オンラインで見られる手軽さ、よき。
私は旅行が大好きで、3連休があればすぐに飛んで行きたいくらいです。でも観光本を買うのは好きじゃありません。
観光中に観光本を持っていると「私は観光客です。貴重品持ち歩いてます」とアピールしていることになるし、使用期間が短いにも関わらず安くありません。それに東南アジアの場合、開発のスピードが速すぎて最新版だとしても観光本が情報についていけていないなんて場合も…。
そういう理由で私はもっぱらネットで拾った情報や、現地で手に入れた観光マップを活用しています。ただそういう場合って情報が散らばってて偏りがち。
そんな旅行者の小さいモヤモヤを解決してくれそうなのが、Google(グーグル)の新サービス「TouringBird」です。地域ごとにまとめられたおすすめ情報が一気に見れちゃうんですよ。
今後の広がりに期待大
試しにどのくらい情報が網羅されているのか、その昔住んでいたロスアンゼルスとフロリダ、あとはいったことのあるラスベガスをちょっと覗いてみました。
まだまだアップデート中なので場所も情報も足りない印象ではありますが、その場所に初めてきた旅行者にとってはむしろ厳選されたポイントが掲載されていると言えるかもしれません。
私が素晴らしいと思うのは、ツアーサイトに行かなければ知り得ないようなツアー情報が紹介されていること。例えばフロリダのオーランドはアミューズメントパークやNASAで知られますが、エバーグレーズ国立公園の野生動物ウォッチツアーやマナティーツアーはそこに住んでいないとハードルが高い気がします。そういったちょっとしたツアーの情報を得られ、チケットをネットで簡単に手に入れられるのも利点です。
またニューヨークやラスベガスでは、ショーの情報も掲載されていて、もちろんチケットを購入できます。ショーで有名な地域だけでなくすべての場所でこの機能を入れてくれたら、本国で見逃した公演を思いがけずこの場所で観れた、なんて嬉しい出会いにもつながると思います。
フリーツアーや見逃せないポイントといった情報に加え、ファミリーフレンドリーな場所もまとめられているので、わざわざ「ロケーション 子連れ 人気」といったキーワード検索してファミリートラベラーのブログを読み漁らなくても良いのは時間のセーブにも繋がります。
私はインスタグラムにはまっている訳ではないので特に必要としませんが「インスタ映えスポット」は目の付け所が良いなと思います。というのも、以前親戚がマレーシアにきた時に「こういうところに行きたい」とインスタグラムの写真を見せてきたことがあるのです。インスタを見ればその場所や自分でも撮りたい写真の雰囲気がわかって便利なんだそうです。写真から判断して行き先を決めたことで、今まで知らなかった場所に足を向けることになり、道中新たな発見をしました。
レストラン情報では、おおよその値段と予約状況、キャンセル料の有無などが明記されているので安心です。ざっとみただけでも「TouringBird」はかなり便利だと思います。
オリンピックを控えているので、ロケーションの中にはいずれ日本も追加されるでしょう。旅行者だけでなく、住んでいる人にとってもありがたい情報が掲載されているので、そうなったら是非利用したいと思います。
Source: Touring Bird