「家事を手伝ってよ」
この言葉をかけられた時、あなたならどんな反応をするだろうか。
多くの人はただ単に「ちょっと面倒だけど手伝うか」と思うことだろう。
家事の大変さを知らなければ普通こんなものだし、サラリーマン時代の俺も同じような感じだった。
でもこの言葉には助けを求める他に、実はもっと大きな意味が含まれていることがある。
今回はこれについて書きたいと思います。
「家事を手伝ってよ」
「家事を手伝ってよ」という言葉は、単に助けを求めているだけではない。
あまりわかってもらえない家事の大変さをわかってよ!という思いも一緒なことがある。
家事は仕事より楽だと思っている働く側の人も多いけど、その見た目からは想像できない程に大変だ。
だからその大変さをわかって欲しいんだよね。
※LINEスタンプ「専業主夫の日々」…の選考漏れイラストより
シュフの苦労はパートナーが理解してくれるだけで大部分が解消される。
何故なら誰かの大変さを理解すれば人は助けようと動くから。
手伝おうと動いたり、家電を買ったり、家事代行を勧めてくれたりと行動自体が変わるだろう。休日は子供を見るから出かけておいでという言葉も自然と出てくるだろう。
シュフが休むにはパートナーの理解が必要
主夫になって一年目の頃のことを覚えている。来る日も来る日も家事が待っている先の見えないトンネルのような日々に絶望すら感じた。
だがどういうわけか、世間的に家事は楽なモノみたいな認識になっている…
家事は大昔から存在するが、昔から大変だったはず。
人が生活する以上必ず誰かがしなくてはならない仕事だ。
働く側が収入を確保するために働くのと同じで、生活するために必要な家事をシュフがこなしている。
それも毎日。文字通り毎日だ。
特定の職種や立場を除き休日のある仕事と違い、家事にはそんなもの存在しない。休みたくてもシュフ一人では休めない。つまりシュフは年中無休なのだ。
シュフが休むには家事から離れなければならないが、掃除洗濯料理に皿洗い。特に料理と皿洗いは一日に多いと三回もある。
家事から離れても家事がただ溜まるだけなら休まないで家事をしていた方が楽と考える人がいるのも頷けるだろう。
だから休むにはパートナーの理解が必要不可欠だ。シュフが休む間の家事を代行してくれるパートナーの存在がどうしても必要になってくるのだ。
「手伝ってよ」の裏側を認識せよ
シュフが休むには誰かに家事を代わってもらうしかない。
家事代行、実家の両親など相手は様々だが多くの場合この誰かとはパートナーだ。
そしてパートナーに快く家事を代わってもらうには、家事の大変さを理解してもらうしかない。
嫌々代わってもらっても喧嘩の元だし全く寛げないから。
「パートナーがきちんと家事の大変さを理解してくれている。」
これだけでシュフは救われるのだから。
だからこその「手伝ってよ」なのだ。
「家事を手伝ってよ」というこの言葉には文字通り「手伝う」という意味の他に、「家事の大変さを理解してよ」という思いが乗っている。
家事の大変さを理解する1番の方法とは、家事をすることに他ならないから。
家事を手伝うという行動こそ大変さを理解しているということなのだ。
家事の大変さをわかってあげて欲しい
自分がサラリーマンだった頃、誰も家事の「何が大変なのか」なんて教えてはくれなかったが、今思えばもっと想像することは出来たかもしれない。
この辺りはシュフになってから約三年経った今も後悔している。
そして大変さを理解するためにも積極的に手伝うことが大切なんだ。
世のシュフでない人達が家事の大変さに気付くきっかけの多くは奥さんが倒れてとか、自分で家事育児の大部分をやらなくてはいけなくなったとき、つまり家事育児をやって初めてわかることが多い。
もしあなたがほとんど家事や育児をしていなかったら、パートナーの大変さを理解するためにも積極的に手伝ってみよう。
理解するためにはまず自分でやってみる、そこからではないか。
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