池上彰のパクリ、2015年にイスラム研究者の池内恵(東京大学・准教授)が告発していた
腹BLACK 2018年9月12日東京大学に籍を置くイスラム研究者である池内恵(さとし)准教授が、2015年に自身のFacebookにて池上彰のパクリ行為を指摘していたことが分かった。
前回の記事:池上彰のパクリ行為、「#MeToo」が連鎖して大物告発者5人が集結
池上彰の本に同じことが書かれており、「お前がパクったんだろ」と言われる。
▼池内恵(44)、東京大学先端科学技術研究センター准教授。
Facebookの告発投稿はこちら。
要約
・「クイズ面白ゼミナール」の司会者だった鈴木健二は何でも知っているキャラだった
・あの時代のインチキ博識キャラを今は池上彰が演じている
・NHKにおいて池上彰=鈴木健二だ
・池上彰の番組は流用に流用を重ねており、こちらの自説が断片的に取り上げられる
・パクられた被害者なのに、こちらがパクリだと批判されてしまう
・池上彰に検証能力はない
ネット上の評判を調べたところ、池内恵准教授は中東に独自の研究、取材拠点をもち、日本におけるイスラム研究の第一人者と言っても過言ではない人物と評価が高い。自分のオリジナルな知見を他人が発信していたらもちろん容易に気づけるはず。
そして池上彰の書籍にはあろうことか引用元の明記もなく、著作権を無視して情報だけがパクられた状態になっているのだという。これはひどい話だ。数年前に大炎上したDeNAのキュレーションメディア群と同じではないか。あのときはWelqやMERYがクラウドソーシングサイトを使って在宅ワーカーを雇い、既存サイトの文章をリライト(書き換え)させることで大量の記事をつくっていると告発された。
池上彰がやっていることも同じ。ジャーナリストという肩書を名乗っているのに、自分で取材せずに二次情報を楽にGETして本を出して金儲け。ネームバリューがあるから儲かるのだろう。要領が掴めてきたら出版社のライターにゴーストライターになってもらい、名義貸しをすれば不労所得に。
書籍にするかウェブの記事にするかという違いだけで、その構図はキュレーションメディア問題と酷似している。
告発は連鎖する。
池内恵准教授の投稿には、関東信越厚生局東京事務所に務める人物がこんな取材申し込みがあったと経験談を書いた。
その後、池内恵准教授は池上彰が東洋経済に書いた記事「池上彰が読み解く「イスラム国の真の姿」にツッコミを入れる。
専門家から見ればド素人である池上彰の解説は間違いだらけなのだろう。
他にも告発者がいないか調べたところ、徳光和夫が2015年に「ダウンタウンDX」に出た際、池上彰を批判していたことが分かった。
「辛坊治郎が自費で各地を取材していて偉い!」という話になったとき徳光和夫は「一方、池上彰さんはNHKの金で行ってたわけですよ!」とそのインチキジャーナリストっぷりを批判した。ダウンタウンの松本人志は「なかなかいないですよ。池上さんをディスる人」と驚いた様子だった。
これで池上彰のインチキを告発した人は合計で8人になった。余罪はまだまだあるだろう。
おまけ。
漢字の読みを間違える池上彰。
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Comments (1)
フリーの人が自腹で取材に行こうが局の金で取材に行こうがそれはどっちでも良いんじゃないの?
有本香氏が言ってるように、「顔も名前も一切出ないネタ提供のみ」との条件に納得し報酬を受け取り仕事をした人たちが、後で「被害者」のようなこと言うのはむしろ変な感じがしますが。プロとして納得いかなければその場で断るべき。
許可なく使われたり約束に反した事をされたなら批判してもらっていいけど、報酬が発生してたら被害者面したらダメだよね。