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竜、CS射程 コイ倒!きょうからG2連戦も勝つ!

2018年9月16日 紙面から

広島-中日 7回表2死、平田が左中間へ勝ち越しソロを放ち一塁を回って雄たけびを上げる=マツダスタジアムで(谷沢昇司撮影)

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 遠くにかすんでいたクライマックスシリーズ(CS)進出が見えてきた。中日は15日の広島戦(マツダスタジアム)に7-5で競り勝ち、4位に浮上。3位の巨人と1・5ゲーム差に詰め寄った。1番の平田良介外野手(30)が先制打と決勝本塁打を放つ活躍で打線をけん引。9回は抑えに定着した佐藤優投手(25)が締めた。16日からは敵地の東京ドームで巨人との2連戦。この勢いで3位の座をかけた天王山を制し、一気にCS出場圏内まで駆け上がれ!

 オレンジバットを豪快に振り抜いた。5点のリードを吐き出した直後の7回2死走者なし。「点を入れるには本塁打しかないので狙っていた」という平田の8号ソロが、コイ党で真っ赤に染まった左中間席に飛び込んだ。「コースが甘く来て、うまく反応できた。打った瞬間、感触が良くて入ったと思った」

 再度のリードをロドリゲス、祖父江、佐藤の新『勝利の方程式』で守り切り、チームは8月3日以来の4位に浮上。4連敗を喫した3位・巨人とのゲーム差は1・5まで縮まった。リーグ唯一の勝ち越しを決めていた広島戦は14勝11敗で終了。二枚腰の粘り勝ちに、森監督は「そういうこともある。7、8、9回が前みたいなことがなくなってきたしな」と、ほおを緩めた。

 3回、勝利数と防御率の2部門でリーグトップを争う大瀬良に集中打を浴びせた。先頭の松井雅が中前打。笠原の犠打で1死二塁とした後、平田が先制の左前打を放った。さらに京田と大島も連打で畳みかけて2点目。なおもビシエドの中犠飛とアルモンテの2ランで計5点を奪った。

 

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