ドミノ・ピザがサンプルとして投稿した画像。
Domino's
- ロシアのドミノ・ピザは、同社のロゴのタトゥーを入れ、画像をソーシャル・メディアでシェアした人に100年間無料でピザを提供するというキャンペーンを展開。
- キャンペーンは8月31日(現地時間)から2カ月間、実施される予定だった。だが、同社は開始からわずか5日で打ち切らざるを得なかったとモスクワ・タイムズは報じた。
- 同社はすでにロゴのタトゥーの画像をシェアした350人にはピザを提供すると述べたと同紙は伝えた。
ロシアのドミノ・ピザは、同社のロゴのタトゥーを「体の目立つ場所に」入れた人にほぼ一生、無料でピザを提供するというバイラル・キャンペーンの終了を余儀なくされた。予想以上の画像が投稿されたためだ。モスクワ・タイムズ(Moscow Times)が報じた。
このキャンペーンは、Facebookに似たロシアのSNS「フ コンタクテ(VKontakte)」で展開され、体に同社のロゴのタトゥーを入れ、画像をシェアした人全員に100年間、無料でピザを提供するという内容だった。
8月31日に始まり、2カ月間行われるはずだった ── だが、あまりに参加者が多く、同社はキャンペーンをわずか5日で打ち切らざるを得なかったとモスクワ・タイムズは伝えた。
フ コンタクテは、キャンペーンに参加するために多くの人が足や腕、その他の場所に入れたドミノ・ピザのタトゥーで溢れた。
同社は9月4日、フ コンタクテでキャンペーンの早期終了を発表。
「今まさにタトゥーを施術中の皆様に緊急のメッセージ:皆様の参加は承認されますが、写真のアップは本日正午までとさせていただきます」
モスクワ・タイムズによると同社はそう伝えた。
またモスクワ・タイムズは、同社はすでにタトゥーの画像を投稿した350人にはピザを提供すると投稿し、以下のように付け加えたと伝えた。
「このあと、タトゥーの施術を予約している方は、キャンセルされることをお勧めします」
(翻訳:Ito Yasuko、編集:増田隆幸)