• 創価学会員のみなさんに公明党の前のめりを止めてほしい

    2015/08/01 14:04:46
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戦争ほど残酷なものはない。
               戦争ほど悲惨なものはない。

この言葉は創価学会名誉会長・池田大作氏の著書『人間革命』の冒頭にあります。

創価学会員の方であればご存知の方も多いでしょう。

池田氏の著書やスピーチなどからの抜粋と思いますが、以下のような言葉をいくつか見つけたので転載します(太字が転載部分)。

たとえ相手がどんな役職や立場であろうと、その行為が間違っていれば、「何をやっているんだ!」「先生の指導と違うではないか!」と、はっきりと言いきっていくべきである。私たちは「言葉」で戦うのである。明快に言い切っていくことが、現実を変えていく力なのである。

池田大作 名言100選

平和憲法

戦争放棄をうたう日本国憲法に掲げられた
平和の理念と精神を、
全世界に広げることが日本の使命である。
戦争を放棄するためには、不信を信頼に、
憎悪を友情に変え、
戦争など起こさない友好関係を、
すべての国々と築いていく以外にない。

創価学会員の方のブログで、安保法制が必要だと言いたいがために「9条では平和は守れません」と書いている学会員の方もいますが、その言葉と池田氏の言葉は違いませんか?

池田大作 名言100選

民主主義

戦前の軍国の日本は、
民衆一人一人が意見をもつことが許されず、
戦争の暴走を食い止めることができなかった。
民主主義は、制度の問題だけではない。
民主主義を支える民衆が自らを高めていく努力が不可欠である。

池田大作 名言100選

アジアのなかの日本

日本はもっと、アジアに人々から信頼されるよう、
真剣に誠実に努力していかねばならない。
だからこそ、互いの文化の根底をなす思想や哲学に光を当て、
共に理解し合い、学び合っていく対話が重要である。

最近、安倍首相は中国を名指しして中国の脅威から日本を守るために安保法制が必要だと言い出しましたが、池田氏の中国との友好関係に力を入れたことと矛盾した言動ではありませんか。だいたい安倍氏はヘイトスピーチをする団体の方と懇意にしているようですが、公明党はそれを是認するのでしょうか。

池田大作 名言100選

核兵器の廃絶へ

核兵器の存在を抑止のための”必要悪”
としてきた「国益」優先思考から、
核兵器使用をいかなる理由があろうとも認めない
”絶対悪”の立場、「人間益」
を優先させる思考への脱却を図らなければならない。

核兵器は「抑止力」を期待してのもの。安保法制も「抑止力」になると盛んに言っていますが。

池田大作 名言100選

現代文明の欠陥

人類の絶滅さえも引き起こしかねない
現代文明の危機の最大の元凶は、
人間の心に巣うくう分断のエネルギーである。

池田大作 名言100選

平和を考える

平和ほど、尊いものはない。
平和ほど、幸福なものはない。
平和こそ、人類の進むべき、
根本の第一歩であらねばならない。

戦争にならないために安保法制をつくると自民党や公明党は説明していますが、(限定的な)集団的自衛権が行使できることのどこが平和の維持になるのでしょうか。

池田大作 名言100選

戦争は絶対悪

戦争ほど、残酷なものはない。
戦争ほど、悲惨なものはない。
愚かな指導者たちに、
ひきいられた国民もまた、
まことにあわれである。

池田大作 名言100選

思想と哲学

いっさいの思想は地球上の
生命を守り抜くためにこそあるべきだ。
それを脅かす思想は、
断じて受け入れるべきではない。

以上、池田氏の言葉です。

創価学会は、初代会長・牧口常三郎氏や二代会長・戸田城聖氏が投獄され、牧口氏は獄死するほどの過酷な歴史からしても平和の大切さ、憲法尊重を訴えてきたのではありませんか。

政教分離としながらも、そこに公明党があるのではありませんか。

今、公明党は岐路にあります。その岐路とは、「平和」の看板を下ろしてアクセル役として自民党と一体化していくか、それとも多くの人が期待しているブレーキ役として自民党の安保法案の決議を思い留まらせるか、ということです。

今、公明党には世間から期待と失望が集まっています。

安保法案を今からでも自民党に決議を思い留まらせる「期待」と、どうせ自民党の言いなりでしかないという「失望」です。

創価学会員のみなさんは創価学会員でない人の本音を聞くことはほとんどないでしょう。

わざわざ耳障りなことを言う人はそうはいませんから。

創価学会員の投票行動を見ると、無条件に公明党公認(推薦)であれば投票する人も多いと思います。

でも、公明党が創価学会の理念を具現化しているかは考えないのでしょうか。

『人間革命』や以上の池田氏の言葉を具現化したとき、その世界には安保法制があるのでしょうか。

今、創価学会員でない人たちからは、創価学会員には公明党が自民党のアクセル役になって安保法制をそのまま通させないように公明党議員に思い留まるように訴えてほしい、という期待が出ています。

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波乱万丈斎、本名「川島龍久」 | 2015/10/06 8:50:48

いつも、フォローして下さり、心より感謝しております。
此の度の安保法案での、公明党の背信行為について、現役学会員の若き世代の皆さんに、今後の創価学会の為にお伝えして置きたい事があります。
今年、私は5Ⅰ歳を迎えましたが、丁度
、私達の同世代が青年部の主軸世代を担う時、宗門と他宗団体、マスコミ報道等が、自・社連立政権の潜聖増上慢の号令一下に、道門増上慢、俗衆増上慢と化して、『四月会』(死せ学会の意)を結成。
国会で池田先生を証人喚問しようとしたり(秋谷元会長が代理出席)、宗教法人法を改正したり、権力の魔性に心侵された輩どもの、傍若無人ぶりは想像を絶するもので、自民党を支援する会社などでは、創価学会員というだけでリストラされる事件も少なくありませんでした。
その権力の嵐が吹き荒れる中で行われた選挙戦では、現・経済産業大臣の甘利明が秘書を使い、東京都町田市の暴力団が運営していた「武相育成塾」という右翼団体に「創価学会の支援活動を妨害して欲しい」と、金300万円で依頼をし、神奈川の相模原文化会館では、本幹同中後に街宣車で会館敷地内に突入し、会員を脅し、座間文化会館では会館前の道路で学会批判の街宣を始め、女子部幹部が帰宅出来なかったりと、全国各地で権力の嵐が吹き荒れておりました。
お伝えして置きたい事は、学会を取り巻く環境がその様な状況になるや、否や、それまで、私の地元、神奈川県では、総神奈川男を始め、各総県(区)男は、すべて本部職員でしたが、そうした局面の中、突然、男子部幹部人事が行われ、蓋を開けて見たならば、総神奈川男子部長を始め、総県、分県の男子部長も、全て、民間人と変えられ、逆に、それまで組織で威張り散らしていた本部職員は一人足りとも、皆の先頭に立って戦う者は居ませんでした。
恥ずかしながら、私と同世代には、こうした輩と、その役職、立場に媚び諂い、酒を馳走して機嫌取りして、役職昇進した世渡り上手な輩が多いのです。
そして、さらに突き詰めて、その因を掘り下げると、現在の職員や議員の腐敗ぶりに頷ける事と思います。
丁度、四月会事件から、約5〜6年前でしたかね。
宗門問題の余波から御本尊流布が出来ぬ時代がありました。
その頃、私も学会に復活したのですが、
当時、青年部は折伏はせず、オープンハウス大学校と称して、演劇やバンドのイベント活動をメインとしており、そこに友人を誘えば「会友」となる。
そんな惰弱な活動に終始する中、先程、記した様な幹部達が要領良く、役職昇進して行ったのです。
結局、当時の男子部長が、池田先生に「お前は学会を壊す気か!」と激怒されて、役職解任同然で男子部長を辞めさせられました。
この様に、私達の青年部時代に、創価学会には大きな過渡期がありました。
哀しくも、その当時、権力の魔性と戦わずに、要領良く、組織の中を泳いでいた幹部数名が、現在、公明党議員となっております。
また、権力悪に怖じ気づいて、身を隠した本部職員の一人は、現在、SGIグラフ編集長となっております。
結局、神奈川県では、我々、民間の無名の男子部員が三者を勇気づけ、四月会の悪を叫び、戦い、先生と共に、四月会を打ち倒しました。
権力の魔性の悪を責めない者は、自身の心に、その悪を容認すると同じであり、相手と同じ環境に身を置けば、結局、自分自身で気づかぬ内に、同じ悪を行ずるものです。
この過渡期を過ごした同世代の同志については、10年以上前から、地元、草創期の先輩と共に、非常に危惧しておりました。
同じ世代でも、私の場合、普通高校を1年で中退した為、15歳にも関わらず、男子部員として引っ張り廻され、その後で裏社会にドロップアウトしましたが、組織から離れ切る事はしませんでしたので、逆に組織にドップリ肩まで浸かる連中より、ある種、客観的に学会史実から分析できるのだと思う。
また、ここだけの話ですが、今回、反安保法案の人々を護る、護らぬで喧嘩中ですが、私は青年部時代から、約17年、教学部の小泊氏と、兄弟子、弟弟子と呼び合う仲でした。
本人に告知、承諾なく、御本尊返納手続きも行わないまま、いつの間にか、退会処理がなされましたが、一切、師弟の信心に退転はありません。
現に、同じ地元で、旧知の仲の先輩である東海道長の畑副会長とは、未だ、交友も続けております。
県内各地で区長、分県長となった、以前の同志から再入会の誘いも、多々、ありますが、今回の公明党の姿勢、さらに、大恩ある学会同志を「インチキ学会員」呼ばわりした事が許せない為、これを決着つけて勝利を勝ち取るまで、有徳王となりて、御自身の生涯を捧げ尽くされたにも関わらず、公明党の弟子によって、次々に功績に泥を塗られる覚徳比丘を助ける為に勇猛果敢に戦う決意です。
長文となり、大変、申し訳ありませんでした。
次代の主役たる貴殿を始め、智勇兼備の皆さんが新たなる学会新時代を切り拓く為の参考となればと思い、過渡期とも、暗黒期とも言われる時代の事を記させて頂きました。
何かの御参考にして頂ければ光栄です。
では失礼します。 波乱万丈斎より

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