といっても、Evernoteを解約してしまうわけではありません。プレミアムコースも継続します。
ただ、事実上Evernoteには、ファイル管理と日記を担当してもらうだけ、にするつもりです。
最近、文章はもうほとんどScrapboxに集中させていました。
これについては、わかりやすい使い方だと思うので、特別なことはしていません。
ただ最近になって、セミナー管理もScrapboxにしてみています。
やってみると、これの方がずっと楽だという事実に行き着きました。
たとえばEvernoteの場合
- セミナー【スタック】
- 第2回倉園さんとのセミナー【ノートブック】
といった関係を作って、ノートブックに資料・ネタその他を集めていくといった感じになります。
この【セミナー】という大きなくくりと、個別のセミナーという上下関係は、正しい。しかし、必須ではないのです。
ある資料に、Scrapboxでセミナーというタグと、倉園さんとのセミナーというタグを付けておいても、全部ちゃんと見つかる。
しかも、ネタにはネタのタグ、持ち物リストには持ち物リストのタグ、メールの定型文にはそういうタグを付けておけば、あとから別のセミナーのためにも活用できる。
同じことはEvernoteでもできるじゃないか。
できますね。
しかしEvernoteだと、ノートの中にタグを書き込んだりできないし、したがってノートの中からタグを辿るということが出来ません。
あるセミナー用の「プロジェクトノート」のようなモノを作ったとき、持ち物リストや参加者リストも、そのノートそのものから辿りたいと、思いませんか?
これはやってみるとかならずそう思うはずですが、これまでEvernoteでは決してそういう発想になりませんでした。
ノートからノートへとリンクで辿ることはできても、ノートからタグを辿ったりできなかったのです。
そもそも「正しいタグ」を書き込めるかという問題があります。
参加者リストというタグを付けるのがいいか、参加名簿というタグにするか。
Scrapboxはタグを付けやすく、タグを辿りやすいため、どんどんタグを付けようという気になります。だから、「間違ったタグ」をいくら付けておいてもいいのです。
Evernoteもそうのはずなのですが、Evernoteだと「正しいタグ」をつけたいという気持ちが強くなってしまいます。