(cache)ESX/ESXi のデフォルト以外の場所に仮想マシン スワップ ファイルを保存する (1004082) | VMware KB Language :

ESX/ESXi のデフォルト以外の場所に仮想マシン スワップ ファイルを保存する 

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免責事項: これは英文の記事Storing a virtual machine swap file in a location other than the default in ESX/ESXi (1004082)の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

仮想マシンやゲスト OS で、I/O の負荷が高いときに STOP エラー、読み取り専用ファイル システム、および重度のパフォーマンスの低下などの問題が発生している場合は、スワップ ファイルを別のデータストアに移動するとトラブルシューティングに役立ちます。ただし、環境の安定性を確保するには、やはり根底にあるオーバーコミットやストレージ パフォーマンスの問題を特定して解決することをお勧めします。

またこれは、LUN スナップショット技術を使用して、レプリケートされたのではない場所にスワップ ファイルを格納したことを確認する場合に、仮想マシン スワップ ファイルをレプリケートされたのではない別のデータストアに格納するためにも使用されます。

ESXi/ESX 3.5、4.x、および ESXi 5.x


:ホストが HA クラスタの一部である場合、次の手順を実行する前に仮想マシン スワップ ファイルの場所のクラスタ設定を変更する必要があります。詳細については、該当するバージョンの 『Virtual Machine Admin Guide』 の 「Change the Swap File Location」 セクションを参照してください。

ESXi/ESX 3.5、4.x、および ESXi 5.x で仮想マシン スワップ ファイルの場所を編集するには:
  1. VMware Infrastructure/vSphere Client を使用して直接ホストまたは vCenter Server に接続します。
  2. ESXi/ESX ホストの [構成] タブをクリックします。
  3. [仮想マシン スワップファイルの場所] をクリックして、[編集] をクリックします。
  4. 仮想マシン スワップ ファイルを保存するデータストアを指定します。
  5. アクションを完了するには、仮想マシンを一度パワーオフしてからパワーオンする必要があります。
  6. スワップ ファイルが指定したホスト データストア上にあることを確認します。
単一の仮想マシンのスワップ ファイルの場所を変更するには、次の手順を実行します。
  1. 仮想マシンをパワーオフします。
  2. 仮想マシンを登録解除します。インベントリの仮想マシンを右クリックし、[インベントリからの除去] を選択します。
  3. ホストに接続します。

  4. ディレクトリを仮想マシンのあるフォルダに変更します。

    cd /vmfs/volumes/datastore_name/virtual_machine_folder/

  5. テキスト エディタで仮想マシンの構成ファイルを編集します。
  6. 次の行を追加します。

    sched.swap.dir = /vmfs/volumes/datastore_name/dir_name

  7. もう一度仮想マシンを登録します。詳細については、「Registering or adding a virtual machine to the inventory on vCenter Server or on an ESXi/ESX host (1006160)」を参照してください。


ESX 3.0


スワップを VMFS-3 ボリュームに格納するには、次の行を仮想マシンの構成ファイル (.vmx) に追加します。

sched.swap.dir= "/vmfs/volumes/volume_name/dir_name"

<colume_name> は VMFS-3 ボリュームの名前です。

スワップファイルの場所を変更するには、次の手順を実行します。
  1. vSphere Client を使用して vCenter Server または直接 ESX ホストに接続します。
  2. 変更する仮想マシンまたは仮想マシン テンプレートを選択します。
  3. 仮想マシンが実行されている場合は停止します。
  4. SSH またはサービス コンソール接続を使用して ESX コンソールに接続します。
  5. ディレクトリを、編集する .vmx ファイルのパスに変更します。

    vmware-cmd -l コマンドを使用して、構成ファイルへのパスを見つけます。vmware-cmd コマンドの詳細については、「VMware Scripting API」を参照してください。

  6. テキスト エディタで構成ファイルを開き、次の行を追加します。

    sched.swap.dir= "/vmfs/volumes/volume_name/dir_name"

  7. 次の行を削除します。

    sched.swap.derivedName = xxx

  8. アクションを完了するには、仮想マシンを一度パワーオフしてからパワーオンする必要があります。
  9. スワップ ファイルが指定したホスト データストア上にあることを確認します。
  10. 必要に応じて、既存の仮想マシンごとに繰り返します。
仮想マシン スワップ ファイルの場所は、仮想マシンのホストで実行している ESXi のバージョンによって、さまざまな方法で vMotion の互換性に影響します。ESX/ESXi 3.5 以降のホストでは、仮想マシン構成ファイルを仮想マシン スワップ ファイルとともに格納するように、またはそのホスト用に指定したローカル スワップ ファイル データストアに格納するように構成できます。仮想マシン スワップ ファイルの場所が vMotion の互換性に与える影響には、次のようなものがあります。
  • ESX/ESXi バージョン 3.5 以降を実行しているホスト間の移行の場合は、vMotion およびサスペンド状態またはパワーオフ状態の仮想マシンの移行が可能です。
  • vMotion での移行中、ターゲット ホストで指定されているスワップ ファイルの場所がソース ホストで指定されているものと異なる場合、スワップ ファイルは新しい場所にコピーされます。その結果、VMotion での移行に時間がかかることがあります。ターゲット ホストが指定されたスワップ ファイルの場所にアクセスできない場合は、仮想マシンの構成ファイルと同じ場所にスワップ ファイルが格納されます。
仮想マシンの構成ファイルの編集に関する詳細については、「Tips for editing a .vmx file (1714)」を参照してください。
Storing a virtual machine swap file in a location other than the default in ESX/ESXi