甲虫が居なくなり 目にする生き物たちが
控えめでおとなしい印象に変わる季節。
昆虫の季節が終わって行く~・・・・
今朝は半袖では寒い。・・・けどミンミンゼミがまだ すぐそこの林で鳴いている。
先日は 都内の森へ 昆虫を見に行った。
ここは上野の森。
ひさしぶり~。
森は森でも その間を抜ける道路は 森に棲む生活者の荷物置き場になっていて
。。。景色が悪い💦荷物は等間隔に並んでいる。
当たり前の光景になっているけどこの先も何年もずーっとこうなのかなあ・・
この日、目的は国立科学博物館の企画展
「昆虫展」一般1名1600円。
夏休み期間は 混んでいるだろうから9月の平日を狙った。
結果小さなお子様連れのママさん集団は多かったが
割とゆったり見学出来て良かった。
入口には巨大模型が数点展示してあって お子様たちは興奮の叫びをあげていた。
数体ある中で蚊だけは 240倍になると知らなかった細かな部分が露わになり
不気味でメカニカルで良かった(笑)
色々な展示の中で
美しい標本や珍しい虫よりも
何故かこの2枚が一番印象に残った
コメツキは、「前胸の突起が中胸のくぼみに差し込まれるとエネルギーが蓄積され、そのエネルギーが一気に開放される事で跳ね上がる。。。。」という様な説明に衝撃。
このシステムはいつか世の中の役に立ったりして!?
日本の家ゴキブリだけはどうしても苦手なので躊躇したけれど
せっかくなので「Gの部屋」も見ておく。
日本の家ゴキ(クロG・チャバネG)は 展示されておらず、
なんとも可愛らしいゴキたちばかりだった!!(笑)
はてなゴキブリだとかテントウムシそっくりのゴキブリなんていうのも居る。
大部分のゴキブリは森林に住み、人間とは関わっていない美しい生き物なのだから!
ニコニコゴキブリとミドリバナナゴキブリ♪
ゴキブリは系統的にはカマキリに近いんだって。
三角の頭・口の向き・糸状の触覚は確かにそっくり。
そして 最近の研究ではシロアリもゴキブリの中に
完全に含まれることがわかっているそうだ。びっくり!
・・・・とGでもかなり興奮(笑)
細かな文字を読んだり 小さな虫の標本を観たりで
目が疲れた頃 出口が近づいた。
グッズ販売は あまり惹かれた物が無く、本を一冊と記念に綺麗なラムネを。(笑)
虫を探して散策も楽しいが、昆虫の身体の仕組みや機能、社会性などなど、
まだまだ知らない事ばっかりで この先もワクワクさせてくれそう。
企画展だけ見て博物館を出た後は。。。。
谷中銀座まで歩いて 夕焼けだんだんとヒマラヤスギを見よう。
西日暮里の「夕焼けだんだん」という名の有名な階段と谷中銀座。
なんと、外国人ば~~っかり!!
周辺の古い建物。
細い路を見つけては歩いてみた。
「へび道」なんていう名のついた、クネクネした通りもあって面白い。
有名なヒマラヤスギの大木のある、ミカドパン(昔ながらの商店)
ヒマラヤスギが こんなに大きくなっちゃって有名に。
もともと(戦前)は鉢植えだったんだって!!樹齢は約90年。
ヒマラヤスギの鉢植えには、注意!(笑)
写メに納まらなかったけど 高さは20メートル以上かな。
暑い日だったけど 快調に街歩きして楽しんだ1日だった。
帰りは下町民俗資料館からアメ横を通ってガード下のあれこれを覗き込んで終了。
↑こういうジオラマとか面白そうwwww
あ~でも、風景から切り取るのが 難しいだろうな~。