寝ながらイヤホン(寝ホン)って何?
イヤホンは音楽を聴くためにつくられているので、そもそもは寝ながら使うことは想定されていませんでした。ですが近年は、スマホやミュージックプレーヤーの小型化に伴い、寝ながらイヤホンを使う人が増えています。そのため、寝たまま使っても違和感のない寝ホンの人気が高まり、さまざまな改良を加えた最新モデルが、毎年発表されています。
寝ながらイヤホン(寝ホン)で重視すべきポイントは?
とはいえ、2018年に発売された寝ホンの特徴を見ても、さまざまな機能があることがわかります。また、起きて使うイヤホンと枕に頭をつけて寝ながら使う寝ホンでは、求められる快適性が異なります。寝ホンを選ぶ時には自分なりに優先順位をつけることが大事です。
音質を重視する
一つ目は音質です。市販されている低音重視のイヤホンなどは、寝ながら使う時には強すぎておすすめできません。寝ホンとして使うなら、枕で寝ていても心地よく音楽が聞こえる、優しい音質のものが適しています。また、ラジオを聴く時にはパーソナリティーの声が聞こえやすいように、マイルドな音質の寝ホンがおすすめです。
寝心地を重視する
枕に寝ながらイヤホンを使う際には、寝返りを打っても痛くないことが重要なポイントになります。基本的にはインナーイヤータイプがおすすめですが、なかには耳が痛くなるものもあります。また、枕に引っかかって外れやすいものも寝ホンには適しません。そうした寝心地を損ねないかどうかも、チェックすることをおすすめします。
壊れにくさを重視する
寝ホンをつけたまま、寝落ちしてしまうことは多々あります。そのため、気がつくと枕の下敷きになって寝ホンが壊れるという事態も、珍しくありません。そこで、壊れるあるいは危ないものを避けることを優先して購入するのも、選択肢の一つです。
価格を重視する
睡眠中は無意識ですから、寝ホンの扱いが雑になり壊れることもあります。それを見越して、リーズナブルさを優先して選ぶのもよいでしょう。安価な寝ホンであれば、壊れて買い換えることにストレスを感じにくいです。
2018年版・最新で人気の寝ながらイヤホン(寝ホン)①Philips SHE3590
低音を正確に再現してくれるほか、外来ノイズを遮断してくれます。交換可能なゴムが3つ付いているので、自分の耳に合ったものを選べます。また、快適なフィット感を実現するため、人間工学に基づいてオーバルチューブインサートがつくられています。
ハウジングが平らになっているので、寝返りを打っても違和感がないのもうれしいです。ただし、Bluetooth対応にはなっておらず、コードが弱いというデメリットもあります。壊れるリスクがあるという危ない面もありますが、コストパフォーマンスはよいといえるでしょう。
2018年版・最新で人気の寝ながらイヤホン(寝ホン)②サンコー ATRHST4G
寝転びながら使うことを前提に、開発された寝ホンです。コード部分が柔らかいチューブ状になっているほか、イヤーピースも小さめなので使用上危ないところが解消されています。電磁波を危ないと感じている人には、その対策がなされているのも魅力でしょう。
4種類ついているイヤーピースのなかでも、一番小さなものを使えば寝ホンでも耳に痛みを感じることはありません。コード内のチューブのなかの空気が振動することで音が出ていますので、音質はそれほど高くありません。音質より安全性を優先する人におすすめです。
2018年版・最新で人気の寝ながらイヤホン(寝ホン)③Senzer S20
コンパクトでイヤホンが外れにくくなっているため、寝ホンにピッタリです。軽量で遮音性が高いので、枕で寝ている時にもピッタリフィットします。耳道に入るようにイヤーピースがデザインされており、寝返りを打った時に痛みを感じたり、壊れることもありません。
素材も音の深みや細かな解像度を実現できるよう、配慮されています。重低音と高音のバランスがすばらしいので、音質重視の人にはおすすめです。
2018年版・最新で人気の寝ながらイヤホン(寝ホン)④maxell HP-CN14
耳へのフィット感を重視する人に、おすすめの一品です。イヤーピースが平らになっており、耳からはみ出る部分がほぼないため、片耳を下に装着しても危ないとは感じません。心地よいフィット感のある音質を好む人に、ピッタリといえます。
カラーバリエーションも豊富なので、好きな色をチョイスするのも楽しそうです。ただし、壊れるまではいきませんが、コードが細いのでクセがつきやすいのが玉に瑕です。
2018年版・最新で人気の寝ながらイヤホン(寝ホン)⑤SONY MDR-EX250
普段使いでも寝ホンでも、低中高の音域のバランスを維持してくれます。音楽やラジオ、動画など再生するものが何であれ、クリアな音を再現してくれます。音質はピカイチのイヤホンです。
ただし、寝ホン用につくられたイヤホンとは違い、装着感はイマイチです。危ないあるいは壊れるといったデメリットはありませんが、寝ホン用に購入するのはおすすめしません。1日中同じ音質を楽しみたい人に適しています。
2018年版・最新で人気の寝ながらイヤホン(寝ホン)⑥SONY MDR-EX150
中高音はクリアに、低音はパワフルに再生してくれるイヤホンです。10色のカラーバリエーションがあり、本体とケーブルを同色でコーディネートしています。イヤホンピースには2種類のシリコンを採用し、音質劣化とフィット感の向上を両立させました。
ハウジングが小さいので寝ホンにピッタリで、イヤーピースはSSサイズも用意されています。セレーションケーブルも絡みにくいように設計されているので、寝ている時に危ない目に合うこともなさそうです。
2018年版・最新で人気の寝ながらイヤホン(寝ホン)Bluetooth対応
Bluetooth対応の魅力は?
Bluetoothイヤホンとは、ワイヤレスのイヤホンのことです。無線で音楽を楽しめるので、寝ている時にコードが身体に絡まるといった危ない目に合うこともなく、枕にケーブルをひっかけて壊れるといった事態とも無縁でいられます。最近はBluetoothイヤホンを、寝ホンとして活用する人も増えているのです。Bluetoothイヤホンには片耳タイプもあるので、自分が使いやすいものを探せます。
2018年のおすすめ・AUKEY bluetoothイヤホン EP-B40
AUKEYは、パソコンの周辺機器の製造で有名なメーカーです。そんなAUKEYがつくったBluetoothイヤホン「EP-B40」は、ワイヤレスとは思えないほどのクリアな音質を誇ります。そしてこのBluetoothイヤホンにはサウンドエフェクト機能がついており、3つのなかからチョイスできます。
また、Bluetoothイヤホンのなかでも価格は安めにも関わら地、IPX4等級の防水と8時間の連続再生を実現しています。寝ホンとして安いBluetoothイヤホンを探しているなら、ぜひ試してみましょう。
寝ホンは身体によくないって本当?
枕に頭をのせて、大好きな音楽を楽しみながら眠るのは気持ちよさそうです。ですが、イヤホンを通して大音量で音楽を聴き続けたり、ずっと耳に入れておくことで、傷をつけてしまう場合があります。また、Bluetoothイヤホンにしなかった場合、コードが絡むこともありますし、大きすぎるイヤーピースが耳を傷めることもあります。身体に負担のかからない使い方を検討しましょう。
最新で人気の寝ホンを活用して音楽ライフを楽しもう!
寝ながらリラックスできる音楽を聴くのは、ストレス解消にも役立ちます。そんな時、耳への負担が少ない寝ホンを使うのがおすすめです。ただし、寝ホンは朝までつけっぱなしになる可能性もあるので、痛みを感じずフィット感の高いものを選びましょう。自分の音楽ライフを充実してくれる寝ホンを、この記事を参考に見つけてくださいね。