インストール
拡張機能は「cdnjs - Visual Studio Marketplace」の「Install」ボタン、またはエディタのメニューにある「拡張機能」からインストールでき、エディタ上でインストールする場合は cdnjs と検索すれば該当の拡張機能が出てくると思います。
その後、エディタを再起動させればインストール完了になります。
使い方
拡張機能の有効化後、F1 または Mac:command + shift + P、 Win:Ctrl + Shift + Pで表示されるコマンド表示内でcdn
と入力すると下記3種類のコマンドが表示されるようになり、呼び出したいライブラリを探す際はこの中のcdnjs: Search for libraries
を選択します。
- cdnjs: Search for libraries
- cdnjs: Recent libraries
- cdnjs: Clear cache
以下でcdnjs: Search for libraries
を選択してからの流れを、jQueryを呼び出すのを例に紹介します。
1. キーワードを検索
cdnjs: Search for libraries
を実行後、続けて呼び出したいライブラリ名を入力します。
今回はjQueryを呼び出したいので、入力欄に「jquery」と入力してenterを押します。
2. ライブラリを選択
上記実行後にキーワードに関連するものがずらっと一覧で表示されると思うので、この中から使用したいライブラリを選びます。
プラグインなども多数表示されていると思いますが、ここでは本体を利用したいので「jquery」を選択します。
3. バージョンを選択
ライブラリ選択後は、呼び出したいバージョンを選択できます。
ここでは最新版である「3.3.1」を選択します。
4. ファイルの種類を選択
バージョン選択後は、呼び出したいファイルの種類を選択できます。
jQueryの3.3.1の場合は圧縮版・スリム版・ソースマップなど全部で7種類表示されていると思うので、この中から「jquery.min.js」を選択します。
5. 挿入 or コピーを選択
最後にCDN呼び出しの記述をどう扱うかの選択肢が表示されるので、その中から<script>: Insert into document
を選択すると下記のような記述が挿入されるのを確認できます。
<script src='https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/jquery/3.3.1/jquery.min.js'></script>
選択肢は全部で5つ用意されており、それぞれ下記のような挙動になっています。
<script>: Insert into document
script
タグ付きの記述を現在開いているドキュメント内に挿入。<script>: Copy to clipbord
script
タグ付きの記述をクリップボードにコピー。URL: Insert into document
CDNファイルのURLのみを現在開いているドキュメント内に挿入。URL: Copy to clipbord
CDNファイルのURLのみをクリップボードにコピー。URL: Open in browser
CDNファイルのURLをブラウザで開く。
設定
拡張機能には4つの設定項目が用意されており、「設定 > 拡張機能 > cdnjs」で項目の確認・変更ができます。
- Cdnjs: Cache Time(
cdnjs.cacheTime
)
ライブラリや検索結果のキャッシュ時間を変更。 - Cdnjs: Max Recent Libraries(
cdnjs.maxRecentLibraries
)
最近使用したライブラリの保存件数を変更。 - Cdnjs: Protoco(
cdnjs.protcol
)
URLプロトコルをhttp://
,https://
,//
のいずれかに変更。 - Cdnjs: Quote Style(
cdnjs.quoteStyle
)
クォーテーションをsingle
またはdouble
に変更。
圧縮有無やバージョンを指定することもできますし、ちょっと試したいライブラリがあるときなど手軽に呼び出せて特に便利だと思います。
拡張機能のインストールや詳細については以下より確認できます。