「拉致と憲法改正」と聞けば多くの皆さんは
「拉致問題と憲法改正に一体どんな関係があるの?」
と疑問に思われるかもしれません。
しかし、これは
日本会議の月刊誌「日本の息吹(H26年9月号)」掲載の
拉致被害者・有本恵子さんのご両親である
有本明弘さん・嘉代子さんに対するインタビューの
タイトルに他なりません。
その中で、父・明弘さんは
「私は、平成24年4月28日、日比谷公会堂での国民集会の席上、
「憲法改正を実現して独立国家としての法整備をしなければ、
北朝鮮のような無法国家と対決していくことはできない」
と憲法改正について公の場で初めて発言しました。
それはこれまでの26年の戦いのなかでの実感でした。」
と述べておられます。
今一度、
約30年にも亘るこれまでの戦いの実感である と。
つまり、安倍総理が自身の政治信条として、
そこから脱却しなければならない!とする「戦後レジーム」と
その中核をなす戦後憲法体制こそが、
拉致問題解決の最大の障害・障壁である!
と確信しておられるのです。
現行憲法を具体的に如何に見直すべきか?はさて置き
とにかく、「早急に見直すべきである!」という
大きな国民的コンセンサスが醸成されなければならないことだけは
間違いないと信じます。
私ども「日本ブルーリボンの会」が
終始一貫、主張させて頂いておりますように、
拉致救出の流れを確かなものとすることは、すなわち、
戦後体制(戦後レジーム)の打破・脱却へと通ずる
「国なおし」の道に他ならないと存じます。
以上のような確信と信念の下、支援者の皆様には
一層のお力添えの程、切にお願い申し上げます。
『拉致救出、支援・国なおし!』
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