他にも生前分与によって古銭を相続するという事もあるかもしれません。古いお金なのですが、実は非常に価値のある物なので、お金に変える事も良いかもしれません。ただし、何処で買取をして貰うのかは慎重に決めなければ大幅に損をしてしまう事になりますので、気を付けなければならないでしょう。例えば、リサイクルショップ等に持ち込まれる方もおられるのですが、古銭の価値をきちんと分からない方も多いかもしれません。そのようなスタッフの場合、かなり安い値段で買い取られる場合がありますので、基本的には、専門的な知識をきちんと持っているお店に買取を依頼をした方が無難であるのは間違い無いと思います。相続をするのは、古銭だけでは無くて、古紙幣や、記念硬貨等の場合もあるでしょう。相続をされたならば、古銭の買取を専門に扱っているお店に行ってお小遣いを増やしてみてはいかがでしょうか。
2回目となる東京オリンピックの開催が決定しましたが、今からドキドキしながら待ちわびている人も多いためか、世間でもオリンピックの話題がとりあげられることが目立つようになりました。
オリンピックが開催されると、記念硬貨が発行されるのをご存知でしょうか。昔、東京オリンピックが開催された時にも、記念硬貨が数量限定で発行されています。限定品とあって古銭としての価値があり、額面よりも高値で取引されている場面が、オークションや買取専門店でよく見かけられます。東京オリンピックに注目が集まっている今だからこそ、古銭としての価値も高まってきており、売るにはちょうど良いタイミングといえるでしょう。
売るだけでなく、買うにもおすすめのタイミングとなります。開催日が近づくにつれ、現時点よりもさらに古銭としての価値が高くなる可能性を秘めています。景気が良くなればその傾向がさらに高まり、売買の差額で儲けることができるでしょう。
古銭が出てきたらまずはクリーニング!
様々な機会をきっかけにして部屋の大掃除をすると、箪笥や押入れなどから昔に貯めていた古銭が出てきた。そんな経験がある方は少なくないと思います。けれど、そうして出てきた古銭はたいてい古びていて一筋縄ではいかないような汚れがこびり付いています。まだ使えるのにもったいない…そんな時は古銭のクリーニングをしましょう。クリーニング方法は様々ですが、一番効果的なのは『酢』に漬けることです。バケツに水を入れ、酢を適量入れるだけで古銭は驚くほどピカピカになります。汚れを落とし切れていない場合は何度もクリーニングをすれば大丈夫です。綺麗になった高価はタオルや新聞紙を敷いた上に重ならないように置き、乾かしましょう。放っておけば乾くので、乾くまでは下に敷いたものを変えるだけでいいです。綺麗になった古銭は小銭としても勿論使えますが、中には高額で取引されるレアなものもあるので、時間がある方は一度家の古銭を発掘しクリーニングしてみてはいかかでしょうか。
expo’70の古銭は磨かないで
古銭のなかでも人気のあるものはいくつかありますが、expo’70の記念貨幣はとても人気があります。日本がまだ成長途上といえる段階にあり、ギラギラした活気に満ちた時代を懐かしむ、心のよりどころのような存在になっていることも、人気の一因です。さて、expo’70の記念貨幣に限りませんが、古銭はどうしてもサビやくすみが現れます。そこで多くの人は古銭を磨き、鋳造当時の輝きを取り戻そうと考えてしまうのですが、これは実は、古銭の価値を落とすことになります。国際的に通用する鑑定機関に格付けの依頼を行う場合、磨いたりクリーナー等を使って化学的な処理でサビを落としたりした古銭は、「Cleaning」という分類がなされ、グレードの低いコインとして格付けがなされてしまいます。これはなぜかというと、コインのサビやくすみは、コインそのものの歴史であって、コインの価値を落とすものではないという考え方があることや、研磨洗浄によってコインの凹凸が失われ、コインそのものの造形が崩れてしまうと考えられることによります。expo’70といえばもう鋳造から半世紀近くが経過しています。コインにサビやくすみが生じていても、それを無理に落とすのではなく、自然の風合いとして楽しみたいものです。