富山の交番襲撃事件の容疑者の島津容疑者の過去が明らかになってきましたが、下記のようなものです。
 
 家庭内暴力は中学くらいからかなりやっていて、高校は行かず、バイトなどしていて、18歳で自衛隊に入った。これでちゃんと社会人になってくれたらと家族は喜んでいたが。自衛隊でも気に入らないことがあったと、人を殴り、辞めざるを得なくなったそうです。

 このような経歴の人でも自衛隊に入ることが出来て、町長が会って激励していたのです。民間企業であればアルバイトとして雇っても、正社員として採用することはないと思いますが、自衛隊はこういう人間を国家公務員にしていたのです。

 下っ端がいじめられたり殴られたりすることは自衛隊では当たり前にあるようですが、下っ端のはずの島津容疑者が気に入らないからと人を殴って自衛隊にも居られなくなったとしたら、よほど粗暴な、なにをやるか分からない人間ということになります。兵隊の成り手のない自衛隊は、こういう人間に国費で軍事技術を身に付けさせてしまったのです。

 自衛隊を信仰している一方で自分は兵隊に行きたくないネトウヨは、今の自衛隊は入隊の競争率が高くて入るのが難しいのだ、今の競争率であれば人不足になることはあり得ない、入ったら高度な電子機器を扱うからよほど頭が良くなければ務まらない専門職であるから、素人を徴兵して間に合わせることは不可能だ、従って戦争になっても徴兵制などは絶対にない、だから構わないから中国と戦争をやれ、自分のところには絶対に赤紙は来ないから大丈夫だ、四畳半のネット動画で戦争の様子を観戦していられると言っていますが、実際には高校も出ていない島津容疑者が採用されています。

 神戸市生田区で少女を殺害した君野康弘被告は、元自衛官ですが、事件当時は、知的障害者が交付可能な障害者手帳のひとつである療育手帳(知的障害者手帳)を所持していたといいます、療育手帳所有者を差別するわけではありませんが、通常は軍務には向かないと考えるのがふつうです、こういう人でも入隊させていました。

 昔と変わることなく、兵の成り手がいないので誰でも良いから採用していたのです。

 いくら税金でアメリカから高い武器を買っても兵隊がこれではどうにもなりません、いざ戦争の準備に入った段階で、人並み以上の能力を持った若者を確保するために徴兵制が実施される可能性は高いと考えるべきです。


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