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北海道ガス石狩発電所、10月運開へ建設が佳境

2018/07/30  3面 

発電機棟内に並ぶガスエンジン発電設備
 発電機棟内に並ぶガスエンジン発電設備
◆ガスエンジン採用で機動的に卸取引
 北海道ガスが北海道石狩市の湾岸で進めているガス発電設備の建設工事が、10月の運開に向けた最後の追い込みに入っている。同社は約100億円を投じ、北海道電力と共同利用する石狩LNG(液化天然ガス)基地内でガスエンジン10基計7万8千キロワットの発電設備を建設中。排熱をLNGの気化に用いることで総合効率を高める。21日には発電した電気を系統に流し始めた。1~2基ずつ試運転を行っている。お盆明けには本格的な試運転に入る予定だ。
 札幌市中心部から車で40分強。石狩LNG基地内は工事関係者でにぎわう。北海道電力のLNGタンクと大型LNG火力が建設されているためだ。北ガスが「道内初のLNG火力」とアピールする「北ガス石狩発電所」も建設が最終盤を迎えている。



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