訪問ありがとうございます。
じゅりいです。
突然ですが、子供に牛乳って飲ませていますか?
近頃は賛否あるみたいなのですが、我が家ではしゃかちゃんに毎日牛乳を飲ませています。
牛乳=完全栄養食みたいな考えは持っていないので、あくまで補助的に栄養を取れればいいなといった程度の感覚です。
もちろん無理やり飲ませているわけではなく、しゃかちゃんも割と好きなので、自分から「牛乳飲む!」と要求することも多いです。
ちなみに私も旦那さんも乳製品は好きなので、料理にもよく使います。
乳製品といえば、チーズとか大好きです。
カレーにもチーズかけますしね(゚∀゚)美味しいですよ~!
- 我が家の牛乳
- 伯方の塩はメキシコ産ということを忘れていた
- 我が家愛飲の「長野牛乳」も社名由来の商品名で産地表示ではなかった
- 2017年度の日本国内生乳生産量の53.7%は北海道
- 生乳と牛乳の違い
- 自分に全く関係のない災害というのは無い
我が家の牛乳
我が家で愛飲している牛乳は、ザ・ビッグ(イオン系列の低価格スーパー)で最安値で売っている「長野牛乳」です。
長野県民ですし、商品名に長野と入っていると選びたくなります。
私もその程度には長野愛、地元愛を持っています。LOVE長野県(*´▽`*)
しゃかちゃんが毎日飲むので、常に牛乳が冷蔵庫に入っているのが当たり前の我が家ですが、先日、北海道地震の影響で、関東では牛乳が品薄になるかもしれないというニュースを聞きました。
関東にお住まいの方は大変になるかもしれないですよね・・
そんな中不謹慎にも、「地元産の長野牛乳があるから」という理由で、我が家は牛乳が買えなくなるという心配をしなくても良さそう、と内心安堵していました。
本当にすみません・・
ですが、それは大きな間違いでした。
伯方の塩はメキシコ産ということを忘れていた
うちで飲んでいる牛乳は「長野牛乳」。
勝手なイメージで「長野牛乳は長野県内で生産された生乳を使っている」と思っており、長野県が北海道地震の影響で牛乳不足になることは無いだろうと考えていました。
しかし、ふと昔TVで見たトリビアの泉の「伯方の塩はメキシコ産」というのを思い出したのです。
「伯方の塩」というのは商品名であり、原産地表示ではないという事をその時に知ったのですが、すっかり忘れていました。
普段、そこまで考えて買い物しないですしね。
先日、買い物に行った時に「伯方の塩」を手に取ってみると、そのような注意書きがちゃんと書いてありました。
ブログを始めて思い知りましたが、改めて「タイトルの力、恐るべし」です(;´Д`)
ということは、長野牛乳も「原材料が長野県産」でない可能性があるということ?ですよね・・・
我が家愛飲の「長野牛乳」も社名由来の商品名で産地表示ではなかった
私の予感は概ね当たっていたようです。
やはり、「長野牛乳」も長野県産の生乳だけを使用しているわけではなかったのです。
よく見ると、パッケージにも「商品名の(長野)は社名由来です」と書いてありました。
毎日見ているはずのパッケージなのに気付かないなんて、意識していないと目に入らないということの証明ですね(~_~;)
ただ、パッケージには具体的に長野県産以外のどこの産地の生乳を使用しているかは書いてありませんでした。
長野牛乳には北海道産の生乳も使われていた
では一体どこ産の生乳を使っているんだろう?
長野牛乳のサイト内を閲覧しましたが、産地の情報は記載されていませんでした。
長野牛乳に直接メールで問い合わせてみました。
すると、次の日には返答メールが届きました。
産地に関しては、北海道をはじめ、岐阜、愛知、三重、群馬県産の生乳が長野県内産のものにプラスして使われているということでした。
国内の生乳生産量のシェア率が1/2以上の北海道から生乳が届かないと、やはり大変とのことで、確認した時点では極端ではないにしても、小売店には出荷制限をしているということでした。
安定供給を考えたら、複数地域からの仕入は当然
「長野牛乳」なのに、長野県産以外の生乳を使っていたことに騙されていたと感じたわけでは全くありません。
商品名から単純に長野県産の牛乳だと思い込んでいた私自身にちょっとショックを受けただけです(;´・ω・)
企業として安定した供給を考えたら、仕入地域を複数に分散するのは当然です。
我が家ではこれからも、パッケージのアルクマが可愛い「長野牛乳」を愛飲し続ける予定でいます。
人気のゆるキャラ「アルクマ」が可愛いパッケージ。アルクマは、長野県のPRキャラクターです。
アルクマプロフィール | アルクマ オフィシャルサイト|信州売り出し中!アルクマカンパニー
2017年度の日本国内生乳生産量の53.7%は北海道
データ元:JミルクHP
「長野牛乳」にも使われている北海道産の生乳。
気になったので、ついでに北海道の生乳生産量について調べてみました。
2017年の日本国内全体の生乳生産量は729万810トン。
2017年度の北海道の生乳生産量は391万5799トンでシェア率は53.7%です。
さすが日本の食糧基地、北海道(゚Д゚;)イメージ通りの圧倒的なシェア率です!
長野県の生乳生産量は直近のデータを見つけられなかったのですが、2013年のデータだと北海道の1/35程度でした。
長野県内では、「長野牛乳」の他に「八ヶ岳牛乳」や「安曇野牛乳」などが店頭に並んでおりますので、てっきり「長野県は酪農も強い」と思っていたのですが、北海道には遠く及ばないことがよく分かりました(>_<)
生乳と牛乳の違い
酪農製品に関する知識が明るいわけではないので、データを調べる時にちょっと戸惑ったのが、「生乳」と「牛乳」の違いです。
北海道の牛乳のシェア率は13.7%
牛から搾って処理をしていないものが「生乳」で、その「生乳」を殺菌処理したものが「牛乳」です。
とても簡単な話なのですが、何に戸惑ったのかといいますと、生乳のシェア率と牛乳のシェア率はかなり違ってきます。
2017年度の生乳生産量のシェア率が53.7%の北海道ですが、牛乳のシェア率になると2016年度のデータですが、北海道の牛乳シェア率は13.7%です。
生乳のシェア率と牛乳のシェア率はきちんと分けて憶えておかないと、全然別の感覚になってしまいますね。
北海道の牛乳シェア率が生乳シェア率に比べて極端に下がるのは、他県に牛乳の材料として生乳を出荷しているのと、チーズなどの乳製品にまわる生乳が多いためだと思います。
自分に全く関係のない災害というのは無い
ここまで物流が発達していて、物流網に頼って豊かな生活を享受している現代社会では、普段なじみの無い土地で起こった災害だとしても何かしらの影響を必ず受ける、ということが今回よく分かりました。
自分には関係のない災害というのは無い、という事ですね。
一日も早く、被災者の方々が通常の生活を送れるようになることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m