◆手帳タイムを取ろう!
☆彡1日の終わりに手帳をふりかえる習慣はココロを磨く習慣
さて、手帳が決まったら、さっそく実践です。
魔法を使う前に、最初にしてほしいことがあります。
1日の終わりの寝る前に5分間だけ、
手帳をひらく「手帳タイム」の時間をとってほしいのです。
なぜ一日の終わりなのでしょうか?それは、
☆その一日の振り返りができる。
☆明日の予定を確認することができる。
この二つが一度にできるからです。
今まで、手帳は未来の予定を書くだけのものだったと思います。
でも、これからは振り返りにも手帳を使ってみてください。
実は、「手帳セラピー」でもっとも重要なのは、この「振り返り」なのです。
自分が、今日の予定をちゃんとこなしたことを実感する。
ちゃんと実感できれば、また実行しよう! と思えるようになる。
そのポジティブな気持ちで、明日や未来の予定を書き込めば「実行できそう!」と
思えるようになる。
このいいサイクルが続けば、
自分の中のマイナス思考やネガティブなかんがえが
減っていくのを実感できるはずです。
寝る前の「手帳タイム」で、このサイクルを作りましょう。
忙しい1日を振り返ったとき、自分が満たされていたら、
とても幸せな気分で眠ることができます。
もし、ミスや失敗をしてしまった日だったとしても、それを一度手帳に書いて客観視することで、次は成功させよう、と前向きな気分に変えることができます。
慣れるまで最初は面倒だと思うかもしれませんが、
ぜひ寝る前の「手帳タイム」を毎日の中に組み込んでください。
歯を磨くように、心を磨く時間にしてしまいましょう。
そして、ここからが上級編です。
寝る前の「手帳タイム」が習慣になったころ、
週に一度、もう少し長い「週末手帳タイム」を設定してみてください。
たちえば、日曜日の夜、この時間は「週末手帳タイム」と決めてください。
この「週末手帳タイム」は15分もあれば十分です。
この「週末手帳タイム」は1週間の振り返りと、
これから始まる1週間の予定を手帳に書き込む時間です。
ぜひ、お気に入りの飲み物などを用意して、コーヒーブレイク?
ゆったりとした気分で、1週間を振り返ってみてください。
まだ真っ白なバーチカルのウィークリー欄は、
あなたが自由に作れる未来そのものです。
マンスリーに書いてある予定を細かく転記しながら、
自分の1週間をデザインするような気持で
「週末手帳タイム」自体を楽しんでください。
もちろん、朝出勤する前、ちょっと早起きして、カフェで「手帳タイム」を取る、またはお休みの前の晩にワクワクしながら「わたしの週末手帳タイム」を取るものOK!
とにかく、ただ予定をこなして終わりにするのではなく、1週間に1度立ち止まって、時間の使い方と自分の気持ちを振り返りましょう。
そして、これからの自分の時間の使い方を考える習慣をつける。
これが重要なんです。
1日を整えることは、1週間を整えることです。
1週間を整えれば1か月が、1か月が整えれば1年の流れが整います。
そして、1年の流れが整えば人生の流れも整うのです。
まずは、寝る前の「手帳タイム」を6日間。
そして、慣れたら「週末手帳タイム」を一度実践してみてください。
☆彡魔法1
『受け取り上手な自分になろう!』
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は さとうめぐみ著 「たった1行ですべてが叶う手帳の魔法」
より一部抜粋&加筆
★さとうめぐみのプロフィールProfile
手帳セラピスト さとうめぐみ Sato Megumi
1973年山形県生まれ。昭和女子大大学院博士後期課程(日本文学) 修了。手帳を用い、時間を有効に使って夢や願いを叶える方法「手帳セラピー」を考案。
手帳セラピストとして、手帳やノートを使った自己実現やセルフセラピーの方法をレクチャーしている。
また、アンティーク着物のコーディネートを提案するキモノコンシェルジュとしても活動中。
手帳という身近なツールを使って、暦に親しみ、自然と時間に調和していくことで「シンクロニシティ(意味ある偶然)」を呼び寄せ、自分との幸せな調和をはかる新しい手帳術、「手帳セラピー」を広める活動を行っている。
この手帳セラピーは、『週刊女性』『PHP 誌増刊号』『日経ビジネスアソシエ』『日経ウーマン』他さまざまな媒体にて取り上げられている。
現在、東急セミナーBE 渋谷での講座ほか、随時ワークショップを開催。
近著に『幸せおとりよせノートの作り方』(廣済堂出版)、『就活生のための手帳&ノートの書き方』(一ツ橋書店)、『一度書けば一生叶う 人生の扉を開く「完了形」手帳術』(東邦出版)など。
さとうめぐみのかんたん手帳セラピー#9
●手帳セラピーとは
手帳セラピーは手帳というツールを使って、書くことで自分自身に出会い、行動を起こす力を引き出すセルフセラピーです。
「時間の入れ物」である手帳に、4色のペンでスケジュールと気持ちの「見える化」をはかり、夢色のペンで「夢への行動」を習慣化 。
「理想の未来」を的確な言葉で思い描き、年→月→週→日の行動として手帳に落とし込みます。目に見えない「時間」「予定」「気持ち」「偶然」が手帳の上で「見える化」されると、やるべきことや「自分の進む道」がはっきりと見えてきます。すると手帳に書いた通り、あるいは書いた以上の幸運を受け取っていることに気付くはずです。