9/13 主治医診療 | HER2タイプ乳癌ステージ3Cと闘うシングルマザーみゆ

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こんばんは。

今日は主治医診療。

先週金曜日に入っていたのだけど、
家庭事情と仕事事情で、
延期していただいての今日。
(最早で入れていただいた)

影は消えており
(今回は映っておらず、
が正確かな、5mmスライスだから…
 ⬆主治医がヘッジはしていた)

とりあえず、よかった~(ホッ)❗


5月に、
何も映っていなかったら
3か月毎➡半年毎にしようと思って
  (ようやく寛解したかな、と思えた矢先)
油断していたところで、
肺にそれっぽい影が映っていたもの
だったから、

次の画像検査は、半年後のPET-CT
ということになりました。

で、次回は2か月後の血液検査。


転移だったら、と考えてきたことは、
棚上げで良くなりました。

せっかく考えはしたので、
一応聞いてはみました。
(最後の患者だったし)


私:
 この影が単発の肺転移か肺癌だったとして
 手術出来ますか?

主治医:
  よほど単発か、そこだけ何とかすれば、
  っていう場合はしないこともないけど、
  乳癌の転移は多発が多いし、
  それだけ取っても生存期間が延びる
  エビデンスもないから、
  まずは、全身療法の薬物療法をしますね。

私:
  エビデンスはそうだけど、
  先生の診てきた経験でも、そんな感じ
  ですか?

主治医:
  まずは薬物療法をして、
  半年や1年経っても、そこしか転移が
  なければ、それで手術して、良かったね、
  という人も何人かはいたけどね。
  転移後の治療は、本当にケースバイケース

私:
  半年や1年って、そういうレベル感
  なんですね。

主治医:
  そんなもんですよ。
  一般人は見えてるものだけ取ればいいって
  まず考えるでしょ?
  医者は見えてないものが全身にたくさん
  あるって考える。
  ガイドラインにも書いてあるでしょ?

私:
  書いてはありますけど、
  やっぱり感覚的に、それでも、
  小さいうちに取っちゃった方がいいと
  思いますよね…。

主治医:
  小さいの1つだったら生検よりは
  取っちゃえっていう時もあるけど、
  ある程度大きくなってから生検して
  肺癌か乳癌か検査してから考える時も
  あるし、ケースバイケース。

私:
  放射線は?

主治医
  重粒子線とかトモセラピーとかでしょ?
  患者さんで希望する人はいて、
  紹介状を書くこともありますよ。

私:
  薬物療法の副作用よりは副作用の少なそうな
  焼灼療法や凍結療法で出てきた都度
  治療する方がいいってことはないですか?

主治医:
   大腸癌とか消化器癌の肝転移には
   いいけどね、   
   標準治療になってるくらいだし。
   乳癌も、そこだけ何とかすれば、っていう
   状況だったら、やらないことはないけど、
   ケースバイケース。
   基本は全身療法の薬物療法だね。

私:
   小さいうちに治療しても予後が変わらない
   んだったら、支障が出てから治療するか、
   というのは?

主治医:
   だから前から言っている通り
   標準治療では、そうなっている。
   予後が変わらないというエビデンス
   だからね、ガイドラインにもある通り。

私:
   でも、やっぱり小さいうちの方が
   何とかなるとは思うんですよね。

主治医:
  一般人はそう思うよね(笑)

私:
  少なくとも観察はした上で考えないと、
  ですよね。
   (ここは、キッパリ)
  でも、とりあえず、何も映ってなかったから
  このまま転移せずに済んだら二次癌の心配も
  出てきてCT被曝は避けたいから…、
  半年後にします。
  (ちょっと諸々それどころじゃないし…)


また、(目に見える)転移じゃなかったから
薬物療法の話(抗がん剤の量、種類)は棚上げ。

ーーー

余談

主治医:
  循環器のことは循環器で聞いて。
  大学の頃から嫌いでよく寝てた。

私:
  臓器に好き嫌いがあるんですか?

主治医:
  そりゃ、あるでしょ。

私:
    (その、感覚は私には分からない。
     医学系は私には論外~学力じゃなく、
     好きじゃない~。乳癌にならなきゃ
     ここまで学ぶ気もなかった(^^;)
  素人にはその感覚は新鮮…。

主治医:
   数学好きなんだっけ?

私:
   いや、好きというほどでもないけど
   苦にならない。

先生:
   数学だってあるでしょ。
   解析とか確率とか。

私:
  まぁ、そうですね。
  解析はあまり好きじゃないけど幾何は好き。

主治医:
  僕は解析は好きだけど、
  確率は大っきらいだった。

私:
  (笑…4年前、初診の頃の会話を思い出した
    私:
         医学の道は進もうと思わなかったなぁ
         外科は特に。
        ~尊敬の意味で言ったのだけど~
    主治医:
         僕は、数学やる人の気が知れない。
    笑いながらの会話でしたが、
    言葉はお互い、こんな感じ…

    今日は  「確率」を協調。
    言いたいことは、分かる気がしました…
    あと、好みは全く合わないことも、笑)

  乳線が好きだったんですか?

先生:
  僕らの頃は乳腺なんて独立してなかった
  から。消化器かな。その後の乳腺は
  成り行きで。今は好きでやってますよ。
  大きくは、心臓か癌か、かな。

私:
  ふーん。で、先生は、癌が好きなんですね。

先生:
  そうだね。
  心臓は、切ったり繋いだり、動くかどうか
  だけ⬅こんなようなことを言ってたかな、
  うろ覚え
  癌は、その後も色々あるでしょ。

私:
  ふーん、そういうものなんですね。


外科の中でも、癌治療を好む人と
心臓の治療を好む人の2系統があるんだ、

ふ~ん、初めて聞いた話。
知らなかった~。


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