昭和の邦画を見ると、「あぁアメリカ憧れてたんだなぁ」という感想を抱く。
小さいころでも2003年くらい、その時は小学生のころからwebを見ていたが昔のシリコンバレー信仰はすごい印象があった。
世界を変えるだのなんだの。
しかし、今ではカルフォルニアン・イデオロギーなど嘲笑の対象にすらなっている。
確かに世界を変えたが、それは監視社会で拝金主義でどうにもならないものはどうにもならない社会でしかない。
結局能力主義な自由主義で資本主義万歳やってたらネオリベにしかならないということだろう。
まぁ、でも何故か現在でもカルフォルニアが持ち上げられている言説を見る。
ただ、自分には到底夢が見えない。
妹はなんか留学もどきに行っていて、起業したいとかノリを言ってみたり、男を捕まえるとか云々発言したりしていた。
性的魅力やらがあると、少し夢を見ることができるのだろう。
結局のところ、海外志向というのは海外に夢を見ることが出来るかでしかないのかもしれない。
なにか苦難を受けたいとかではない。どこまでも、ここでは無理な良い扱いを受けられるかもしれないという夢なのだろう。
知れば知るほど異世界転生というのは、無理なものだと感じるものだ。
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