ニトリの知られざる秘密とうわさ!衝撃事実7選
シンプルながらしっかり丈夫なインテリア商品をたくさん取り揃えている大手家具企業「ニトリ」。店舗は北海道から沖縄まで全国各地に展開。家具を買いに行くならまずニトリに足を運ぶという人も多いでしょう。
ニトリの知られざる秘密とうわさを発表!
今回はニトリに関する知られざる秘密情報やうわさ、裏話など、あらゆるトリビアを紹介します。ニトリの意外な事実にきっと驚くこと間違いありません!
�社名は創業者の名前の読み間違いから
ニトリという社名は創業者の名前「似鳥昭雄(にたとり あきお)」に由来していて、似鳥さんが1967年に「似鳥家具店」を札幌で創業。しかし、多くの人に「にとり」と読み間違えられてきたそうです。当初は間違えられることを気にしていたそうですが、どうせならそれを社名にしてしまおうと「ニトリ」と名付けたのです。
�ニトリの安さの秘訣
ニトリが「いいものを安く」提供できるのは、SPAというビジネスモデルを採用しているからです。これは「specialty stores of private label apparel」の略で、アパレルメーカーなどが企画、デザイン、物流、販売まですべて自社内で一体化して行うということ。かつて家具業界では仕入れた商品を販売するのが一般的でしたが、ニトリはこのSPAをいち早く取り入れたことでコストを大幅に削減し、低価格かつ高品質な商品を提供できているのです。
�不平・不満・不便をヒット商品に反映
ニトリがヒット商品を連発できるのは、お客さんの「不平・不満・不便」をヒントにしているからだといいます。例えば、ニトリのヒット商品のひとつ「珪藻土(けいそうど)バスマット」ですが、ニトリで販売し始める前は1万円以上するものが市場に出回っていて、手を出せないという声が多かったそうです。
この声を耳にした似鳥さんは「ニトリが安い価格で売り出せればすごく売れる」と考え、低価格での販売に向けて商品開発を進めていきました。このようにニトリが売りたい物を売るのではなく、お客さんの「不平・不満・不便」を探して商品に反映することがヒット商品を連発できる秘訣なのです。
�アメリカで今の販売スタイルを得た
1970年代に似鳥さんはアメリカへ視察に行き、部屋全体が美しくコーディネートされているインテリアに衝撃を受けたそうです。そこで、アメリカのような生活の豊かさを日本にも取り入れたいと考えるようになり、現在のように家のトータルコーディネートを提案するスタイルになったそうです。
�社員の不正で会社が潰れかけた
今でこそ大人気のニトリですが、実は倒産しかけた過去があります。創業から数年後、社員が取引先に賄賂を要求したり、商品を横流ししたりといった不正が発覚。しかも、その社員はスカウトしてきた人材でした。最終的には不正を働いていた社員を全員解雇しましたが、不正を働いていた社員が似鳥さんの自宅にまで押しかけ、土下座を要求するなどのひどい脅しもあったそう。
それでも似鳥さんは負けずに信念を貫き通し、売上を落とさず利益率を大きく改善させることに成功しました。
�トライアル販売で消えていく商品が約8割
ニトリでは商品を全店で展開する前に、店舗を限定してトライアル販売をしています。「子育て世代の30代夫婦」をターゲットに定め、その年のトレンドを参考にして家具に採用するカラーや小物、インテリア雑貨などのコンセプトからしっかり作り込んでいくのですが、実際に全国展開が決まるのは2割程度。トライアルの段階で7~8割の商品が売れずに消えていくことになるのです。
�小倉優子はニトリの株を持っていた
タレントの小倉優子さんは10年以上前にニトリの株を持っていたそうです。ここ10年で大きく飛躍したニトリの株を現在も持っていればかなりの利益になっていたはず。これは小倉さんと似鳥さんがフジテレビ系のバラエティ番組『アノ人が解禁告白!「私、地獄を見ました」~どん底からの逆転生還ストーリー~』に出演した回で明かされたエピソード。しかし、残念ながら小倉さんはすでに株を手放してしまってしまったそうです。ここまで上がるとは思っていなかったと悔しそうな表情を浮かべていました。
日本の家具業界を変化させた企業
ニトリは消費者が必要としている商品を次々に開発し、家具業界の常識だったことを変化させるほど革新的な経営を行ってきました。現在では名実ともに日本の家具業界をリードする存在となっていますが、きっとこれからも誰もが驚くような商品を開発したり、新たなトレンドを生み出したりしていくことでしょう。