藤井氏を名指しした現地での抗議デモを報じる聯合新聞網
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■藤井氏は幸福の科学信者
台湾での藤井氏の抗議活動を報じる、幸福の科学の御用メディア産経新聞
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藤井氏は、2014年1月、フランスで開かれた「アングレーム国際漫画祭」で「従軍慰安婦の強制連行はなかった」と主張するマンガの出展を予定し、政治宣伝であることを理由に出典中止に追い込まれる騒ぎを起こした「論破プロジェクト」の代表者。論破プロジェクトは幸福実現党が立ち上げたプロジェクトで、藤井氏は同党の母体である幸福の科学の信者。
参考記事:
仏・国際漫画祭で出展中止の"日本側団体"は幸福の科学がらみ
"論破プロジェクト"代表者、やっぱり幸福の科学信者だった
現在、藤井氏は、幸福実現党とともに論破プロジェクトの後援団体だった「慰安婦の真実国民運動」(加瀬英明代表)の幹事を名乗って活動。今月6日の台湾訪問も「慰安婦の真実国民運動」の活動として、藤井氏本人が産経新聞社のZAKZAK(夕刊フジ)で報告している。
もともと幸福の科学自身が、従軍慰安婦の強制連行はなかったと主張し、韓国などを批判する活動を展開。藤井氏の活動も教団機関誌「ザ・リバティ」や同ウェブサイト上でリポートするなど、藤井氏の活動は幸福の科学の主張や活動と密接に関連している。
■ストレッチしていただけ?
藤井氏は今回の慰安婦像キック問題について、「慰安婦の真実国民運動」のFacebookページ上に9月10日付け声明文を発表(すでに削除)。藤井氏は声明で「慰安婦像を蹴ってはいない」、「ストレッチをしていた」とし、慰安婦像キック問題にかんする現地報道やネット情報を「フェイクニュース」と非難。「慰安婦の真実国民運動」は、出回っている画像は加工されたものだと主張している。
しかし問題とされる画像は、2つの監視カメラの映像等をもとにしたものとみられ、画像だけではなく映像としても公開されている。
2つのうち「正面版」の方の映像を見ると、藤井氏は一眼レフを構えた人物の方を向きながら、慰安婦像に足を振り上げている。実際に蹴りが当たったかどうかは不明だ。しかし写真もしくは動画を撮影するための意図的な行為であり、いずれにせよ侮辱的なパフォーマンスであることに違いはない。
キック藤井 |
■本日、幸福の科学総合本部前でストレッチデモ
この問題を受け、やや日刊カルト新聞社は菅野完事務所と共同で、本日午後3時30分から東京・五反田にある幸福の科学総合本部(品川区東五反田1-2−38)前で、「エル・カンターレ像の前でストレッチするデモ」を行うとし、本日未明にTwitter上で発表した。
エル・カンターレ像 |
藤倉被告のコメント:
「慰安婦をめぐる歴史論争は、正直よくわかんない。しかし慰安婦像を設置する側にだってそれなりの思いがあるだろうに、言論ではなく侮蔑行為によって対抗することは許しがたい。ましてや藤井氏の活動は幸福の科学と深く関わっている。日頃私は政治やイデオロギーがからむ問題を敬遠しがちだが、今回のデモのためにエル・カンターレ像を提供することは、幸福の科学を取材する者としての責務だと感じている。藤井氏や幸福の科学には、自分が大切にしているシンボルを侮辱された人たちの気持ちを少しでも想像できるようになってもらいたい」
参考文献:藤井氏の活動と幸福の科学の関係については、下記の書籍の第20章「幸福の科学=幸福実現党――その右傾化、保守運動との齟齬」(藤倉善郎=ジャーナリスト)でも触れられている。
2 コメント:
藤井氏は見限られたんでしょうか?
「「慰安婦の真実国民運動」と幸福の科学は一切無関係です」
https://happy-science.jp/info/2018/39203/
早速、「トカゲの尻尾」にされましたね。
テレンスリー(今井、一木)と同じパターン。
トクマも干されてそれっきり。
雲母も現在、行方不明。
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