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ポケモンGOで「ポケストップ申請」、韓国とブラジルでテスト開始。Ingressエージェントが検証

トレーナー x エージェント

Ittousai, @Ittousai_ej
3 時間前 in Ar
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ポケモンGOアプリの新機能、「ポケストップ申請」のベータテストが始まりました。

近所の史跡やランドマークなどを候補として提案することで、審査を経て新たなポケストップが作られる仕組みです。



アプリの更新で、ポケモンGOから直接「ポケストップ申請」する機能が加わりました。しかし、現時点ではまだ限定ベータテストの段階。実際に申請できるのは韓国およびブラジルのレベル40トレーナーに限定されています。

ポケモンGOの開発・運営元ナイアンティックによれば、この二か国が選ばれたのはプレーヤー人口に対してポケストップが不足していること、また今後の発展の可能性から。

今後ポケストップ数を大きく増やす必要がありつつ、大量の申請で審査が麻痺してしまわないバランスでテスト地域に選ばれたとされています。

面白いのは、申請されたポケストップの予備的なチェック自体にもプレーヤーコミュニティを活用すること。

ナイアンティックがポケモンGOより前から運営する実世界陣取りゲームIngressでは、奪い合う拠点となる「ポータル」が世界中に点在しています。

Ingressのポータルはエージェント(プレーヤー)たちからの申請を通じて登録されており、同じ技術プラットフォームを利用するポケモンGOの開始時には、このポータルのデータを元にポケストップが作られました。

ナイアンティックのBlogによると、今回のベータテストでポケモンGOの最高レベルトレーナーが申請したポケストップ候補は、経験を積んだIngressのエージェントだけが請け負うことのできるゲーム内ミッション「Operation Portal Recon」を通じてチェックされ、有望なものが最終的にナイアンティックの審査を経てゲーム内に追加される可能性があるとのこと。



ナイアンティックは全世界に多数のプレーヤーを誇るポケモンGOと、アニメ化とリニューアルを控えるIngress、さらに新作のハリーポッター: Wizards Uniteの開発運営だけでも十分に成功した企業ですが、来るべきARの時代にはさらに躍進すべく、テクノロジー企業やゲーム会社の買収、日本を含む各国に新たな開発拠点の設置など積極的な攻勢を続けています。

日本初の完全新作ARゲーム開発のため絶賛求人中の東京スタジオもそのひとつ。多数のトレーナーやエージェントを操り、人海戦術で現実世界の情報を収集するのはポケモンとIngressだけのためではなく、自社のNianticリアルワールドプラットフォームに組み込み、データを他社にない武器とする野望が込められています。

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ポケモンGOのポケストップ申請機能に話を戻せば、まずはこの二か国で慎重に経過を分析しつつ、申請できるトレーナーレベルを下げることを含めテストを続けたうえで他国への拡大を検討するとのこと。

日本のポケモンGOプレーヤーからは地方にポケストップが少ない、ゲームが遊びたくても遊べないという声はよく聞きます。しかしトレーナー人口そのものは例外的に多く、また多数のIngressプレーヤーの暗躍でポケストップ自体も多い日本での導入はまだまだ先かもしれません。

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