
プルデンシャルのライフプランナーの転職、採用難易度
プルデンシャルの転職は、webテストや筆記、さらに複数回の面接を経て採用に至るといった過程で進む一般転職とは大きく異なります。
本社ページにもライフプランナーを募集する公示は存在するものの、多くの現役ライフプランナーがヘッドハンティングを受け、下記のセミナーと面接を経て採用されていきます。
評価基準についても、通常は前職のキャリアでの成果やスキルの蓄積度合が評価されますが、プルデンシャルではその評価基準は独特である一方で、シンプルで分かり易いとも言えます。
「候補者が自分の交友関係、またそこから派生する関係者に保険を売ることができる見込みがあるどうか」、「また本人の清潔感や保険を売ることに対してみずから創意工夫をして熱意をもって取り組める人材であるかどうか」、「そしてフルコミッションの世界で戦う覚悟」。
この3点が評価基準です。学歴、スキル等はほぼ不問であるといっても過言ではありません。採用活動は所長クラスが自らの支社で働く人材を探してヘッドハンターとして活動し採用を行います。
所長クラスは採用を行うことが自らの昇進条件にも含まれている、かつ自身が採用した人材の成績が所長自身の給料評価に跳ね返ってくることもあり、近年は誰でもいいから採用する、といったスタンスはとっておりません。
また最終の面接段階では本社面接がある為、所長自身が給料を犠牲にする覚悟で採用実績を作ろうとしてもいい加減な人材であればそこで切られてしまいます。
上記の理由から、一概に比較し難易度を比較することは難しいが本人の意志とヘッドハンターであり将来の上司となる所長としっかりコミュニケーションをとって良い印象を与えることができれば面接段階へのしっかりしたサポートを受けられるだけでなく、採用後の人間関係に悩むこともないと思われます。
本社面接は突破することは容易であり、比較的入社自体は難しくはありません。要はフルコミッションの世界で働くことに対する意思の固さが見られます。
プルデンシャルのライフプランナーの採用基準
採用基準は、主に以下の3点になっています。
- 大卒
- 社会人経験のある方
- 前職は保険業界以外が望ましい(前職が保険業界である場合、既に前職で保険を販売できる身近なポテンシャル顧客を使い切っている可能性がある為、よりポテンシャルのある顧客は前職が保険業界でない方の方が多い傾向にあるからだそうです。)
プルデンシャルのライフプランナーに転職するポイント
ハードワーカー
目的、目標の為にハードワークができる方。フルコミッションの世界で生きていくとなると大きい報酬が得られるチャンスが与えられる反面、思う様に売上を伸ばせない苦しい時期が必ず訪れます。その際に自身の力でその壁を打破出来る様なタフさが求められる様です。
人間性
明るく、誰からも愛される人間性を持ち合わせている方。会社の看板に頼る営業ではなく、個人として顧客がこの人の勧める保険に入りたい、と思ってもらえる様な人材であること。清潔感等、社会人として当たり前のスキルも含まれます。
ビジネスセンス
自身で戦略を考え、実行できる方。個人事業主の枠組みの中で闇雲に保険の営業をかけるだけでなく、戦略を練り失敗を繰り返しながらも長期的に売上を上げられる仕組み造りを考え、実行できることが求められます。
プルデンシャルの選考、面接内容
面接はまずラフに支店長クラスと近くの喫茶店等で打合せをして、個人のバックグラウンド等についてヒアリングを受けます。その後CPIと呼ばれるセミナー(と称されているが実際は面接)に呼ばれます。
支社長1人に対して候補者1〜2名位の少人数実施で、各支店で行われている模様です。
CPIは全3回に分けて行われ、これまでのキャリアの考え方、過去の実績、フルコミッションの世界、プルデンシャルの業界内での立ち位置等について一通りディスカッション形式で説明を受けます。
雰囲気自体はフランクなので聞きたいことは自由に聞けるし、その質問内容でネガティヴな印象になることはありません。但し、現状に満足せずフルコミッションの世界で真剣に生きていきたい、という思いだけは強くアピールする必要があります。これがブレてくると一気に採用が遠のいていくので注意が必要です。
CPIが終わると、簡単な本社面接がありますがが、ここまでくると支社自体は候補者を採用することを決めているので、本社面接対策はある程度、支店長等と打合せて対策していくのが良いと思われます。
プルデンシャルへの転職を目指す方は、現役社員などによる個別の相談なども受け付けておりますので、お問い合わせページからご連絡ください。