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静養に関する資料

静養に関連する項目

□「公共調達の適正化について」より
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/yosanshikko/tekiseika/tekiseika.html
物品役務等の名称及び数量
契約を締結した日
契約の相手方の名称及び住所
静養日 随意契約によることとした会計法令の根拠条文及び理由
(企画競争又は公募)
契約金額
(落札率)
公室借上料
2005年8月22日
(株)ズイカインターナショナル
長野県下高井郡山ノ内大字
夜間瀬12377-6
8月29日~
9月6日(9日)
皇太子同妃両殿下及び愛子内親王殿下の長野県行啓に際して,東宮侍従を始めとする供奉員は,それぞれの職務が円滑に進められるよう,お三方のお泊所と同じ施設で相当数の部屋を職務用として借り上げる必要があるため。(会計法29条の3第4項)その他随意契約によらざるを得ないもの 
1,729,000
室料
2007年3月13日     〃
3月16~20日
(5日)
〃(長野県行啓) 1,060,000
(100.0%)
室料
2007年8月24日     〃
8月30~
9月4日(6日)
〃(長野県行啓)
※8月30日行啓お取りやめ(愛子さま体調不良のため)につき,
約款に基づき契約金額を524,400円に減額した。
1,162,000
524,400
(100.0%)
室料
2008年3月24日     〃
3月29日~
4月2日(5日)
〃(長野県行啓) 858,000
(100%)
室料
2009年3月18日     〃
3月24~30日
(7日)
〃(長野県行啓) 1,870,000
(100%)
室料
2009年8月21日     〃
8月31日~
9月5日(6日)
〃(長野県行啓) 1,386,000
(100%)
室料
2010年3月17日     〃
3月24日~
3月30日(7日)
〃(長野県行啓) 1,738,000
(100%)
室料
2013年3月21日     〃
3月26日~
3月29日(4日)
〃(長野県行啓) 946,000
(100%)
室料
2014年3月21日     〃
3月24日~
3月29日(6日)
〃(長野県行啓) 946,000
(100%)

□静養における経費
・食事代などは宮廷費からの支出
・随行員は公務で出張し、経費は宮廷費から支出(天皇家の財布P56~)

【御用邸以外の場合】
・供奉員室料(御用邸以外での宿泊の場合)
 ・宮廷費(庁費)から支出(天皇家の財布P51~)
 ・「天皇の旅行に同行する職員の宿泊費は2万円以下との規定(天皇家の財布P51~)」があるらしいのでおそらく同様に2万円以内。
 ・うち何名かは前日から滞在していると思われる(推測)

【御用邸の場合】
・職員が何名かお供する
 大膳は2名(和食1名・洋食1名)、主膳2名(前日から現地入りして掃除などの準備)(東宮家の場合(殿下の料理番P162))
・2010年概算要求書によると東宮家の静養の随員は26人

・両陛下の2001年9月13~18日の那須静養における宮廷費からの支出(天皇家の財布P56~)
  ・鉄道代 非公開(東京-那須塩原・往復11500円)
  ・新聞代(31部) 26150円
  ・寝具レンタル 203490円
  ・プロパンガス購入 41989円
  ・臨時電話使用料 41781円



皇室活動随伴等旅費
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/kunaicho/gaisanyokyu.html

・概算要求書(宮内庁費)より
3 地方連絡旅費 H22年度
(2010)
H23年度
(2011)
H24年度
(2012)
H25年度
(2013)
H26年度
(2014)
H27年度
(2015)
(1) 地方行幸啓等事前調査 (6,154?)
6,154
(6,154)
3,518
(3,518)
3,166
( 3,166)
3,166
( 3,166)
3,220
( 3,312)
3,268
(2) 御用邸行幸啓関係 (?)
1,040
(1,040)
930
(930)
791
( 791)
791
( 791)
746
( 767)
760

  ・単位1000円(おそらく1000円以下、四捨五入)
   ( )内は、前年度の予算?
  ・H22年度はH23年度の資料(括弧内)より

4 供奉旅費 H22年度
(2010)
H23年度
(2011)
H24年度
(2012)
H25年度
(2013)
H26年度
(2014)
H27年度
(2015)
(1) 天皇皇后両陛下 (?)
10,446
(10,446)
7,633
(7,633)
6,200
( 6,200)
5,214
( 5,214)
5,214
(5,364)
5,214
 1. 地方行幸啓供奉 (?)
1,848
(1,848)
1,584
(1,584)
1,584
( 1,584)
1,584
( 1,584)
1,584
(1,630)
1,584
 2. 御用邸行幸啓供奉 (8,555?)
8,598
(8,598)
6,049
(6,049)
4616
( 4,616)
3,630
( 3,630)
3,630
(3,734)
3,630
(2) 皇太子同妃両殿下 (?)
7,449
(7,449)
6,662
(6,662)
6,662
( 6,662)
5,913
( 5,913)
5,540
(5,699)
5,540
 1. 地方行啓供奉 (?)
1,683
(1,683)
1,795
(1,795)
1,795
( 1,795)
1,795
( 1,795)
1.795
(1,847)
1,795
 2. 御用邸行啓供奉 (6,627?)
5,766
(5,766)
4,867
(4,867)
4,867
( 4,867)
4,118
( 4,118)
3,745
(3,852)
3,745

【参考】H22年(2010)度概算要求書(宮内庁費)より
3 地方連絡旅費       
(1) 両陛下地方行幸啓下検分   (3,517)
3,517
 1. 行幸啓主務官、侍従 2人10回@62,080 (1,242)
1,242
 2. 事務官 4人10回@56,880 (2,275)
2,275
(2) 皇太子同妃両殿下
   地方行啓下検分
  (2,637)
2,637
 1. 東宮侍従 1人15回@62,080 (931)
931
 2. 事務官 2人15回@56,880 (1,706)
1,706
(3) 御用邸行幸啓関係   (853)
1,202
 1. 御用邸準備関係   (680)
1,029
   葉山御用邸 (3)
6人6回@4,460
(80)
161
   那須御用邸 6人2回@27,560 (331)
331
   須崎御用邸 (1)
6人2回@27,020
(162)
324
   御料牧場  (1)
6人2回@17,760
(107)
213

  ・単位1000円(おそらく1000円以下、四捨五入)
   ( )内は、前年度の予算?
4 供奉旅費    
(1) 両陛下行幸啓供奉   (2,218)
2,218
 1. 供奉員(随行) 14人12回@6,600 (1,109)
1,109
 2. 関係員 14人12回@6,600 (1,109)
1,109
(2) 皇太子同妃両殿下
   行啓供奉
  (1,980)
1,980
 1. 供奉員(随行) 12人20回@6,600 (1,584)
1,584
 2. 関係員 3人20回@6,600 (396)
396
(3) 両陛下御用邸供奉   (8,555)
8,598
 1. 葉山御用邸 (36,380)
42人3回@34,120
(4,584)
4,299
 2. 那須御用邸 (47,480)
42人1回@34,120
(1,994)
1,433
 3. 須崎御用邸  (47,080)
42人1回@34,120
(1,977)
1,433
 4. 御料牧場 (0)(0)(0)
42人1回@34,120
(0)
1,433
(4) 皇太子同妃両殿下
   御用邸供奉
  (6,627)
5,766
 1. 葉山御用邸 (36,380)
26人3回@34,120
(2,838)
2,661
 2. 那須御用邸 (47,480)
26人1回@34,120
(1,234)
887
 3. 須崎御用邸 (47,080)
26人1回@34,120
(1,224)
887
 4. 御料牧場 39人1回@34,120 (1,331)
1,331
(5) 秋篠宮同妃両殿下
   随従
  (1,008)
1,008
 1. 宮務官 1人70回@7,800 (546)
546
 2. 侍女長 1人70回@6,600 (462)
462


オランダ旅行に関する費用

・「公共調達の適正化について」より
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/yosanshikko/tekiseika/tekiseika.html
物品役務等の名称及び数量
契約を締結した日
契約の相手方の名称及び住所
随意契約によることとした会計法令の根拠条文及び理由
(企画競争又は公募)
契約金額
(落札率)
航空機座席借上
2006年年8月11日
株式会社ジャルセールス
東京都目黒区下目黒3-7-10
皇太子同妃両殿下及び愛子内親王殿下オランダ国御旅行においては,株式会社日本航空インターナショナルが運行する直行便を御使用することとなり,予約手続等は株式会社ジャルセールスを使用して行っている。随従員に関しても同社を使用し予約手続きを行うことにより,全体の連絡調整がしやすくなり,また,情報管理においても特に慎重を期す必要があるため。(会計法第29条の3第5項,予決令第99条第8号) 10,735,880
(100.0%)


http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/pdf/publication_2007-02.pdf
外遊経費から見る象徴天皇制の現在──皇太子一家のオランダ「静養」を中心に(中嶋啓明)より抜粋

【オランダ旅行費用】
[航空費]
・ファーストクラスの貸し切り費用が約2000万円
・警備担当者などが使うビジネスクラスの費用が約500万円
・多少割引があるとしても往復で約4000万円
(大手航空会社関係者/週刊ポスト06年8月18/25日号)
・随行員の分も含め、合計で1652万円が航空運賃としてかかっている(女性セブン2013年5月9・16日号)
[その他・滞在費など]
・一家3人の費用は「内廷費」から出費?(詳細は不明)
・宮内庁関係の随行員にかかわる費用としては宮内庁費からの支出は1800万円が予算化
 (随行員の大半は近くのホテルに宿泊。このホテル代は約2週間の滞在で約157万円。食事代も約104万円(女性セブン2013年5月9・16日号))
・皇宮警察職員の随行分は、警察庁予算?


結局よく分からないので詳細は↓をクリック
外遊経費から見る象徴天皇制の現在(中嶋啓明)より抜粋
【オランダ旅行の費用について(保存用)】
「今回のオランダ行きは公務ではないため、JALの通常便、つまり民間の一般機を使う。東宮の発表によれば、11名の随行員と4~5名の警護員が同行し、ご一家を含めると総勢20名ほどになる。(略)『ファーストクラスの貸し切り費用が約2000万円、警備担当者などが使うビジネスクラスの費用が約500万円。多少割引があるとしても、計2000万円超。これが片道で、往復で約4000万円になります』(前出・大手航空会社関係者)/これ以外に食費、移動費、警護費、さらには大野教授の拘束費、出張費、オランダ王室へのお礼などを合わせると、『少なく見積もっても1億円を超すのではないか』(前出・松崎(敏弥・皇室ジャーナリスト、引用者注)氏)といわれている」また、『東京新聞』06年8月18日朝刊の「こちら特報部」には以下のような記述がある。
「今回は私的訪問であることから、随員は計十一人と最小限に抑えられているが、静養目的を兼ねているため、主治医である大野裕・慶応大学保健管理センター教授(精神科)が同行する。(略)費用については、週刊誌で一億円とも報道されたが、『そのような額ではない』と宮内庁は断言する」さらには『文藝春秋』06年10月号で「雅子妃『はじける笑顔』の裏側でオランダ静養の真相」と題して「ジャーナリスト」の友納尚子はこう書いている。
「皇太子ご一家がオランダのアムステルダム空港に到着したのは、八月十七日の現地時間の午後五時過ぎ。(略)JAL411便のタラップをゆっくりと降りた雅子妃は、そんな異国の地の香りを確かめるかのようにほんの少し顔を上げられた。(略)皇太子ご一家が乗られたのは通常便のファーストクラス。水色のカーテンで隔てられた後ろのビジネスクラスの席には、東宮職と皇宮警察十一人、精神科医の大野裕慶応大教授も同行している。その後列に宮内記者、そして一般客が座っている」徳仁分には「HIHTHECROWNPRINCE」との名で発券されている(「HIH」は「HisImperialHighness」の略)。往きは8月17日の12時45分東京発アムステルダム行きのJAL411便。帰りは現地時間の8月30日20時15分アムステルダム発東京行きの412便。航空運賃162万7700円に成田やオランダ側の各空港使用料や燃料費など諸雑費を含めてファーストクラス往復で165万520円がチケット代になるという。
愛子の場合は「HIHPRINCESS/AIKO」の名で発券され、航空運賃は25%の子ども割引でチケット代124万2600円。このほか、同行した慶応大教授で精神科医の大野裕のチケットは「ONO/YUTAKAMR」の名義になるだろう。航空運賃59万8000円プラス空港使用料などで往復計62万820円のビジネスクラスだ。JAL側には愛子を含むファーストクラス計8人、ビジネスクラス6人分の合計1652万1160円が現金で支払われたという。
関係者は機体について、11席のファーストクラスが設けられているものだったのではないかというが、『週刊文春』06年8月31日号には「この日本航空便は、通常ビジネスクラスとエコノミークラスのみで運航しているが、今回は急遽、ファーストクラスが十二席ある機体に変更されたという」との記述がある。いずれにしろ、3席か4席が余っていたことになるが、ここにその他の関係者がいたのかどうかは不明だ。
一方、宮内庁側資料を見ると、一家3人の分は「内廷費」からの支出の中に含まれているのだろう旨の回答が返ってきた。一家のオランダ滞在をめぐってはたとえば、後述のように、現地の日本大使館が動員されたであろうことなど、外務省関係などで支出がないとは思えないのだが。
同時に私は、一家がオランダへの渡航のため利用した日航(JAL)関係者から、利用者らの航空運賃にかかわる情報も入手することができた。

一家のオランダ訪問に関してはたとえば『週刊ポスト』06年8月18/25日号がこのように報じていた。
「今回のオランダ行きは公務ではないため、JALの通常便、つまり民間の一般機を使う。東宮の発表によれば、11名の随行員と4~5名の警護員が同行し、ご一家を含めると総勢20名ほどになる。(略)『ファーストクラスの貸し切り費用が約2000万円、警備担当者などが使うビジネスクラスの費用が約500万円。多少割引があるとしても、計2000万円超。これが片道で、往復で約4000万円になります』(前出・大手航空会社関係者)/これ以外に食費、移動費、警護費、さらには大野教授の拘束費、出張費、オランダ王室へのお礼などを合わせると、『少なく見積もっても1億円を超すのではないか』(前出・松崎(敏弥・皇室ジャーナリスト、引用者注)氏)といわれている」また、『東京新聞』06年8月18日朝刊の「こちら特報部」には以下のような記述がある。
「今回は私的訪問であることから、随員は計十一人と最小限に抑えられているが、静養目的を兼ねているため、主治医である大野裕・慶応大学保健管理センター教授(精神科)が同行する。(略)費用については、週刊誌で一億円とも報道されたが、『そのような額ではない』と宮内庁は断言する」さらには『文藝春秋』06年10月号で「雅子妃『はじける笑顔』の裏側でオランダ静養の真相」と題して「ジャーナリスト」の友納尚子はこう書いている。
「皇太子ご一家がオランダのアムステルダム空港に到着したのは、八月十七日の現地時間の午後五時過ぎ。(略)JAL411便のタラップをゆっくりと降りた雅子妃は、そんな異国の地の香りを確かめるかのようにほんの少し顔を上げられた。(略)皇太子ご一家が乗られたのは通常便のファーストクラス。水色のカーテンで隔てられた後ろのビジネスクラスの席には、東宮職と皇宮警察十一人、精神科医の大野裕慶応大教授も同行している。その後列に宮内記者、そして一般客が座っている」一家3人のオランダ滞在に数千万円マスメディア上でもこうして、費用を推計する上で基礎的な情報がほんの断片的ながら公にされてはいる。それらを参考に、可能な限りオランダ滞在にかかわる費用を試算してみたいと思う。
まず、JAL側から得た情報によると、たとえば徳仁分には「HIHTHECROWNPRINCE」との名で発券されている(「HIH」は「HisImperialHighness」の略)。往きは8月17日の12時45分東京発アムステルダム行きのJAL411便。帰りは現地時間の8月30日20時15分アムステルダム発東京行きの412便。航空運賃162万7700円に成田やオランダ側の各空港使用料や燃料費など諸雑費を含めてファーストクラス往復で165万520円がチケット代になるという。
愛子の場合は「HIHPRINCESS/AIKO」の名で発券され、航空運賃は25%の子ども割引でチケット代124万2600円。このほか、同行した慶応大教授で精神科医の大野裕のチケットは「ONO/YUTAKAMR」の名義になるだろう。航空運賃59万8000円プラス空港使用料などで往復計62万820円のビジネスクラスだ。JAL側には愛子を含むファーストクラス計8人、ビジネスクラス6人分の合計1652万1160円が現金で支払われたという。
関係者は機体について、11席のファーストクラスが設けられているものだったのではないかというが、『週刊文春』06年8月31日号には「この日本航空便は、通常ビジネスクラスとエコノミークラスのみで運航しているが、今回は急遽、ファーストクラスが十二席ある機体に変更されたという」との記述がある。いずれにしろ、3席か4席が余っていたことになるが、ここにその他の関係者がいたのかどうかは不明だ。
一方、宮内庁側資料を見ると、一家3人の分は「内廷費」からの支出の中に含まれているのだろう。「平成18年度皇太子同妃両殿下及び愛子内親王殿下オランダ国御旅行関係費」などの表題のついた文書が開示(?)されたが、これらは表題のほか、予算費目の箇所に「内廷費」との文字が見える以外、ほとんど全面墨塗りされていて、内容がまったく分からない。この中に、航空運賃に関する情報も含まれているとしたら、一般に公開されている情報まで墨を塗るとは、宮内庁もご苦労なことだ。
宮内庁関係の随行員にかかわる費用としては「平成18年度皇太子同妃両殿下及び愛子内親王オランダ国御旅行御滞在関係実行要求書」と題した資料(別表、開示資料を基に筆者が作成した)などに詳細(予算ベース)が記されている。これを見ると、航空運賃は「航空機座席借上料」として宮内庁費から支出されているのが分かる。それによると、ファーストクラスが5席分、ビジネスクラスが4席分。成田―アムステルダム往復で、ファーストクラスは165万530円、ビジネスクラスは62万830円とある(ファーストもビジネスもいずれもJAL側で聞いた値段と10円ずつ差があるが、なぜなのかは分からない)。ファーストクラスは東宮侍従長、東宮侍従、東宮侍医、東宮女官、出仕の計5人。ビジネスは事務官、東宮内舎人、東宮女嬬、看護師の計4名。
同時に開示された文書「旅行命令簿」などで、随行員の所属、官職、氏名などが明らかにされている。参考までに記すと、東宮侍従長は末綱隆、東宮侍従は野本勲、東宮侍医は中村嘉宏、東宮女官・箱嶋明美、出仕・福迫美樹子。
ビジネスクラスを利用したのは内閣府事務官の川上泰男、東宮内舎人の平山学、東宮女嬬・小山内さち子、看護師・中川直美だ。
宮内庁関係で開示された文書の中には、慶応大教授・大野に関する記述は見当たらない。まさか大野が自腹を切ったわけではなかろう。大野関係の費用がどこから支出されたのかは分からない。他の役所からの支出なのか。あるいは墨塗りされた「内廷費」からの支出の中にあるのかもしれない。この可能性が高いと思われる。
またビジネスクラスを利用した人数について、宮内庁関係の開示資料だと4人だが、JAL側に支払われたのは、大野を含めて6人分で、人数が1人合わない。これがどういう関係者なのかも不明だ。先の雑誌等の記事によると、随行員は計11人とある。だが、宮内庁の開示資料だと東宮職の関係者らは計9人。大野を入れても10人で数が合わない。『文藝春秋』の友納記事では、「ビジネスクラスの席には、東宮職と皇宮警察十一人」とある。残る1人が皇宮警察関係者なのか。警察関係者が1人だけというのは腑に落ちないが。
皇宮警察職員の随行分については、「内廷費」からの支出ではなかろう。警察庁予算になるのではないだろうか。
友納記事にある、同行した宮内記者が、「内廷費」を含む税金からの支出や便宜供与を受けていないのかどうかも、これらの資料だけでは判明しないことも付け加えておかなければならない。
このほか、開示資料によると、記録写真用アルバム5冊分の費用として1万円、随行員用の邦字新聞、英字新聞それぞれ26部ずつで計5万8500円、献上品整理伝票5冊で1万円、贈賜品荷造運搬費や通信回線使用料など通信運搬費として70万4706円、日本からの出発や帰国の際に行われる各行事の打ち合わせのための茶菓代として60人分1万2600円、随行員の昼・夕食代計100万8000円となっている。オランダ出発前に徳仁は、武蔵野陵や武蔵野東陵を参拝しているが、その際の拝所敷設などのための雑役夫4人に支払われる3万3800円、成田空港の事前調査を行った侍従と事務官計4人の日当合計8700円等々が支出されている。このほか、随行職員9人の日当や支度料名目の金額も計上されている。
随行員らの宿泊については、公室借上料として1日あたり12万840円で13日分が計上されている。開示文書のひとつから、末綱東宮侍従長、野本東宮侍従や、川上内閣府事務官ら6人分の朝食代金を含む宿泊料と会議室費、荷物室の料金が含まれていることが分かるが、一家3人と箱嶋東宮女官、小山内東宮女嬬、中川看護師の計6人についてはオランダ王室の負担とされている。
「東宮女官・東宮女嬬・看護師の3名は同宿」とも記されているので、一家3人の身の回りの世話係であるこれら3人は、オランダ王室が所有する古城内に、一家3人とともに同宿するということなのだろうか。
また、滞在中の一家や随行員らが使う車(「お召車、供奉車」)については、オランダ王室から供与され、荷物用の車は4tトラックやバンをレンタルするようだ。供奉車は毎日2台が用意され、車種はセダン。このほかに宮内庁連絡車としてバンが使われるようだが、これは「大使館より便宜供与」とある。こうした「便宜供与」にかかわる費用は、外務省関係の支出になるのだろう。宮内庁予算の中には金額として計上されていない。
これらを合わせ、宮内庁費からの支出は1800万円が予算化されたことになっている。何度も繰り返すが、これには「内廷費」からの支出は含まれず、宮内庁関係予算以外からの支出も含まれていない。この宮内庁費計1800万円と、一家3人の航空運賃計約450万円だけで、合わせて2000万円を超えていることを考慮すると、今回のオランダ訪問に直接関係する費用だけで、総額数千万円のオーダーのカネが使われたのは明らかだろう。先の『週刊ポスト』記事は「欧州勤務の経験がある元外務省高官によれば、オランダでは100人近い日本大使館職員が動くことになるという。
皇太子夫妻のスケジュール管理はもちろんのこと、オランダ女王との会談のセッティング、車や飛行機の手配、オランダの警備当局との折衝、日本からの同行記者団の対応など、やるべきことは山のようにある。もちろん24時間態勢である。現地大使館員だけでは人員が足らず、欧州各国の大使館から交代制でサポート要員が駆り出されることになりそうだ」と指摘している。警備関連費用など関連費用を含めると、総額が1億円に達する税金が投入されていたとしてもおかしくはなかろう。
オランダ訪問は、雅子の病気療養という「私的」活動のためとされているのは先に記したとおりだ。そのために一家3人の行動に関係する費用については「内廷費」からの支出で秘密にされている。だが、ここまで見てきたように、一家3人が「私的」に動くことで支出される費用は、「内廷費」という「私的」活動名目で使われる予算だけではない。それに伴って宮内庁費をはじめとした紛れもない「公費」が数千万のオーダーで投入されるのだ。


那須御用邸
栃木県那須郡那須町大字高久丙字湯道西1577

http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260221.html
http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/qanational/20110726-OYT8T00515.htm
皇室が愛する那須御用邸物語
 http://www.youtube.com/watch?v=9d6ep69j6t0&feature=player_embedded
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□本邸(木造3階建て、延べ床面積2840平方メートルの山荘風の建物で、1926年(大正15年)7月に建造)
 両陛下のみ使用
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□付属邸(木造平屋、一部2階建て、延べ床面積1502平方メートルの建物で、1935年(昭和10年)7月に建造)
 皇太子一家のみ使用

・那須にはコートがあり、東宮夫妻はそこでテニスをされるので、愛子さまも始めのでは (女性自身(2009/06/09)←御用邸のこと?
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□供奉員(ぐぶいん)宿泊所
 (宮内庁職員用の宿泊施設。本邸と同じ1926年に造られた木造2階建て。付属邸から200mほどの距離)
 秋篠宮一家が滞在するときに使用するのが、おそらく↓


・2011年、被災者にも開放されたお風呂のある家屋(本邸の隣)
 2~3人が入れるタイル張りの浴室が三つあり、近くの源泉から湯を引いている。


秋篠宮ご一家高まる「存在感」(週刊朝日2008.8.22)

 さらに興味深いのは今回、秋篠宮ご一家が泊まる施設だ。両陛下が滞在する本邸には、天皇のお子さまが泊まる「皇子御殿」と呼ばれる離れがある。だが、今回は「供奉員宿舎」と呼ばれる宮内庁職員用の建物に泊まるという。
 「本邸と同じ年に建てられた築82年の木造2階建てで、どこもカビ臭く、まだ耐震工事もこれからという古い建物です。しまも、お泊りになる部屋は職員が研修などに使用する畳敷きの大部屋ですし、職員と同じトイレやお風呂をお使いいただくことになります。せめて念入りに掃除をして畳を取り換えるぐらいの応急処置しかできず、申し訳ない思いです」(宮内庁職員)
 皇室では「ご身位が違う」という言葉がよく使われる。何ごとにも格付けの違いは大きいという意味だ。今回、同庁幹部が「皇子御殿をお使いください」と勧めたにもかかわらず、ご夫妻は遠慮したのだという。
399名前:可愛い奥様:2008/08/11(月)13:11:32ID:yoLB3CyeO
週刊朝日早売り入手しました。
秋篠宮ご一家、8月10日から15日まで那須ご用邸に滞在中だそうです。
宮家が単独でご用邸を使うのは異例中の異例だけど、皇族が泊まるところじゃなく、職員用の宿舎に泊まるそう。
皇族用の場所は遠慮されたそうです。
週刊朝日では、ご一家が泊まる部屋は職員が研修などで使う畳の大部屋、とありました。

534名前:可愛い奥様:2008/08/11(月)17:24:10ID:0PJugWNd0
週刊朝日『秋篠宮ご一家高まる「存在感」』2ページ
おおざっぱに。

・那須御用邸に秋篠宮ご一家が単独で8月10日から5日ほど滞在
・両陛下に合流、という形が普通なので極めて異例(皇太子ご一家は単独利用可)
・宮内庁職員用の建物にお泊まりになる「古い建物で申し訳ない(宮内庁職員)」
・宮内庁幹部が「皇子御殿(天皇のお子様が泊まる離れ)を」と勧めたが遠慮された
・悠仁さまご誕生以来宮家を支える環境が不十分、との声が
・秋篠宮家ではかえって出過ぎないようにと気を使っているようだ
・被災地訪問・献血大会など、秋篠宮家の存在感が増してきた
・米国出版社が「クイーン&プリンセス」という子供向け教材を発売
・「アジアの妃を米国の子供に紹介したい。プリンセス・マサコでなくキコなのは庶民の家庭出身という点と
将来の天皇の母になりそうという点が選定理由(本の担当者ジョン・ローム氏)
週刊文春(2011/08/25)P144 

秋篠宮家に不便がないよう施設の一部も改修。
那須御用邸では秋篠宮家は供奉員宿泊所にご宿泊だが、建物が老朽化しているため数年前に改修。
御料牧場内では天皇陛下、皇太子は貴賓室にご宿泊だが、秋篠宮さまはそこから300メートル先の外交団施設を改修されご宿泊。外交団の接待目的の場所だが、宿泊されるのは秋篠宮ご一家だけ(宮内庁関係者)
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□常陸宮家
 那須御用邸付近に別荘有り(卜部侍従日記3巻P413)
 1988年8月、那須御用邸に滞在していた昭和天皇を8月10日に訪問(卜部侍従日記3巻P413)
 1986年8月16~21日まで那須に滞在(昭和天皇、那須御用邸滞在中)(卜部侍従日記2巻P396)

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