが働く温度帯の中で、できるだけ低めの温度でゆっくりじっくり発酵させるのがベストと言えます。
焼き上がりも良い香り♪ 弾力があって噛み応えのあるパンになりました。
自家製パンは添加物が入っていないので、特に暑い時期は2~3日でカビてしまいます。パンはオーブンから出た時点から老化が始まるので、ずっとそのまま置いておくと乾燥して固くなってしまいます。
1~2日で食べきってしまう場合はビニール袋などで密閉して保存。すぐに食べない分は、あら熱がとれたらすぐにスライスして、1切れずつラップに包んで冷凍庫へ。
冷蔵室の10度くらいの温度は、一番パンが老化しやすい温度で、乾燥もするのであまり良くありません。
我が家では毎朝パンを食べるので、前日の夜、寝る前に、食べる分だけ冷凍庫から出して自然解凍しています。冷凍庫から出してすぐの時は、トーストすればおいしく食べられます。
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