2018-09-02

海外に夢見ることが出来なくなった時代

昭和邦画を見ると、「あぁアメリカ憧れてたんだなぁ」という感想を抱く。

さいころでも2003年くらい、その時は小学生のころからwebを見ていたが昔のシリコンバレー信仰はすごい印象があった。

世界を変えるだのなんだの。

しかし、今ではカルフォルニアン・イデオロギーなど嘲笑対象にすらなっている。

かに世界を変えたが、それは監視社会拝金主義でどうにもならないものはどうにもならない社会しかない。

結局能力主義自由主義資本主義万歳やってたらネオリベしかならないということだろう。

まぁ、でも何故か現在でもカルフォルニアが持ち上げられている言説を見る。

ただ、自分には到底夢が見えない。

妹はなんか留学もどきに行っていて、起業したいとかノリを言ってみたり、男を捕まえるとか云々発言したりしていた。

性的魅力やらがあると、少し夢を見ることができるのだろう。

その一方で自分本棚にはマルクス書籍が積みあがっている。

結局のところ、海外志向というのは海外に夢を見ることが出来るかでしかないのかもしれない。

それは異世界転生を少し現実的にしたものだ。

なにか苦難を受けたいとかではない。どこまでも、ここでは無理な良い扱いを受けられるかもしれないという夢なのだろう。

知れば知るほど異世界転生というのは、無理なものだと感じるものだ。

  • anond:20180902131400

    話がちょっと逸れるのだが、昭和の時代海外(海外というかアメリカ・ヨーロッパの白人社会)への憧れは確かに強烈にあった。しかしそれは作られたものだったと今になって思う。多...

    • anond:20180902131928

      ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(War Guilt Information Program、略称:WGIP)とは、江藤淳が主張した、GHQによる日本占領政策の一環として行われた「戦争についての罪悪感...

  • anond:20180902131400

    アメリカは国の歴史が短い。浅薄な文化しかない。 1913年のオーウェングラス法成立で、アメリカの経済はユダヤに乗っ取られた。以降、アメリカはユダヤの番犬にされた。

  • anond:20180902131400

    原爆で日本人を大量虐殺したアメリカが大好きな日本人はストックホルム症候群に陥っている。 戦後の日本人はアメリカに洗脳されてるけど自覚がない。

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