3000の質問に答えるブログ

”わたし”についての3000の質問にひとつずつ答えるブログです。

高齢出産の健康以外のデメリット

 

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How old do you think is too old to have a baby?

 

質問の60番目。  「赤ちゃんを産むのに年をとり過ぎていると思うのは何歳ですか?」

 

さあ、何歳だと年をとり過ぎている事になるんでしょうねえ?  若く産んでも若過ぎると言われることがありますね。  そちらもいくつだと若過ぎることになるんでしょうか?

 

以前卵子の状態のことをどこかで読んだことがありますが、イキがいい卵子(?)というのは、確か16歳くらいだったか、ティーンエイジャーから25歳くらいまでの卵子だと書いてありました。  その頃の卵が一番健康で良質なんだそうです。  精子の方も、年をとると泳ぐ力が衰えて行って受精しにくくなったりするそうだから、きっと男性もそのくらい若い方がいいのかもしれませんね。  

 

でもそれはあくまでも卵子精子のイキの良さとかの問題で、赤ちゃんが出来やすいとか、高齢出産で問題になる赤ちゃんの先天的な病気などになる率が低いということの話ですよね。  

 

子供を産む(子供を授かって親になるという意味で、男女両方のこと)のは体が準備万端かというだけではなくて、経済的なこととか、親になる人がどれだけ精神面で成熟しているかとか、そういう事も重要だから、いくらピチピチ健康な受精卵が出来るからと言っても、私みたいなおばちゃんからすると、20代前半はまだ若過ぎるんじゃないかなあと思います。    

 

じゃあ高齢出産の方はどうかと言うと、医学的なことは専門家じゃないのでわかりませんが、産んでからの活動やもっと後の親が高齢になってからのことを考えると、私としては35歳くらいまでに産めたらそれが理想じゃないかなと思います。  

 

私の夫は母親が40歳の時に初めて産んだ子で、父親は50歳でした。  どちらも他界しています。  彼自身は健康で、親が高齢だったことは健康面では影響していなかったようですが、その他のことではもっと若いうちに産んでもらいたかったと言っています。  

 

その理由としては…

 

  • 友達の親と比較する
  • 祖父母が他界している、または高齢
  • 体力的に親に出来ないことがある
  • ジェネレーションギャップ
  • 一緒に過ごせる時間が短い

 

友達の親と比較する

 

私が子供の頃は、今よりも若いお母さんが多かったように思います。  女性がキャリア優先で結婚を後回しにしたりする時代ではなかったので、割と結婚が早く子供を産むのも早かったようです。  20代前半で子供を産む人も多かったのではないでしょうか。  私は母が30歳の時に生まれましたが、クラスメートの親御さんと比べて、年齢が上の方でした。  たった4、5歳上だったにしても、子供としてはかなり気にした記憶があります。  もっと若いお母さんがよかったなあ、なんて思ったものです。  私の後にも二人子供がいますが、彼らの場合もっと親が年をとってから生まれているのだから、もっと親の年齢を気にしたのではないかと思います。  

 

夫の場合は極端で、自分の父親が友達のおじいさんと同じくらいの年齢だった事もあったと言う事なので、かなり気にせずにはいられなかっただろうと思います。  

 

祖父母や親の兄弟姉妹が他界している、または高齢

 

私はおじいさん、おばあさんがいるかいないかは子供の精神面ではかなり重要な事だと思います。  親からワンクッション置いておつきあいをするおじいさん、おばあさんというのは、近くにいれば信頼できて甘えられる存在であり、遠くに住んでいればたまに会える特別な存在になります。  親がその親と接する姿を見る事で、子供は自分の親を誰かの子供として見ることが出来るわけで、それは親子関係を学ぶ上でも重要なことなのではないかと思います。  おじさん、おばさんも同様です。  (もちろん親戚づきあいが円満だということが前提ですが…)

 

それから子供の目から見たおじいさん、おばあさんでなく、親としては、自分の親が他界している、または高齢であるということは、出産前後や子育て中に手伝ってもらうことも出来ません。  もちろんおじいさん、おばあさんが高齢でない場合でも、遠くに住んでいるとか、なんらかの理由で手伝ってもらうことが出来ない場合はありますが、実際にまだ元気でいるのと他界しているのとでは、気持ち的に大きな違いがあるのは確かです。

 

体力的に親に出来ないことがある

 

これはまあ簡単に想像できますね。  20代のお父さんが高い高いを軽々やってのけても、50過ぎのお父さんだったら、腰が痛いとか腕が上がらないよ、なんてことにもなりかねません。  お母さんも片手に赤ちゃんを抱っこしながら、もう片方の手で掃除機をかけちゃうとか、そんな芸当は若い頃はヒョイっと出来るかもしれないけど、だんだん年と共に疲れやすくなるものですよ。

 

子育てって体力がいるんですよねえ。  ただ遊ぶだけに体力が必要なわけではありませんよ。  赤ちゃんが小さい頃は寝る時間が不規則だったり、続けて長く寝なかったりします。  もっと大きくなれば、活動範囲も広がって、色々とお出かけが増えて大変です。  

 

子供を産むのが遅かった人は、精神的にも若いのか、同じ年齢の人に比べて若々しく元気な人をよく見ますが、でも体の方は結構辛いんじゃないかなあと想像しています。

 

ジェネレーションギャップ

 

もちろん誰だって親と子ではジェネレーションギャップはあります。  でも20年違うのと40年違うのでは、やっぱりその差は大きいですね。  時代によって考え方が習慣が違いますが、私の夫の場合は父親は第二次世界大戦の時にはもう大人で徴兵されるには年をとり過ぎていたくらいの年齢の人でしたから、どれだけ考え方にギャップがあるか想像出来ると思います。  世界大恐慌も経験した人だったので、お金に対する考え方とか、物を徹底的に大事に使うこととか、教わることが多いですが、彼の場合かなり極端な例ですが、とにかく時代が違い過ぎて衝突することもあったようです。  

 

一緒に過ごせる時間が短い

 

当たり前のことですが、親のスタート時点での年齢が上ならば、高齢者になるのも早いわけで、親子で一緒に過ごせる時間は短くなりますね。  

 

子供が学校を出て成人、就職、結婚、孫を出産なんていう人生の大きなイベントの時にどれだけ一緒にいられるかわかりません。    

 

そればかりか、まだ自分の子供が一人前になっていないうちに、親の年齢が高ければ病気になる可能性も高いし、子供が若いうちに介護が必要になる場合もあります。  もし親が要介護なんてことになったら、子供がまだ若い場合、経済的に親を支援するのが難しいこともあるでしょうし、独身の場合結婚相手を見つけるのも難しくなるかもしれません。  

 

若い頃に産むのと同様、先延ばしにするのもよく考えてからがいい

 

子供を産むということは、すべて100%自分でコントロール出来ることではありません。  妊娠したくてもなかなか出来ない人は多いし、不妊治療など思い通りに運ばないケースも多くあるようです。  

 

若くて健康な時に無計画に子供を産むことは賛成しませんが、まだいらないね、と先に延ばして結局妊娠出来なかったというケースもあるので、私としては子供が欲しいと考えている方は、あまり年齢が上になるまで待たない方がいいのではないかと思います。  

 

夫婦でよく話し合って、自分たちが納得できる出産、子育てが出来るといいですね。

 

   

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