メルカリは、9月11日に中古スマートフォンの検査サービス「あんしんスマホサポート」を提供開始した。利用料金は1880円(税込)。
本サービスはデータ削除や初期化の手続き、クリーニングなどをサポートする有料オプション。出品者が中古端末を発送すると検品センターに送られ、検品後に購入者の下へ配送されるという仕組み。検品の段階で不備が見つかった場合は出品者に返送されるため、より安全に中古端末の取引が可能となる。
中古端末が購入された際、出品者が「あんしんスマホサポート」へチェックを入れれば利用できる。利用料金は販売手数料と同様に販売価格から引かれ、1カ月の動作保証も行う。サービスを利用している中古端末には「検品・保証・クリーニング付き」というラベルが表示され、一目で分かるようになる。配送方法は「らくらくメルカリ便」のみで、商品の状態が新品の場合は利用不可。対応可能な商品価格帯は4000円~20万円。
同社は全国18~59歳の男女3000人を対象に「スマートフォン処分方法調査」を実施。スマートフォンの処分を検討したことがないユーザーへインターネットで処分しない理由を聞いたところ、41%が「個人情報が入っているので不安だから」、27%が「データを削除するのが面倒だから」と回答した。
また、インターネットで中古スマートフォンの購入を検討しないユーザーへ理由を聞いたところ34%が「新品でないといやだから」、28%が「安全面での不安があるから」、28%が「保証がないから」と回答している。こうした利用者の不安や手間をサポートすべく、本サービスを提供する。
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