「白髪染めが目立つようになってしまった・・・ああ、私もついに白髪染めデビューか。
もう若々しい明るい色の髪の私には戻れないんだ。」
と、諦めている人はいませんか?
そんなに悲観してはいけません。あなたがまだ「白髪染めでも明るい色にしたい!」と強く願うなら私がその願いを叶えてしんぜよう。
まぁこんな茶番は置いといて、実は誰でも白髪染めで明るい色の髪にすることが出来るのです。
これからその方法をご紹介します。これから初めて白髪染めを使ってみようとお考えの人も白髪染め選びの参考にしてみるといいですよ。
目次 [隠す]
白髪染めには大きく4種類のタイプがある
白髪染めを今まで使ったことがないという人のために、まず白髪染めの基本知識をお伝えします。
白髪染めと言っても大きく4種類のタイプがあり、それぞれ白髪を染める仕組みが違うんです。
ヘアカラータイプ
一番多くの人が使っているタイプの白髪染めです。ドラッグストアなどで安価で買うことが出来ます。事前に2つの液剤を混ぜてから使用するタイプです。
染める仕組みはキューティクルを開いて脱色(ブリーチ)し、その後に髪の内部に色を入れて白髪を染めます。
メリットは染色力が強くて一度でしっかり染まり、髪の内部まで色を入れるので色持ちもいい点です。
デメリットはブリーチのための「過酸化水素」や、染色力を上げるための「ジアミン」が使われている点になります。
過酸化水素やジアミンは頭皮や髪にとって非常に刺激が強く、かぶれ・炎症・痒みを引き起こす原因になるんです。
このようにヘアカラータイプの白髪染めには危険性があるため、私はおすすめしません。
ヘアカラートリートメント(ヘアマニキュア)
続いて紹介するのがヘアカラートリートメント(ヘアマニキュア)の白髪染めです。厳密にいうとヘアカラートリートメントとヘアマニキュアは違うタイプの白髪染めなのですが、髪を染める仕組みが一緒なので今回は同タイプとして紹介します。
ヘアカラートリートメントはその名の通りトリートメントの役目も果たしている白髪染めで、白髪染めと一緒に髪のダメージケアもしてくれるんです。
染める仕組みですが、ヘアカラータイプと違って脱色をせずに髪を染めます。染料を含んだトリートメントが髪の表面をコーティングして色を付けるんです。
ですから過酸化水素は使いませんし、ジアミン無使用の製品も多いのでヘアカラートリートメントの白髪染めは安全性を求めた白髪染めになります。
ただその代わり染色力はヘアカラーより劣るため、完全に白髪を染めるには2~3回(日)連続の使用が求められます。
ヘナ
ヘナとは100%植物原料の白髪染めで、植物の色素を髪に浸透させて白髪を染めます。そのため体に有害な成分が含まれている心配がなく、安全に白髪を染めることが出来るんです。
ただしヘナとして売られている白髪染めの中には、染色力を高めるために化学染料を混ぜているものもあります。
ですから本当に100%植物原料になっているかは購入前に事前に確認しておきましょう。
お歯黒式白髪染め
お歯黒式白髪染めとは酸化染毛剤が使われていない白髪染めのことを言います。酸化染毛剤とはブリーチに用いる過酸化水素やアレルギー反応を起こしやすいジアミンなどのことです。
このようにお歯黒式白髪染めは安全性が高いのですが、医薬部外品に指定されているので必ずパッチテストをする必要があり、使い方も1剤と2剤を一定時間ごとに塗らなければいけないのでかなり面倒です。
またカラーバリエーションも少なく、暗めの色にしか出来ません。
そのため明るい色に染めるという面では向いていないタイプの白髪染めになります。
白髪染めで明るい色に出来ないと言われる理由
そもそもなぜ白髪染めは明るい色に出来ないと言われているのか?
その理由が以下の通りです。
白髪と黒髪が混じっている
実は白髪100%なら白髪染めでも普通に明るい色にすることが出来ます。
ではなぜ、白髪と黒髪が混じっていると明るい色に染められないのか。
それは染まり具合が白髪と黒髪では違ってくるからです。わかりやすく絵の具で例えると白い絵の具(白髪)と黒い絵の具(黒髪)の両方に茶色の絵の具(白髪染め)を混ぜたとします。
すると方(かた)や薄茶色に、方や黒色のままですよね。これがあなたの髪でも同じことが起きて白髪部分だけ浮き出て見えるので白髪染めでは(黒髪部分は)明るくならないというように言われているのです。
感光性染料の白髪染めトリートメントを使っている
美容院なら白髪があっても明るい色に染めてくれるはず!
と思い美容院に足を運んだら、「無理です。」と断られた経験はありませんか?
これは白髪があるから明るく染められないのでなく、あなたが既に感光性染料の白髪染めを使っているから断られた可能性があります。
感光性染料とは日光と染料で化学反応を起こさせて髪を染める白髪染めのことです。そして感光性染料の白髪染めには硝酸銀という成分が使われて、この上からまた別の白髪染めを使用すると髪が変色し緑色になってしまいます。
だから美容院では感光性染料の白髪染めで既に染めている人は、髪を明るく染めることは出来ないとお断りされるのです。
明るい色には限度がある
絵の具の例えで前述したとおり、白髪と黒髪が混じっていると染め上がりに色ムラが出来てしまいます。
特に白髪は染めると黒髪より光って見えるので、あまり明るすぎる色で髪を染めると染める前よりも白髪が目立ってしまうんです。
そのため白髪交じりの髪を明るく、そして綺麗に染めるには限度があります。具体的に言うと明るさレベル8が限度です。
明るさレベルとは美容師さんが良く使う言葉で、髪の明るさを段階ごとに分けたスケールのことです。
数字が大きいほど明るくなり、レベル8は白髪染めで髪を染めた時に白髪と白髪以外の髪に色ムラが出来ない限度の明るさになります。
これより明るく染めようとすると、白髪が光って浮き出てくるのでおすすめしません。
白髪染めで明るい色を手に入れる方法
ここまで白髪染めで明るい色に出来ないと言われている理由を述べてきましたが、ある方法で染めれば白髪染めでも明るい髪の色は手に入るので安心して下さい。
ブリーチをしてから白髪を染める
黒髪と白髪染めが混じった状態で白髪染めを使うと色ムラが出来るので、まずは黒髪を脱色してから髪全体を白髪染めで染めれば、色ムラなく綺麗な明るい色に染めることが出来ます。
ただし、このとき白髪染めでないヘアカラータイプで染めると元の白髪部分は全く色がつかないので気を付けてください。白髪を染められるのはあくまで白髪染めなのです。
明るいヘアカラートリートメントを使う
「ブリーチは髪を傷めるから嫌!」
という方におすすめなのがヘアカラートリートメントの白髪染めです。昔なら白髪染め=黒染めというイメージでしたが、今は白髪染めでも様々なカラーバリエーションがあります。
その中でも明るめの色を選べば、事前に脱色しなくても白髪交じりの髪を自然な明るさの髪に仕上げることが可能です。
明るい色に出来る白髪染め選びの基準
白髪染めでも明るい色に染められることが分かったので、次にどんな白髪染めを選べばいいのかを紹介しましょう。
頭皮や髪に優しい白髪染め
これは明るくするためというより、白髪選びの際に最低限の基準と言ったほうがいいでしょう。
特に髪を明るくする髪染めは基本的に染色力が強いものが多く、染色力を高めた白髪染めには髪や頭皮にダメージを与える成分が含まれているからです。
これでは明るい髪色になったとしても出来上がるのはボサボサのホウキ頭になってしまいます。全然美しくありませんよね。
ですから髪を明るく、かつ美しい見た目を保つためにはトリートメントタイプの白髪染めを選ぶのが一番でしょう。
カラーバリエーションが多い白髪染めを選ぶ
白髪染めはヘアカラーに比べカラーバリエーションがそれほど多くありません。けどその中でも3~4種類くらいのカラーバリエーションが用意されている白髪染めなら白髪を明るい色に染められる可能性があるんです。
カラーバリエーションが多いということはそれだけ様々な明るさを選ぶことが出来るということなので、その中で一番明るい色なら白髪染めでも理想の明るさに仕上げられます。
また補足すると、カラー名はメーカーごとに若干異なるのですが大体どこのメーカーも「ブラウン」と名の付くカラーが一番明るく設定されています。
ですから明るい色にしたいならブラウン系で赤味の強い色にしましょう。
明るい色に染まる白髪染め【おすすめランキング!】
最後に私がおすすめする明るい色に染まる白髪染めを紹介します。
第1位 利尻ヘアカラートリートメント
★★★★★ |
||
主な成分 |
塩基性染料、HC染料、天然染料(シコン、クチナシ、ウコン、アナトー)、トリプルPPT成分、ヒアルロン酸、デンプンポリマー、利尻昆布エキス、アルニカ、ローズマリー、セイヨウキズタなど28種類 |
|
---|---|---|
カラーバリエーション |
ライトブラウン |
ナチュルブラウン |
ダークブラウン |
ブラック |
|
内容量 |
200g |
|
価格 |
初回限定2,000円 通常3,000円 送料540円(2本セットで無料) |
|
利尻は今一番売れている白髪染めで、安全性・染まりやすさ・美髪効果のどれをとってもトップクラスです。
利尻の白髪染めの特徴は利尻昆布エキス「フコイダン」が配合されている点で、昆布の持つネバネバの保水力を持っています。
これにより髪に潤いと艶を与え、指通りのいいサラサラヘアーになるんです。
そしてカラーバリエーションが以下の4種類になります。
- ライトブラウン・・・赤味のある明るいブラウン
- ナチュルブラウン・・・自然な明るさのブラウン
- ダークブラウン・・・落ち着いた色合いのブラウン
- ブラック・・・自然な黒髪のブラック
明るい色にしたいのなら「ライトブラウン」か「ナチュラルブラウン」をおすすめします。赤系の色が好きならライトブラウン、黄系の色が好きならナチュラルブラウンがいいですよ。
第2位 プリオール カラーコンディショナー
プリオール カラーコンディショナーは化粧品大手の資生堂が販売している白髪染めになります。
プリオールは安全で高品質でありながら、低価格という点が人気です。
安全性は特に高く、有害成分であるジアミン不使用で、かつHC染料や塩基性染料の化学染料も使っていないので毎日コンディショナーとして使っても安心です。
またコンディショナー成分には保湿効果を期待する天然海藻エキスや、髪のボリュームアップをしてくれるマイクロクリスタリンワックス成分が配合されているのが特徴になります。
選べるカラーバリエーションは3色で、明るい色にするなら「ブラウン」もしくは「ダークブラウン」がおすすめです。
ちなみに写真だとダークブラウンは暗めに見えますが、プリオールのカラーは赤味が強い傾向にあるためダークブラウンでも実際に染めてみたら結構明るいので一度試してみるのもいいですよ。
第3位 ルプルプ(LPLP) ヘアカラートリートメント
★★★★☆ |
||
主な成分 |
塩基性染料 HC染料 天然染料(ベニバナ、クチナシ、アイ葉 ガゴメ昆布エキス |
|
---|---|---|
カラーバリエーション |
ブラウン |
ダークブラウン |
モカブラウン |
ソフトブラック |
|
内容量 |
200g |
|
価格 |
初回限定39%オフ1,833円 通常3,000円 2本定期便1,500円 送料無料 |
|
ルプルプはここ数年で人気が急上昇している白髪染めです。利尻と同じく安全性・染まりやすさ・美髪効果どれをとっても優秀な白髪染めになります。
また成分の特徴も利尻に似ていて、ルプルプはガゴメ昆布エキス「フコイダン」を配合していて艶のある美しい髪に仕上げます
カラーバリエーションは4色あり、明るい色に仕上がるのは「ブラウン」、「ダークブラウン」です。
- ブラウン・・・赤味の強い明るいブラウン
- ダークブラウン・・・赤味が少しある落ち着いた色
- モカブラウン・・・明るすぎず暗すぎずベーシックな色
- ソフトブラック・・・黒過ぎない自然な黒
名前だけ見るとダークブラウンよりモカブラウンのほうが明るそうですが、明るさ赤味ともに強いのはダークブラウンになります。
ですからダークブラウンでちょっと明るすぎるな、と感じた場合はモカブラウンにするといいですよ。
第4位 レフィーネ ヘッドスパトリートメントカラー
★★★☆☆ |
||
主な成分 |
塩基性染料 HC染料 アロエ、カンゾウなど |
|
---|---|---|
カラーバリエーション |
ライトブラウン |
ローズブラウン |
マロンブラウン |
ダークブラック |
|
ナチュラルブラック |
||
内容量 |
300g |
|
価格 |
通常3,334円 送料600円(2本以上購入で無料) |
|
リフィーネは白髪を染めながら頭皮ケアも出来る白髪染めです。火山岩から取れた泥を配合して、頭皮・髪の汚れを落とします。
これにより頭皮が綺麗になったという口コミをよく見かけるので、頭皮ケア効果はかなり期待出来るでしょう。
またリフィーネのいいところは何と言ってもカラーバリエーションの多さです。全部で5色から選ぶことが出来、さらにはリフィーネでは色を混ぜて自分色に染めることを推奨しています。
それを考慮するとリフィーネのカラーバリエーションは無限大と言ってもいいでしょう。
基本色は以下の通りです。
- ライトブラウン
- ローズブラウン
- マロンブラウン
- ダークブラウン
- ナチュラルブラック
この中ではライトブラウンが一番明るく、「白髪染めでピッカピカの髪にしたい!!」という人は是非リフィーネの「ライトブラウン」をおすすめしたいです。
ライトブラウンよりは明るさを抑えたいという人なら「ローズブラウン」か「マロンブラウン」がいいでしょう。
どちらにしても明るさでいったらリフィーネはトップクラスの染まり具合です。
第5位 POLAグローイングショット ヘアカラートリートメント
★★★☆☆ |
||
主な成分 |
塩基性染料、HC染料、セラミド、アミノ酸、トチャカエキス |
|
---|---|---|
カラーバリエーション |
ブラウン |
ブラック |
|
|
|
内容量 |
200g |
|
価格 |
通常2,900円 送料無料 |
|
化粧品メーカーのポーラが発売する白髪染めです。ポーラの特徴は塗った後の待ち時間の短さで、何とたったの5分で染まってくれます。
これはポーラ独自のピグメント処方という技術によるもので、染料が髪の内部に素早く浸透してくれるんです。
またトリートメント成分にはキューティクル保護のセラミドや、頭皮を潤すコラーゲンを配合し頭皮や髪に優しい白髪染めです。
ただカラーバリエーションが2色しかないため、明るい色にしたいのなら「ブラウン」一択になります。
第6位 キラリ(煌髪)泡のカラートリートメント
★★★☆☆ |
||
主な成分 |
塩基性染料、HC染料、天然染料(クチナシ、カンゾウ、アカミノキ)、ヘアケアキューブ、パンテノール、ガゴメ昆布エキス、アミノ酸など |
|
---|---|---|
カラーバリエーション |
ライトブラウン |
ダークブラウン |
ブラック |
|
|
内容量 |
150g |
|
価格 |
初回限定20%オフ2,555円 通常3,200円 送料無料 |
|
キラリ(泡)はカラートリートメントをムース状に塗布できるようにした白髪染めです。成分はトリートメントタイプと変わらないため、安全性・染まりやすさに違いはありません。
泡状のメリットとしては髪に塗りやすくなるという点で、誰でも色ムラなく染めることが出来ます。
またキラリのカラーバリエーションは全部で3色あり、そのうち明るく染められるのは「ライトブラウン」と「ダークブラウン」です。
赤味が強い方がいいのならライトブラウンのほうがおすすめになります。
まとめ
「白髪染め=暗くなる」というのはもう昔の話です。今や技術が進歩し、白髪染めでも若々しい明るい色に染めることが出来ます。
またカラートリートメントなら脱色をしなくてもいいので、髪や頭皮を傷める心配もありません。
ですから白髪がちょっと気になり始めた今こそ、髪を傷めるヘアカラーをやめて安全・安心のカラートリートメントタイプの白髪染めにシフトチェンジするチャンスです。
あなたに合った白髪染めを見つけていつまでも明るく若々しい髪を手に入れましょう。
コメントを残す