最近に限った話ではないんですが、エンジニアはプライベートでも勉強するべきかという話題、ありますよね。
このあたりに関しては、以下の記事なんかが盛大に燃えていたので、見たことある人も多いでしょう。
>>エンジニアは業務時間外でも勉強するべきなのか - 株式会社アクシア
>>「プライベートでは一切勉強したくない」と言っていた社員のこと - 株式会社アクシア
上記の記事を雑に訳すと、勉強しなくてもいいけど、相対的に市場価値は下がっていくからねというものです。まぁ言ってることは概ね理解できるし、実態としてもそうなってるんですけど、プライベートで勉強するっていう表現が個人的にはいまいちしっくり来ていませんでした。
ただなんかぼーっと考えてたら、うまく言語化できたので記事として残しておきます。
個人的な理想の話
そもそも、の話を先にしておきます。
僕は業務時間中にスキルアップできない職場には行きたくありません。業務時間中にスキルアップできないってことは、つまり「今持っているスキル」だけで勝負していくってことです。
例えば、今までJavaでずっとシステム組んできたから、Java以外のことはやりません、とか、極論Java8をずっとやってきたから、今後もJava8以外はやりませんってことです。
もちろん開発者本人が得意とする言語で業務をやってもらった方が、会社的にはいいよねって理屈はわかります。学習コストがかからないですからね。
でもこれって、人月商売をしている企業以外でこれをやられると、正直ドン引きします。だったら、社員なんか雇わずにそのスキルを持ってる派遣なりSESなり、フリーランスなりを契約すればいいじゃんって思うわけですよ。
そっちの方が手っ取り早いしね。
でもそうじゃないですよね、実態は。僕も、これまでのメインはPHPでやってきましたけど、ついこの前まではNode.jsをやってましたし、次からはFlutterをやることになってます。
こういうことですよ。仕事をしながらスキルアップできる環境は、エンジニアにとっては非常に重要です。
プライベートで「勉強」なんてやらない
で、話を本題に戻します。
「勉強」という表現自体が間違ってるんです。
僕の例でいうと、たまに仕事で使いそうなやつを先行して検証したり理解したりって時間に使いますけど、殆どは業務には全く関係のないコードを書くことが多いです。
>>「有給を使えば自分の時間が増える」という当たり前の事実 | BEBEBE
業務に全く関係ないのになんでやるのって、もう趣味の域なんですよね。僕の場合は上記の記事内でも触れていますが、そこまでエンジニアリング大好き!ってわけじゃないので、どちらかと言えばお金絡みで、一発当てれるサービスを一人で作り上げるための技術力をつけるって名目で取り組んでいます。
まぁ、どちらにしても、家で書くコードってのは、あくまでも趣味の領域なんですよね。つまり、遊びなわけです。
遊びって捉えると、一気にスッキリしますよね。僕はかなりスッキリしました(自画自賛)。精神的にも、こう考えるとすごく楽。今日は勉強しないって思うと罪悪感あるけど、今日は遊ばないって思っても別に罪悪感なんて微塵もないでしょ。
このへんの考え方は、ゲーミフィケーションにも通ずるところがあるかもですね。
>>会社に依存しすぎ?ゲーム感覚で仕事をすれば必ず楽しめる | BEBEBE
人生なんてリアルタイムな人生ゲームみたいなもんです。楽しく行きましょ。