富山の交番を元自衛官の青年が襲い、拳銃を奪って小学校の警備員を射殺した事件は、自衛隊で習った銃の使い方や刃物の使い方の知識が活かされた犯罪でした。生まれて初めて銃を触る人間が仮に警察官の拳銃を奪ったとしても、警備員を射殺するようなことはとてもできません、初めて経験する銃の反動で狙い通りの撃つことなどできないのです。

 4年前に神戸市長田区で小学校一年生が殺される事件がありました、ネトウヨは長田区は在日が多いから容疑者は在日に間違いないとしていましたが、鹿児島県出身で元自衛官ということが分りました。

 昨年だったと記憶していますが、72歳の元自衛官が宇都宮城址公園で爆発物を爆発させて自殺して、付近にいた3人が重軽傷を負う事件もありました。

 2か月前には鹿児島県で38歳無職の元自衛官が、親族との揉め事のすえに5人を素手で絞殺すという事件がありました。

 3年前には杵築市で40歳の1尉の現役自衛官が自宅に放火して子ども4人を焼死させる事件がありました。

 近いところで覚えている殺人事件だけを書き出しましたが、現職の自衛官が泥棒をやったとか、女性に性的な暴行をしたとかいった事件は多数起きています。他の公務員に比べると発生件数が多く、粗暴犯が多いのも特徴のようです。

 ふつうの人では素手で5人を絞め殺すことは無理ですし、拳銃で人を殺すのも困難です、爆弾を作って自殺するなどといったこともやれません、戦場での格闘術や銃の扱い方や爆発物の作り方を知っていてから出来たことで、市民社会のなかでは軍隊経験者は、本人が自暴自棄になったときには危険な存在であることを示しています。

 日本国籍がなければ自衛隊には入れませんから、日本の犯罪は在日によって引き起こされるという説を根底から覆す事実であるといえます。

 現役や除隊して間もなくの人による犯罪の場合には、隊内のいじめやパワハラなどのストレスが要因であることも考えられます。

 今の日本では、テレビなどで自衛隊を取り上げても一方的に褒めちぎるだけで、抱えている問題点の指摘は一切なく、国を守り災害に備えるためにみんなが頑張っている素晴らしい組織といった扱いばかりになっていますが、いじめやパワハラやセクハラで退職に追い込まれたり、ノイローゼになった人も取り上げる必要があるのですが、自衛隊を批判すると「愛国者」から激しい攻撃を浴びますから、自衛隊が抱える問題点を知っていても怖くて触れられない状態になっています。

 「愛国者」が作り出している「統帥権」によって、誰も自衛隊を批判出来ないというのが今の日本の姿です。

 

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