数年前の年末に、テレビで大掃除の特集を組んでいました。そのときに知ったのが、「セスキ炭酸ソーダ」と粉石けんでつくる「プリン状石けん」でした。
でも最初は使い方がよくわからず、粉状のセスキ炭酸ソーダを原形のままトイレの洗剤として使ったり、プリン状石けんはただ食器洗いにのみ使うくらいでした。
今回は、まとめ買いした「アルカリ洗浄剤」のお話です。
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テレビではたしか、プリン状石けんで換気扇をきれいにしたり、使い方も詳しく解説していたはずでしたけど、そこまではいいかな、、とそれほど熱心ではなかったんです。
ただ手軽に買える合成洗剤や食器用洗剤をなんとなく敬遠する傾向があったので、だんだんと「ナチュラル志向」に移行していく気配はありました。
それでも断片的な知識のままで続けてきたアルカリ系?の洗濯や掃除に、もっと積極的に取り組んでみようと考えるようになりました。
それは、最近になって洗濯に粉石けんを使ってみて(それまではセスキ炭酸ソーダで洗ってました)、本当にアワアワにしてから(ちゃんと溶かしてから)洗濯するとこんなにきれいになるんだ、と今さらながら認識したからです。
粉石けんはどうしても最初に3分くらい洗濯物を入れずに洗濯機を回す必要があります。そうして、石けんをよく溶かしてアワアワにしてから洗濯ものを入れて回すと、今まで何回かいい加減にやったときとぜんぜん違った結果が出たのでした。
その、粉石けんもセスキもほとんどなくなったころを見計らって、今回アマゾンで粉石けんとセスキ炭酸ソーダ、過炭酸ナトリウムを購入しました。実は2日前に届いたばかり。先ほど段ボールを開けてみました。
粉石けん
今回購入したのは「ミヨシのせっけん」3kg入りです。
ミヨシは粉石けんで有名ですけど、私は初めて使うことになります。
使用説明に、「水温は高めがよく落ちます」とあります。
ですが、わが家はお風呂場との距離があり、残り湯を利用する方法がとれません。でも、次の「泡立ちが決め手」のところに、「洗濯機の中心にあじさいの花くらいの泡立ちがあれば上手に洗えます」という文章に胸をなでおろしました。
というのは、今まで使っていた粉石けんで、洗濯機に水をためて粉石けんを入れ3分ほど回すと、その時点でアワアワになるからです。そのあと洗濯物を入れてもアワアワはあまり変わりませんでした。
セスキ炭酸ソーダ
商品名は「アルカリウォッシュ」。発売元は「株式会社地の塩社」とあります。
今まで粉石けんもセスキ炭酸ソーダも、「石けん百貨」というところでオリジナル製品を購入していたので、このアルカリウォッシュと使い心地はどう違うのかを試したいと思います。
セスキスプレー(水500mlに5gのセスキを入れる)を作って、よく洗濯物の汚れ部分に吹きかけたり、台所のレンジ周りやシンクの掃除するときに使っていたのですが、セスキは注意書きとして、「アルミ製品、表面加工のある家具などには使用しないでください」と書いてありました。
でも今まで、フローリングの床もときどきこのスプレーで拭いていたんですよね。これは間違った使い方だったようです。気をつけなくては。
過炭酸ナトリウム
商品名は「激落ちくん」。酸素系漂白剤、とあります。
特徴として、色柄物の洗濯やしみ抜きにも安心して使えること。塩素系漂白剤のようなツンとした臭いもなく、有毒ガスが発生することもありません、とのこと。
使用目的は、衣類の漂白、食器・まな板の漂白、洗濯機の洗浄など。
使えないものとして、「水洗いできないもの、漆器、皮革類、毛・絹およびこれらの混紡品、金箔、アルミ、銅、真鍮、貴金属、宝石類、眼鏡、ニス塗り物、表面加工された家具、自動車の塗装面、油や熱などで劣化した塗装面」、とあります。
さいごに
シンプルライフを志す人間としては、どこかで「ナチュラルライフ」を重ねて考えたりします。
ナチュラルクリーニングの行きつく先が「地球にやさしい」というところなら、少しの手間や工夫も楽しみながら、あれこれ試みたいと思います。