1万円以下で買える北欧デザインのワイヤレスイヤホン「TRUE」を使ってみた
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突然ですが、ワイヤレスイヤホンとコード付きイヤホンの一番の違いはなんでしょうか? コードレスなので、有線のイヤホンとは違い、使用中でも「イヤホンを付けてます!」という印象を与えにくく、より自然に、生活に溶け込むように使用できるようになった点が一番の違いと言えます。
「メガネ」は、デザインひとつで顔の印象をがらりと変えてしまうプロダクトですが、ある意味、ワイヤレスイヤホンもメガネのように見た目のデザイン性が求められるプロダクトになった、と言えるのではないでしょうか?
スウェーデンのオーディオメーカーDefunc(デファンク)社が手がけるワイヤレスイヤホン「TRUE」は北欧らしい合理的なデザインが特徴のプロダクトです。デザイン性が高いとはいえ、価格は7,000円程度から。手が届く価格帯である、というのも注目を集めるポイントと言えます。まだまだ選び方がわかりにくいワイヤレスイヤホン、今回は、実際に使ってみて感じた様子をお伝えします。
シンプルで飽きない北欧デザイン
ワイヤレスイヤホンを選ぶとき、どれくらいデザイン性を重視しますか? 従来のオーディオ製品の選び方であれば、機能性だけを重視するのかもしれませんが、コードがなくなったことで顔の印象を左右する装飾品になったワイヤレスイヤホンを選ぶなら、見た目のデザインにこだわるのはとても自然なこと。
でも、デザインが確立していないプロダクトなので、見た目が微妙なワイヤレスイヤホンが多いのも事実。本来、コードがないというのはスッキリとしたデザインを生むためにはプラスのはずなのですが、電車などで、細い棒が耳から飛び出ているのを見ると、見慣れていないこともあるのか、正直違和感を感じることもあります。
見慣れていないものを、自然なデザインで作るというのは難しいものですが、TRUEは北欧デザインの強みがうまく出ています。派手さはなく、シンプルで生活にスッと馴染むデザインです。
名門メーカーが多い北欧の音響技術の裏付けを持った、こだわりの音質
以前1万5000円程度のワイヤレスイヤホンを使っていたこともあるのですが、音質は、それよりも良いように感じました。バスの音も信頼感があり、なにより音に強い広がりがあります。
スウェーデンの著名な音響技師の指導・監修が入っているとのことですが、イヤホン等の音響機器でも名門メーカーが多い北欧の音響感覚は、この価格帯では非の打ちどころが無いほどの仕上がりです。
スマホの充電器としても活躍
イヤホンは、基本的に付属の充電器に収納しておき、使用する時だけ取り外します。
一度同期してしまえば、充電器から取り出す度にスマホ等と自動的につながるオートペアリングを採用しています。
この充電器、スマホ等に使われるモバイルバッテリーに似ていませんか? 実は、USBポートが付いているため、ガジェットを充電するモバイルバッテリーとしても使えます。
容量は2,100mAhと多くないほうの部類に入りますが、充電された状態なら、ヘッドフォンの充電は20回。スマホの充電なら1度フルに行えます。
ワイヤレスがライフスタイルを変える
ケーブル付きのイヤホンだと、一番困るのは、使用している時に絡まること。自分の手にも、カバンにも絡まる。混雑時だと他の人に絡まることも珍しくなく、意識し始めると、正直ストレスなことも多く、一度開放されると有線に戻れないほどの開放感があります。この感覚だけは、一度試してもらわないと分からないかもしれません。
2種のカラリング
Defuncの「TRUE」はmachi-yaにてクラウドファンディング中。2種のカラリングから選ぶことができ、値段は現在、100個限定の7500円。(送料別)売り切れ後は8,100円から支援できます。
ワイヤレスイヤホンは個人的に様々な機種を試したことがありますが、このイヤホンのデザインと音質は、この価格帯で出会うのは難しいです。ワイヤレスイヤホンのデビューなら、北欧メーカーのイヤホンで、自然に生活に取り入れてみませんか。
Image: machi-ya
Source: machi-ya
吉田祥平
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